Science

2010.03.15

物作りがなぜ大切か

AnnMarie Thomasは、今年の TEDで「Why Making Matters」(なぜ物作りが大切か)というテーマで短い講演を行った。彼女はその話の続きをブログに書いている。
世界にインパクトを与える最良の方法は、できるだけ多くの子供たちや若者たちに必要な工具を与えて世界を変えさせることだと、私は本気で信じています。私はそのクエストの途中で、私が敬愛する技師や発明家の伝記をたくさん読み、そこに明かな共通点を見つけました。
・Paul MacCreadyは、私のヒーローです。

Science

2010.03.12

137年分の「Popular Science」を無料で公開

新しいPopSci.com のアーカイブ検索ページより。私たちは、Googleと共同で、137年間分のアーカイブを無料で閲覧できるようにしました。どの号も、発売された当時そのままです。当時の広告もそのまま入っています。これは、時代ごとに移り変わりる、私たちの未来への憧れと、私たちの生活を改善する科学技術の驚くべき可能性をカプセルに閉じ込めた感動の資料です。みなさんも、私たち同様、存分にお楽しみください。

Science

2010.03.11

Project Noah: 生命体と生息域のネットワーク

Project Noah(プロジェクトノア)は、自然を愛する人々が家の周りの生物を観察して記録できるフリーのモバイルアプリケーションだ。各地の市民科学者の力を結集できるよう、共通の技術プラットフォームを提供している。Noahは、Networked organisms and habitatsの頭字語だ。
現在、iTunesのiPhoneアプリ [iTunes link]で世界中で手に入る。Project Noahが目指すのは、世界の生物を記録するための共通モバイルプラットフォームになることだ。

Science

2010.03.09

液体金属の回転で時計を表現

石郷岡さんの磁性流体を使った時計の実験。目を奪われる動きです。
この装置は磁性流体のスパイク現象を利用した時計です。
時間を正確に計るというよりは、現象によって時間の経過を楽しむ目的になります。
磁性流体をポンプで流し、裏の磁石でスパイク現象を形成していくといった仕組みです。
このスパイクの動きはポンプの勢いによるものです。
1つ目のスパイクの量が飽和すると磁性流体がしたたり、2つ目のスパイクが形成されていきます。
動画の装置は、スパイク形成の(約45秒×2個=)約1分半を計る事が出来ます。

Science

2010.03.03

音もスゴイがいろんな意味で仰天の酸素ランス

YouTubeユーザー、OliKillsのビデオだ。2人の男性が酸素ランスを使っている。コンクリートの塊も焼き切ることができる道具だ。20秒ほどのビデオだが、最後のほうには溶けたコンクリートの白い蒸気が巻き上がり、歩道に”溶岩”が流れ出る様子がうかがえる。
Mythbusters(怪しい伝説)で見た人もいるかも。
……「スコア」「The Thief」「バンクジョブ」などの泥棒映画で見たという人もいるだろう。

Science

2010.03.01

クローラータウン — レゴの動く街

Dave DeGobbiが作ったこの「エコパンク」な動く街ほどユニークなレゴ作品を見たことがない。写真をクリックすると大きな写真が見られます。「クローラータウン」は、石炭の使いすぎにより急激な気候変動を引き起こして壊滅したスティームパンク世界の後、荒廃した土地を彷徨い歩く動く街だ。これまでいろいろな街がある中で、クローラータウンはAero 500水素燃料電池エアーレースが開かれることで人気が高い。多くの人たちが荒野を渡ってクローラータウンへやって来る。

Science

2010.02.26

「空フェス」開催

3/6(土)に秋葉原の3331 Arts Chiyodaにて、ニコニコ技術部 作ってみた祭との連動企画「空フェス!」が開催されます。当日は、Make: Tokyo Meeting 04でもワークショップが開催された羽ばたき飛行機の市販キット版を参加者全員で組み立てて飛ばしたり、野尻抱介さん、鈴木順さん(TBSアナウンサー)、八谷和彦さんのトークセッションも行われるとのこと。他にも現在、ニコニコ動画で開催中の「作ってみた祭」参加作品の展示、ライトニングトークなども行われる盛り沢山なイベントです。

Crafts

2010.02.24

発光スペクトルマフラー

Makeのスタッフで比類無き才能を誇るBecky Sternが美しいマフラーを作って販売している。いろいろな元素の発光スペクトルを模様にしてくれる。上の写真は、シリコン元素のもの(モデルはこれまた比類なきAdaFruitのLimor Friedだ)。もちろん、好きな元素のスペクトルで作ってもらえる。元素のスペクトルはオレゴン大学が提供してるこのすごく便利なJavaアプレットを使って確認できる。ミニマリストは水素やヘリウムがいいかもね。鉄やチタンだとかなり虹っぽくなるけど、ボクの場合はご予算的に厳しくなる。

Science

2010.02.19

2万メートル上がったNoisebridgeの気球

サンフランシスコのハッカースペース、Noisebridgeは、大気圏上層部まで気球をあげて、たくさんの美しい写真を撮影した。ぐるぐる回るビデオもあるよ。1週間前、宇宙のそばまで気球を上げるという宣言した時点では、私たちは材料すら買っていませんでした。まして何も作っていなかったので、狂気とまでは言えないまでも、無謀なことでした。しかし、その結果は驚くべきものでした。
設計は簡単なものでした。

Science

2010.02.10

2000ドルの自家製飛行機

ボクがまだ12歳でダラスに住んでいたころ、ある日、ボクは父に車に乗せられてラブフィールドに住む大叔父のTroyのところへ行った。彼は当時、アメリカ中を旅して、トロイと名のつくすべての街を、自分で作った軽飛行機で巡っていた。ボクはそのベニヤ張りの飛行機を内側から見て、匂いも覚えている。Troyはボクたちに “オートパイロット” 装置を披露してくれた。それは操縦桿に3本のロープを引っ掛けて、食事をとる間、飛行機が水平を保つようにした仕掛けだった。Troyはすべてのトロイを巡り終えると、アラスカの自宅に帰っていった。