Science

2012.08.23

Singapore Mini Maker Faire 2012レポート

Dangerous PrototypesのIanがシンガポールのMini Maker Faire 2012を訪れ、ハイライトをビデオにまとめてくれた。シンガポールのMini Maker Faireには、忘れられないプロジェクトが山ほど展示されていた。即興で組み上げられた楽器、PCでコントロールするおもちゃ、ツイッターでコントロールする飛行船、バナナピアノ、DIY水フィルタ、パチンコがコントローラになったアングリーバードもどきなどなど。
Science Center Singaporeの所長のMaker Faireにかける思い。

Science

2012.07.31

2重反転プロペラで浮揚する球形ラジコン機

上を向いた1組の2重反転プロペラだけで飛行するラジコン機。丸い形は「プロペラのガードと尾翼の保護から行き着いた形状」とのこと。飛んでいる様を見ていると、とても合理的な形状とメカニズムのように思えました。球形の「底」に当たる部分が、舵になっていて、それで推力方向を変更しているようです。操縦はプロポ。姿勢制御用のジャイロとマイコンも搭載。制作費はプロポ込みで約5万円だそうです。

Electronics

2012.07.30

15歳のMakerが膵臓癌のテストを天文学的に改善

メリーランドに住む若きMaker、Jack Andrakaはまだ運転免許すら取れない年齢だが、膵臓癌の検査を、現行の方法よりも90%正確で、400倍の感度で、経費は26000分の1という新しい検査方法を開発した。Andrakaは膵臓癌に興味を持ち、早期発見が大変に難しいことを知った。彼は「よき友人」のGoogleであれこれ情報を検索し、研究を開始した。お察しの通り、そんな彼だが学校の授業よりもカーボンナノチューブの資料を読むのに忙しくて、科学の成績は芳しくないのだ。

Science

2012.07.18

Grow It Yourself – 生きた構造物を3Dプリントする

バイオアーティストの先駆け、Oron Cattsは、Grow It Yourself – The Semi Living World(半生物の世界)と題した二部構成のワークショップを、今月末、ブルックリンのGenspaceで開催する。参加したいが費用が高すぎて無理という人は、7月25日水曜日に行われる彼の講演がお勧め。こちらは参加無料だ。今日、3Dプリンタを使えば、プラスティックなどの非生物の素材から自由に物が作れるようになりました。では、3Dバイオプリンタを使って生きた物 – 臓器や皮膚など – がプリントできたらどうでしょう。

Crafts

2012.07.11

子供工作教室の5つの心得

英語版編集者より:Make別冊「Make: School’s Out Summer Fun Guide」(夏休みお楽しみガイド)には、戦闘、クラフト、いたずら、飛行、アウトドア、雨の日、音楽、電子、怪しい科学などといった、誰にでも楽しめて勉強になるバラエティーに飛んだ夏休みの工作が詰め込まれています。また、刺激的な若きMakerの紹介や、ここに抜粋した6人の教育者による楽しい物作りのための心得トップ5など、知っておくとタメになる知識も満載です。
放課後に子供たちが手を使う実践学習の場やグループを組織する親たちが増えている。

Science

2012.07.02

ArduSat – 自家製人工衛星の時代はもうすぐそこ

子供のころ、私はいつも星空を見上げて、どうやったら宇宙に行けるのかを考えていた。私が生きているうちに実現してほしいものだが、今は、自家製人工衛星で我慢しよう。「すべての人に安価な宇宙探査を提供する!」という目標を掲げたNanosatisfiは、ArduSatを完成させてその実現に一歩近づいた。ArduSatはArduinoを頭脳に持つ一辺10cm、重さ1kgの立方体の衛星だ。わかりやすく言えば、食パン1斤を半分にした程度の大きさ。

Fabrication

2012.06.25

3Dプリントで作るMaker用おままごとセット


イリノイ州アーリントンハイツのChris Kruegerは、Maker Playsetを投稿してくれた。以前、Maker Playsetのことをお知らせしたと思いますが、ついに完成しました。子供たちは恐竜や飛行機で遊ぶのもよいですが、作業台や3Dプリンタで遊んでもいいでしょう! これは私の作業場のミニチュアです。バービーの夢の家にはなくてはならない設備です。これでMakeごっこをしましょう。
彼のブログより:私はずいぶん前からKacie Hultgrenに魅せられてきました。

Science

2012.06.07

宇宙でハンダ付け

2004年7月、宇宙飛行士のMike Finckeは国際宇宙ステーションでハンダを溶かす実験を行った。無重力でのハンダのヤニの挙動が面白い。熱したハンダは、溶けた球状の塊となり、その外側にヤニがしっかりとへばり付いた。ハンダが溶けるのは驚かないが、ヤニの動きには驚いた。温度が上がるにつれて、溶けたヤニがぐるぐると回転を始め、遊園地の乗り物のようにどんどん速くなっていった。

Science

2012.05.25

3DプリンタをCTスキャンの解析や宇宙教育に応用しよう

ブラウン大学で生態系および進化生物学部の助教授を務めている神経科学者のSeth Horowitzは、同時にMakerであり、熱烈的な3Dプリンタ愛好家だ。彼は、新しい研究方法も含む、3Dプリンタの活用法に関するレポートをたくさん発表している。
3年前、私は興味深い問題に突き当たった。ある実験の目的で、生きたコウモリの体を苦痛を与えずに拘束し、かつ噛みついたり頭を動かしたりできないようにする器具が必要になったのだ。過去には、アクリル板で複雑な装置を作れる技術者たちと檻のような装置を開発した。

Electronics

2012.05.14

How To:自家製エレクトロニクスを機内持ち込みするために

これまでMAKEでも、Secret Knock Gumball MachineやTacit Ultrasonic Bat Gloveなどの記事を書いているSteve Hoefer は、TAS(米国運輸保安局)と揉めることなく、自作の電子装置を飛行機の機内に持ち込む方法についてブログで語っている。隠すのではなく、よく説明することだ。TSAの職員は、我々の荷物を調べるときに、そこを見ている。
わかりやすいラベルを貼って整理し、TSA職員に見せるための簡潔な書簡を添え、連絡先を明記する(ボックスごとに名刺を入れるなど)。