Electronics

2013.07.17

ATLAS – DARPAの人型ロボット

DARPA では、この数年間、いくつかの人型ロボット(前にも書いたけど)の開発を進めているが、以前と同様、Boston Dynamics と共同で、ATLAS ヒューマノイド を開発中だ。下のビデオを見てわかるとおり、これは弟分の Pet-Proto から長い道のりを経て作られたものだ。Pet-Proto と異なり、ATLAS は身長が188センチ、手首がモジュラー式の腕があり、人間に近い体型をしている。

40秒あたりからが面白い。

Fabrication

2013.07.16

新産業革命とはなんだ?

今や、コンピューターと製造技術の合体により引き起こされた革命のとき。これを「新産業革命」と呼ぶ人もいる。今までのところ、その立役者は、RepRapとその無数の派生品に代表される3Dプリンターだ。その分野には大きなエネルギーが渦巻いている。それは素晴らしいことだ。しかし、このムーブメントの周囲を、本当に必要があってやらなければならないことから離脱した、たくさんの誇張やインチキが取り巻いている。

デジタル製造は本物のムーブメントだ

3Dプリントは素晴らしいが、(下でも述べるが)それはソリューションのほんの一部に過ぎない。

Science

2013.07.12

八谷和彦さん個展「OpenSky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」は明日13日から

「OpenSky」は、メディアアーティスト・八谷和彦氏が2003年より開始した「個人的に飛行装置を作ってみるプロジェクト」です。機体の基本設計、実験機の制作、低高度の試験飛行を経て、ついに2013年、ジェットエンジンを搭載して飛行テストを開始します。

八谷和彦氏は3331と地域との繫ぎ手となるコミッションワーク・アーティストでもあります。これまで羽ばたき飛行機を飛ばす「空フェス!」や、3.11直後の放射能測定をめぐる混乱に対処する「ガイガーカウンター・ミーティング」などを開催。

Electronics

2013.07.12

Microsoftの3Dプリントがすごいワケ

やあみんな。これはMAKEへの初めての寄稿だ。ボクはGeorgia Tech College of Computingの4年生。Georgia Tech Invention Studioでも働いている。これはボクのサイト、Geeks Have Feelingsに掲載した記事だ。

Microsoftは、Windows 8.1に3Dプリントのサポートを埋め込むと発表して、3Dプリントの分野に足がかりをつけた。

Crafts

2013.07.10

メルクリンの古いZゲージをArduinoで命あるレイアウトに

「これをドイツで買ったの」と、鉄道ショーで私に近づいてきたLynnは言った。「これでジオラマを作ってくれる人を探しているんだけど」

数日後、私は彼女の家を訪れ、彼女のメルクリンミニクラブ(Zゲージ)のセットと、線路とアクセサリーを見せてもらった。1978年に父親へのお土産として買ったのだそうだ(当時は市販の鉄道模型ではZゲージが最小だった)。お父さんが亡くなり、鉄道セットは彼女の元へ戻ってきた。彼女は、それが走っているところを一度も見たことがないのだが、彼女の引退パーティーまでに運転してみたいと言うのだ。

Electronics

2013.07.09

Arduinoで未来をMAKEする ─ メガヘルツを超える人々

子どものころ、私は電子専門紙を読み始めたことがきっかけで、エレクトロニクスの道に入った。しかし、雑誌からエレクトロニクスを学ぶのは困難だった。内容はビギナー向けではなく、プロジェクトも面白くなかったからだ。その雑誌は、すでにある程度の技術がある電子回路愛好家を対象にしていて、電子回路とはどういうものか、それを使って何がきるのかといった初心者向けの解説には力を入れてなかった。

私が本格的にエレクトロニクスを学び始めたのは、あるキットをプレゼントしてもらってからだった。

Electronics

2013.07.08

この3Dマシンはプリンターか「ファーバー」か?

そもそも3Dプリンターは、1986年、3D Systemsの創設者、Charles Hullによって発明された(そして特許が取られた)。彼は、「ステレオリトグラフィー」という名前も考案した。彼の発明にピッタリな名前として考えたのだ (.stlファイル形式もHullが考え出した)。私は、Maker Faire Bay AreaでCharles Hullにインタビューを行い、「ステレオリトグラフィー」が何を意味するのかについて聞いてみた。

3D SystemsのCTO、Charles HullとMAKEのDale Dougherty。

Fabrication

2013.07.07

腕部装着型レールガン

高校生の2SK3333さんが作った小型レールガン。腕に装着できるサイズとするための工夫が詰まってます。手作りのスパークギャップスイッチもコンパクト。威力はアルミ缶貫通レベル、かな? 動画の冒頭は、低威力なバージョン1の映像で、主題であるバージョン2の発射シーンは4:00あたりから始まります。

Crafts

2013.07.05

昔のオランダのMaker事情

私たちはMakerムーブメントを、インターネット、メイカースペースの普及、安価なデジタルツールの登場などによって後押しされた現代の現象だと思っている。しかし、物作りは今に始まったことではない。人は常にものを作ってきた。Jan van CappelleのMakerとしての経歴は、彼が同じオランダ人、Leonard de Vriesが1947年に著した「The Boys of the Hobby Club」を読んだときに始まる。これは、少年たちがメイカースペースを、そのような名称もない時代に作るという物語です。

Electronics

2013.07.04

水中ロボコン in JAMSTEC ’13 参加者・見学者募集中

今年の夏も水中ロボコンが開かれます。海洋研究開発機構(JAMSTEC)横須賀本部の潜水訓練ダイビングプールを使って、8月31日と9月1日の2日間。去年は内外の大学・企業から競技とデモを合わせて14の水中ロボットが参加しました(水中ロボコン’12夏/結果発表)。高校からの参加も4組。今年も、競技、デモ、高校競技の3カテゴリーです。

競技・デモ参加の締め切りは7月24日、見学申し込みの締め切りは8月9日です(見学を含むすべての参加者は事前登録が必要)。詳細は下記のページを参照してください。