Electronics

2011.07.15

DNAもDIYの時代に:OpenPCR出荷開始

待ちに待ったOpenPCRキットの出荷が始まりました! UPS が第一弾を集荷して、OpenPCRは5つの大陸の13の国々に向けて旅立っていきました。512ドルのOpenPCRキットには、すべての部品とツールときれいな解説書が入っています。組み立てに必要なのはドライバーのセットだけです。
PCRは、基本的にはDNAのコピー機です。寿司屋にまつわる噂を検証したり、HIVやH1N1などの病気を診断したり、自分のゲノムを調べたりといったDNAを扱う作業に使用します。PCR法を発明した人間は、1993年にノーベル賞を受賞しています。

Science

2011.07.13

ラジコンで空を飛ぶスーパーヒーロー

オレゴン州ポートランドに住むGreg Tanousは、すべての子供たちを喜ばせようと、ラジコンで空を飛ぶスーパーヒーローを作った。この自由な発想に免じて、ビデオのマニアックなBGMは許してやろう(老婆心ながら言っておきたかった)。Gregはこの飛行機を含めた数々の設計図やキットを販売している。

Crafts

2011.07.10

新刊『Made by Hand』

[Make: Japan Books]の新刊『Made by Hand ── ポンコツDIYで自分を取り戻す』が6月25日に出版されます(この告知は7月上旬まで一番上に表示します)。
「Makerムーブメント」を主導する雑誌「Make」の編集長、ブロガーとして知られる著者による、ビットの世界からアトムの世界への旅の記録。野菜作り、エスプレッソマシンの改造、シガーボックスギター作り、鶏小屋作りと養鶏など、さまざまなDIY体験を通じて、個人が物を作ることの意味を考える一冊です。

Science

2011.06.30

模型グライダーの滞空時間世界記録

Make読者のGeorge LIemは、Stan Buddenbohmが1分52秒というグライダーの滞空時間記録を達成したときの映像を送ってくれた。このグライダーマニアたちの映像は、National Free Flight Societyのサイトでたくさん見られる。[Video Link]
– Mark Frauenfelder
訳者から:フリーフライトの記録だ。あのデブちんのおっさんが投げて世界記録とは……。

Fabrication

2011.06.22

ホント? でもスゴイ – ホバーバイク

ホントでもなんでも、これを作ったのはオーストラリアに住む Chris Malloy。見るからに危険な感じ。地上で空気の流れをテストしている短いムービーはあったけど、実際の飛んでいる証拠を示すものは、私が知る限りでは上のような静止画しかない。もっともらしいデータは公開されているけど。ともかく、見守っていこう。[Wired.comより]
– Sean Michael Ragan
訳者から:先にラジコンとか作って実証実験してみれば? って感じだよね。いきなり乗るのは、ちと怖い。

Science

2011.06.21

レゴ製(架空の)太陽系儀

Makeブログの常連投稿者、Guy Himberは、インターネットのレゴコンテストの出典作品として太陽系儀 を作った。これはすごい。映画「ダーククリスタル」で巨大で幻想的な太陽系儀を見てから、そんなものを作りたいと思ってきました。それは私の「作りたい物リスト」にずっと書かれていたのですが、Iron Builder Competitionこそが、それを作るチャンスだと考えたのです。
私は、見た目に動的な印象を与えるために、太陽をあえて中心からずらしました。

Electronics

2011.06.20

宇宙ステーションが頭の上を通過すると光るISS Lamp

Nathan BergeyのISSランプは、国際宇宙ステーションが頭の上を通過するときに光って教えてくれる。人類が地球軌道上で成し遂げた偉業を思い出させてくれるランプだ。国際宇宙ステーション (ISS)は、現代テクノロジーと人類の驚異であります。しかし残念ながら、私たちはその存在を忘れがちです。このランプは、宇宙ステーションが上空を通過すると、机の上で光って教えてくれます。水平線から10度の角度の範囲内にいる間中、光っています。

Electronics

2011.06.17

レーザビームの先には国際宇宙ステーション

レーザで国際宇宙ステーション(ISS)の位置をリアルタイムトラッキングする装置です。夜空に伸びていくレーザの先にISSがあるわけです。どうやってISSの位置を割り出しているのでしょう? 作者の久川真吾さんによる開発の過程は動画(飛行石を作ってみた)を見るとわかるのですが、かなり壮大な仕組みになってます。おおざっぱにデータの流れを説明すると、北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)→Amazon Web Services→Androidスマートフォン→Arduino→レーザ制御回路となってます。

Science

2011.06.09

DIYギガピクセル顕微鏡写真

Explorable Microscopyは、科学標本の保存、法医学、研究などに応用できる超高解像度顕微鏡パノラマのハードとソフトの規格を作るというカーネギーメロン大学によるオープンソース・プロジェクトだ。
この鳥の羽根の写真の場合、私たちは約20時間をかけて8000枚の写真を撮影しました。しかし、この装置は自動的に処理してくれるため、その20時間の間、私たちはメモリとバッテリの確認をときどきしてやるだけで済みました。その後は、6~8時間の労働、18時間のレンダリング、8時間のポストプロセスという処理が続きました。