Electronics

2015.09.08

かわいい24連発輪ゴム自動砲塔

これは打ち合いゲームのPortalにピッタリといった感じ。コマンドに従って輪ゴムを撃ち出す砲塔だ。開発者はKevin Thomas。ほとんどのパーツが3Dプリントでできている。頭脳はArduinoだ。自分でも作ってみたいという方のために、ThomasのThingiverseページでファイルが公開されている。円筒状の砲身に引っ掛けた輪ゴムが飛び出すというじつに簡単な構造だが、短い時間に24発を連射できる能力がある。

この動きを見てほしい。

Fabrication

2015.09.04

赤ちゃんレイア姫のためのスピーダーバイク

『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの逆襲』に、ルーク・スカイウォーカーとレイア姫が帝国軍のスカウトトルーパーから逃れる有名なシーンがある。74-Zスピーダーバイクに乗ってエンドアの森の中を疾走し、2人を追う敵兵が巨木に衝突して爆発する。

あの名シーンに敬意を払い、オーストラリアのMakerパパ、Tez Gelmirは、娘の最初の誕生日にスピーダーバイクを作ることにした。素晴らしいお父さんだ。誇り高きナード父さんなら誰でも、自分の若きパダワンのために、銀河の平和を守るための装備を揃えてやろうと考えるのは当然だ。

Fabrication

2015.09.01

ダウンロードした蝶ナットの3Dデータをプリントして砂型鋳造する

McMaster-Carrのオンラインカタログに載っているデザインファイルからパーツを3Dプリントする方法という我々の記事に応えて、読者のFrankie Floodは、3Dプリントしたパーツを砂型鋳造する方法を記した彼のブログ記事を教えてくれた。これは、3Dプリントしたパーツの鋳造の様子を初めて記録した記事だ。ほとんど写真で構成されているのだけど、解説も少し載っている。

McMaster-Carrは素晴らしい。親切にも、扱っている製品のCADファイルを公開しているのだ。

Crafts

2015.08.26

人形好きじゃなくても楽しめるこけし作りのビデオ

岡崎靖男は、驚きの技を持つ鳴子こけしの職人だ。こけし人形に関する詳しい説明は、Collectors Weekly(英語)にある。「こけしはもともと日本の東北地方で、文化ー文政時代(1804-29)に生まれた」とある。第二次世界大戦以来、こけしはとくにアメリカ人観光客に好まれるようになり、ほとんどが観光みやげ用に作られるようになった。そのユニークさについて、Collectors Weeklyはこう解説している。

「こけし人形の特長は手足がないこと、そして、明るい花柄や幾何学模様が描かれていることだ。

Science

2015.08.24

NASAがキュリオシティの3Dプリント用ファイルを公開

キュリオシティは大人気の火星探査ロボットだ。あの勇敢なロボットに我々が首ったけであることを知ったNASAは、とっても楽しいものを用意してくれた。3Dプリントできるキュリオシティのファイルが公開されたのだ。

NASA が一般公開している3Dプリントファイルは、どんどん質が高くなっている。キュリオシティには、シンプルバージョンと精密バージョンがあり、簡単に作りたい人にも、本格的に取り組みたい人にも合わせている。すべてのモデルにはベッドに接着するためのタブが付いている。

Fabrication

2015.08.21

すごーく便利なノートハック

このノートハックを見たときは興奮した。日本からのInstagramらしい。私もたくさんノートに書き込むし、仕事のアイデアやプロジェクトや地元の情報(旅行、食べ物、ショッピングなど)を日記に書いているけど、複数のノートやMaker’s Notebooksからひとつの項目を探し出すのは大変な手間。この問題を解決してくれる唯一の方法は、時間をかけてすべての索引を作ることだ。

だが、この方法を使えば、とっても簡単に巻末に(巻頭でもかまわない)に索引が作れる。そのやり方をお見せしよう。

Fabrication

2015.07.29

開催直前! MFT2015エリア紹介[4]─ FAB(デジタルファブリケーション)

3Dプリンターやレーザーカッターなど、個人でも手が届くデジタルファブリケーションツールが登場してから数年、表面的なブームは落ち着きましたが、これらはMakerにとって欠かすことにできないツールとして定着しています。よく見る出力サンプルを超えて、デジタルファブリケーションツールを使いこなした多種多様な作品を見ることができるのも、Maker Faire Tokyoの特徴です。

羽ばたき飛行機製作工房|オリジナルデザインの羽ばたき飛行機
生き物のように羽ばたいて空を飛ぶ小型の飛行体が会場内を舞う! mbedなど旬のプラットフォームを活用した電子制御の高度化にもチャレンジ。

Electronics

2015.07.10

ソニーがEC兼クラウドファンディングサイト、First Flightを開始、MESHなど社内スタートアップによる製品が入手可能

First Flightの会見会場となったソニーの社内向けMakerスペース「SAP Creative Lounge」

ソニーは、2014年にスタートした新規事業創出プログラムの一環として、独自のクラウドファンディングとEコマースのサービス「First Flight」を7月1日から開始した。同月3日に記者会見が開かれ、First Flightの概要と、そのベースとなる新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program(以下、SAP)」の現時点での成果、そこから生まれたプロダクトの紹介が行われた。

Electronics

2015.07.08

Solidカンファレンスから:次なるハードウェアは生物?

O’Reilly Mediaが主催するSolidカンファレンスが、今年もサンフランシスコで開かれた。年に1回開かれる催しで、「ハードウェア、ソフトウェア、モノのインターネット」を題材にしている。それは目からウロコの、情報価値が高い、ときとして論争を呼ぶものでもある。今年の内容をいくつか紹介しよう。

MIT Media Lab所長の伊藤穣一が語る、合成生物学に入れ込む理由

合成生物学

伊藤穣一 MIT Media Lab所長は、遺伝子をコーディングしてバクテリアにプリントすることがすでに可能だと話した。

Fabrication

2015.07.07

3Dプリンティングロボットで橋をかける計画

スケールモデルを3DプリントするABBロボットアーム

3Dプリンターがどんどん身近になり、積層造形法がものの作り方を変え、新しいアイデアや応用法が次々と考え出されている。おもちゃや携帯ケースのプリントも楽しいが、それらは世界を変えるほどのものではない。アムステルダムのNetherlands MX3Dというチームは、橋をプリントすることで世界を変えようとしている。

MX3Dは、ABBロボットアームでMIG溶接アームを操り、溶けた鉄を重ねていく工法を完成させた。