Science

2010.02.08

オープンソースハードウェア — WIRED特集記事 「次世代工業革命、アトムが次なるビットだ」

Chris Andersonががんばっている。WIREDの記事、In the Next Industrial Revolution, Atoms Are the New Bitsだ。やったね、みんな! オープンソースで自家製でDIYな製品作りが、WIREDの特集記事にまでなった!ガレージルネッサンスは、ガレージの外に漏れだして、Maker Faireや “ハッカースペース” の盛り上がりなどの現象を引き起こしている。

Science

2010.02.05

感動の模型ジェット戦闘機プロジェクト

80ページ以上にもおよぶドキュメント。ドイツ人Makerのジェット戦闘機模型製作の非常に細かい記録だ。ジェットエンジンも入ってる。ドキュメントの文章はドイツ語だけど、写真を見るだけでもう十分。
Su27 Project
– Gareth Branwyn
訳者から:そこまでやるかー! ものすごい感動。このサイトのビデオのリンクは切れてるみたいだけど、YouTubeでHarald Hufと検索すれば飛行中のビデオがたくさん出てくる。

Science

2010.01.21

Arduino搭載UFOのテストフライト

satvtolさんの最新作はコントローラにArduinoを使った飛行ロボット。
姿勢の制御用にSparkfunのIDG500ジャイロ(ロール/ピッチの2軸検出)、ヨー軸検出には手元にあったFutaba製RCヘリ用ジャイロ内部のジャイロ本体部分を使用しています。また静止モードでの機体の傾き(水平)を検出するためにLilyPad加速度センサADXL330(3軸)を使用しています。センサの信号は直接Arduinoのアナログ入力に入れています。

Science

2010.01.20

核融合炉の検査に活躍するオモチャの汽車

プリンストン大学のNational Spherical Torus Experimentは、冬休みの間、改良のために閉鎖される。科学者や技術者たちにとっては、中性子センサーの調整ができるチャンスだ。そこで今、活躍しているのが、装置内に円形に敷かれたレールの上を、中性子を放出するカリフォリニウム252を載せて走るオモチャの汽車だ。The New York Timesの解説:これまで、調整には固定された中性子源が使われてきたが、中性子がどのように跳ね返るかを完全に把握することができなかった。

Electronics

2010.01.12

制作費300ドルのすごいSF ムービー

巨大ロボットの侵攻を描いた5分間のSF映画だ。監督のFede Alvarezは、巨大ロボットが「私の小さな街を破壊しに来る。ここを、もっと大きくて重要な街であるかのように見せようとしているようだ … :-)」 制作について、彼は次のように話している。実写シーンの撮影費用は300米ドルだった。それから、90の視覚効果シーンを完成させるのに、1年ほどかかった(途切れ途切れだけど)。ソフトは、Premiere、After Effects、Photoshop、3dMax、Boujou、Glu3d、FumeFxを使用した。

Crafts

2010.01.08

スペースシャトルのペーパースケールモデル

我々の仲間のRachel Hobsonは、AXM Paper Space Scale Modelsでものすごいペーパークラフトを発見した。無料でダウンロードできる。[CRAFTより]
– Sean Michael Ragan
訳者から:エクアドル人の宇宙船マニアのペーパークラフト作家、Alfonso X. Moreno(だからAXM)さんが個人でやっているサイトだ。

Science

2010.01.06

158個のレンズを持つカメラ

名古屋工業大学の石野洋二郎教授が開発したこの巨大なカメラは、製作に6カ月を要した。世界でいちばんレンズの多いカメラとしてギネスブックにも認定されるそうだ。大きさは、高さ約7.6センチ、幅約47センチ。できるだけ多くの角度から、できるだけ多くの画像を同時に撮影する研究の一環として作られた。 [Neatorama より]
日本語版編集部から:詳しい情報はこちら(プレスリリースPDFへのリンク)。

Electronics

2010.01.05

LED信号は雪を融かさない

ちょっと気になるMSNBCの記事があった。省電力型のLED信号機が交通事故を誘発しているという。電球型の信号機と違って熱を出さないため、付着した雪が解けず、信号の灯りが見えなくなってしまうというのだ。LED信号機は誰もがすばらしいものと考えているが、これは、デザインは常に問題を意識して行うべしという教訓になるね。 [ありがとう、Ron!]
– Sean Michael Ragan
訳者から:北海道警察は、雪を解かさないからとLED信号機の導入をしない方針だったそうだ。

Science

2009.12.28

バクテリアを調教して歯車を回させる技術

アルゴンヌ国立研究所とノースウエスタン大学は、バクテリアに歯車を回させる方法を編み出した。この歯車はものすごく小さいが、バクテリアはもっと小さい。だから、おそらく何百という数のバクテリアがみんなで歯車を押しているんだろうね。これを使って論理ゲートを組む方法を、誰か考えてくれないかな。バクテリア式コンピューターが欲しいなぁ。 [boingboingより]
– Matt Mets
訳者から:バクテリアの “調教” 技術は、ハイブリッド・バイオメカニカル・システムの開発に必要なんだそうだ。

Fabrication

2009.12.24

オープンソースハードウェア2009 – 2009年版オープンソースハードウェアプロジェクト徹底ガイド

今年もやってまいりました、2009年版オープンソースハードウェア徹底ガイドです。ところで、オープンソースハードウェアとは何でしょう? これは、作者が、すべてのソースコード、回路図、ファームウェア、ソフトウェア、材料リスト、電子部品リスト、設計図、プリント基板ファイルなど、そのハードウェアをそっくりそのまま作れる情報を公開しようと決意したプロジェクトのことです。また、その利用法には、商用を含めて制限がありません。Linuxのようなオープンソースソフトウェアに似ていますが、これはハードウェアを主体とするものです。