Electronics

2011.12.19

世界最大のテスラコイル建造計画

世界最大のテスラコイル(the 30,000-watt Electrum)を作った男が、再び人工雷に向けて動き出した。Greg Leyhとその仲間で作るLightning On Demand(LOD)は、新プロジェクト、The Lightning Foundryを立ち上げたのだ。これは、通常は雷でしか起こりえない超長時間の放電現象を再現しようというもの。
「雷は、どういうわけか実験室で再現するときのわずか1/5の電界強度で巨大な放電を行っているのです」とLeyh。

Science

2011.12.15

光るニュートンクレードル

Instructablesのユーザ、Random_Canadianの洒落たアイデアだ。彼は、前に紹介したミニ金属旋盤と自家製プラスティック・エクトルーダの作者だ。
彼が手をつけたのは、5つのガラスの玉を使ったあの懐かしの物理おもちゃだ。それぞれにLEDを接着して、リード線を使って吊している。LEDは先端を平らに削り、ガラス玉の一部も平らに削って、そこに瞬間接着剤で接着した。

Science

2011.11.26

MTM07 – 超小型飛行体研究所

飛びぽよ

探査機はやぶさ、透けた飛行機、ほうきに乗った魔女、羽ばたき機、サメ、イルカ、マンタ、超小型飛行機、飛ばしたい気持ちががあればなんでも ”ぽよぽよ” 飛ぶことをお見せします。またそういった飛行体がどんな部品や材料でどうやって作られているかを展示説明します。

Electronics

2011.11.21

スクラッチビルドのRGBレーザプロジェクター

Karol Łuszczはポーランドのグダニスク工科大学で電子工学を学んでいるが、彼は間違いなく大物になる。このベクターグラフィック・レーザプロジェクターは、彼の3回目のプロトタイプ。周波数650nm、532nm、405nm の3色のレーザモジュールを搭載している(だから厳密にはRGV)。部品の多くは、DVDレコーダやプリンタや「ディスコボール」などからのサルベージ品。
光学系の駆動部分と工学スキャナを動かすエレクトロニクスは自作。3mm厚のアルミ板の上に組み立てられ、側面に投影用の穴を開けたアルミ製ブリーフケースに収められている。

Science

2011.11.15

電動マルチコプターの初有人フライト

世界初の電動マルチコプターが人を乗せて飛行したというニュースが広く知れ渡った。そのe-voloの開発者がドイツ人のThomas Senkel、Stephan Wolf、Alexander Zoselの3人。4つのグループに分けられた16基のロータを、それぞれ独立したモータで回転させている。人類初の有人飛行の時間は1分30秒だったそうだ。

Electronics

2011.11.01

導電性インクで回路を描く

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の素材研究室は、非常に導電性の高い銀のインクを開発した。このビデオでは、Jennifer Lewis教授率いる研究チームのひとりで大学院生のAnalisa Russoが、この驚くべきインクの使い方を見せてくれる。ホビーエレクトロニクス全般から、もっと高度なハードウェア製作まで利用できそうだ。

Science

2011.10.28

浮かぶピンポン玉のオーケストラ

説明によれば、これは「電子機器」で、「音量に従って浮上するボールで構成されるオーケストラ」ということだけど、ロンドンのデザイングループ、Poietic Studioが製作したこの Floating Orchestra(浮かぶオーケストラ)は、そのとおりのクールさだ。でも、上のビデオのような、ベニー・グッドマン・オーケストラのビッグで迫力のあるブラスサウンドがあの装置から出ているとは思えない。本当の音を聞いてみたい。

Science

2011.10.24

祝12万1000フィート – アマチュアロケットの快挙

9月30日、Derek DevilleのQu8k(クエイク)ロケットが、ネバダ州ブラックロック砂漠から打ち上げられ、121000フィート(約36300m)まで上昇した。ロケットは安全に地表に戻り、すべてが回収された(着地点は打ち上げ地点から約5kmのあたりだった)。上のビデオは17分に及ぶ打ち上げの様子を記録したもの。これには驚くべきものがたくさん映っている。ロケットの組み立て時の静止画もあり、地上と2台のロケット搭載カメラの両方で撮影した打ち上げと飛行のビデオもある。

Electronics

2011.10.18

Pico Projector + Light Fixture + Free Code = デスクトップ地球ディスプレイ

ときどき、前に見たことがあるという感じを受けるものがある。そういうものは、若いころに、ある特別なアイデアやシステムや発明やアートに出会って触発されたときのような感覚は与えてくれない。いずれは忘れてしまうのだが、そう感じたときは、なんとうか、正直言って気分が滅入る。だからこそ、世界的にぶっとんだ人、Nirav Patelが、いつもより個人的に、素晴らしいものを作って公開してくれたことに感謝しなければいけない。
彼はこれをScience on a Snow Globe(スノーグローブの中の科学)と呼んでいる。