Science

2008.07.04

中国の農村で自家製飛行機が飛んだ

Kottkeによると、これは中国のある農村の人が作った”Shanzhai huaxiangji”という自家製飛行機のようだ。その正体はどうにも見極められない。ウソ映像ってことも考えられるんだけど、その名前にはちょっと気になる点がある。詳しくは、この記事で解説されている。”Shanzhai”(山寨)とは自家製または偽造という意味があるらしく、山寨プロジェクトはそれこそ山のようにあるらしい。これがもしウソ映像だったら、”山寨山寨”だ。
訳者から:「この記事」のリンク先は中国の英語サイト、IfGoGo.com。

Fabrication

2008.07.01

人力飛行船を作るには

人力飛行船がイギリス海峡の横断に成功した。このニュースに触発された人も多いんじゃないかな。わかる気がする。Trumannより – この人力飛行船の作り方がわかれば、ぜひ作ってみたい。この記事は人力飛行船で旅をするという内容だが、このアイデアに感動したボクは、どうしても自分で作りたくなった。でも、どこから手を付けてよいやら。なにせボクはMaker n00bだし。だれかいい案がある人がいたら、ぜひ協力してください! – Pedal-Powered Blimp Attempts to Cross English Channel(英語)
うーん、ボクなら正攻法でいくね。

Science

2008.07.01

Johnny Leeの新たなWiiリモコンハッキング

Johnny Leeのウェブサイトには、カーネギーメロン大学での、Wiiリモコンを利用したヒューマンコンピュータインタラクションに関する最新の研究について語られている(ビデオもあるよ)。上のビデオでは、Wiiリモコンのモーショントラッキング機能とIR LED(とプロジェクター)を使った柔軟にして折りたたみ可能なディスプレイのシミュレーションをデモしている。彼のサイトには、ケンブリッジ大学で考案された、Wiiリモコン2台を使って100ドル程度でできる、ステレオ三角測量による3Dモーションキャプチャーの方法も紹介されている。

Science

2008.06.30

爆発するガラス

科学の驚異と画像の美 – 累積圧力の危険性を科学的に見せたいなら、”ルパート王子の涙(Prince Rupert’s Drop)”に限る。冷たい水を張ったバケツの中に溶けたガラスを一滴垂らすと、17世紀のアマチュア科学者の名前にちなんだこのガラスの球は、圧力の塊となる。それはどんなに強く叩かれても平気だが、尻尾の先をちょっと切ると爆発する。この強烈なエネルギー放出の瞬間をビデオでどうぞ。

Science

2008.06.27

遠隔手術技術を使って1セント硬貨大の鶴を折る

遠隔手術技術を紹介するためのビデオだ。遠隔操作のロボットアームを使って、1セント硬貨サイズの鶴を折る。その精度の高さにはびっくりだ。だけど、たとえお医者さんが操作しているとわかっていても、ロボットアームに腸をいじくられるのって、普通の人間は抵抗あるよね。
[via]
訳者から:これは金沢大学医学部石川紀彦教授の技。使っているマシンは da Vinci Surgical System です。

Science

2008.06.27

メントス+ダイエットコークが爆発する理由

ABC ニュースはメントス+ダイエットコーク爆発の理由についてこう解説している(Maker Faire の写真はSchody撮影) 。
CoffeyはNew Scientistにこう解説している。「水の分子は互いにくっつき合う性質があります。そのため、炭酸飲料の中に何かが入ると、水分子のネットワークが阻害され、そこが泡の発生源となります。それが、体積に対して表面積の多いざらざらしたキャンディーなら、より多くの泡が発生することになります」
表面張力の低下も、泡の急速な発生を促する。

Science

2008.06.26

霧箱の作り方

霧箱を見ていると飽きないですよね。宇宙と一体になれるまで見ていたい。自宅用霧箱が欲しいんですが、それはムリな相談でしょうか?
液体窒素が準備できれば、可能なようです。作り方はこちらの動画で紹介されています。アルファ線が見えるようです。

Kids

2008.06.23

Build: ヘロンの噴水を作ろう

今週は、電気を使わないものに挑戦しようと思う。でも、知らない人は電気を使っていると思うだろうね。というわけで、今回のお題は、身の回りの材料で作るヘロンの噴水だ。とっても簡単だし、子供と一緒に楽しむのには最適の工作だ。その前に、流体力学と永久機関について、こっそりおさらいしておくといいかも。
アレクサンドリアのヘロン(Heron)は、数学者にして発明家だった。ヘロンは蒸気エンジンやアイオロスの球や、その他の蒸気を利用した発明で知られている(Wikipediaより)。そこでボクも、ヘロンの発明品のひとつを再現してみようと考えた。

Science

2008.06.18

ロウソクの化学

citizien scientist最新号には、the chemical history of a candle(『ロウソクの化学』マイケル・ファラデー著)のすばらしい書評が掲載されている。mikeの記事より。
マイケル・ファラデーは、正式な教育をほとんど受けていないにも関わらず、偉大な科学者として歴史に名を残しています。彼はまた、電子工学の父とも呼ばれています。1860年から1861年にかけてのクリスマス休暇の間、ファラデーは英国王立協会において、少年聴講生たちを対象に6回にわたる講演を行っています。

Science

2008.06.18

デジタルタトゥーインターフェイス

彼女の携帯が鳴り、表示が消えた。彼女は腕の皮膚にある小さな点を軽く押すと、腕の上に2インチ×4インチの携帯電話のデジタルディスプレイ型のタトゥーが現れた。彼女は腕のタトゥーのボタンを押して電話に出た。話している間も、腕のタトゥーは携帯電話の画面と同じように動画を表示する。電話を切ると、タトゥーも消えた。
Jim MielkeがGreener Gadgets Design Competitionに出展したdigital tattoo(デジタルタトゥー)だ。こうした技術が実現されるのは時間の問題だね。