Electronics

2018.11.21

小さくなってもパワフルなRaspberry Pi 3 Model A+登場

Raspberry PiがModel Aをアップデートしてから、かなりの年月が経つ。正確には4年だけど。だがついに15日、新しいモデルが発表された。Raspberry Pi Model A+にRaspberry Pi 3のスペックを詰め込んだものだ。64ビットのクアッドコアプロセッサーを使い、クロックは1.4GHz、無線ネットワークは2.4と5GHzに対応する。これは旗艦モデルのRaspberry Pi 3 Model B+と同じだ。従来のModel Aのスペックに従い、Ethernetポートはない。

Electronics

2018.11.20

[MAKE: PROJECTS]Google AIYでウェアラブルフクロウ型AIコンパニオンを作ろう

これは私の親友、Archimedes(アルキメデス)。私の肩に止まって周囲の人たちの感情を検知するの。そして、光の色と小さなブザーの音で知らせてくれる。Arduinoで制御するパン(横の回転)とチルト(上下運動)のサーボジンバルを搭載してるから、動いたり周囲を見回したりするのも可能。

頭脳

まずは、Google AIY Visonキットの組み立てから。アルキメデスの頭脳とセンサー・システムは、このDIY AI入門キットがベースになってる。

Other

2018.11.19

新刊『デザイニング・ボイスユーザーインターフェース』は12/1発売!

Amazon Echo、Google Homeをはじめとするスマートスピーカーは、ますます身近なものになってきています。そうしたスマートスピーカー向けのアプリケーションをはじめ、「音声」で操作するアプリケーション開発に携わる人がすべて知っておくべき知識を1冊にまとめた本が発売されます。

●書籍概要
『デザイニング・ボイスユーザーインターフェース ―音声で対話するサービスのためのデザイン原則』
Cathy Pearl 著
川本 大功 監訳
高橋 信夫 訳
2018年12月1日 発売予定
A5判/304ページ(オールカラー)
ISBN978-4-87311-858-1
定価3,456円

◎全国の有名書店、Amazon.co.jpにて予約受付中です。

Electronics

2018.11.14

パソコン上でデザインした形に針金が折れ曲がって出てくる驚きの針金細工マシン

以前にも「Make:」で針金細工用のマシンを紹介したことがある。マイクロコントローラーと、モーターを数台と、歯車とローラーを組み合わせて作ったそのマシンの端から針金を入れると、反対側からパソコン上でデザインした形に針金が折れ曲がって出てくるというものだ。

How To Mechantronicsのマシンは、大部分が3Dプリントした部品で作られているという点で、他と差をつけている。ステッピングモーター2台とサーボモーター2台も使われている。

Fabrication

2018.11.12

家庭用3Dプリンターで最高のミニチュアフィギュアをプリントする方法

FDMの3Dプリンターで作った凄いゲーム用ミニチュアを見たことがある。安いローエンドのプリンターでも作ることが可能だ。しかし、よい結果を出したければ、それなりに細部の仕上げに力を入れなければならない。

The Tomb of 3D Printed Horrorsのこの動画では、プリントに関するあらゆる知識を動員して、家庭用3Dプリンターでできる限りの高解像度でプリントが行われている。その中で彼らは、最大のインパクトを生み出すプリンターのセットアップと、スライサーソフトの最適な設定について詳しく話している。

Other

2018.11.09

新刊『家庭の低温調理 ―完璧な食事のためのモダンなテクニックと肉、魚、野菜、デザートのレシピ99』は11/27発売!

●書籍紹介

「低温調理」とは、食材をポリ袋に密閉して、精密に温度コントロールされた水槽の中で調理を行うまったく新しい調理法です。従来の調理法では不可能だった食感や風味を実現し、誰でも簡単にプロの料理人と同じ結果を得られることが特徴です。本書は、世界初の家庭用投げ込み式サーキュレーターを独力で製品化した著者による、低温調理の本格的なレシピ集です。低温調理が知られるきっかけになった「完璧なステーキ」はもちろん、卵、魚介類、鶏肉、牛肉、豚肉、さらにデザートまで、あらゆる食材に、低温調理を活用する方法を紹介します。

Other

2018.11.08

新刊『バイオビルダー ― 合成生物学をはじめよう』は11/21発売!

●書籍紹介

合成生物学とは、「つくる」ことを通じて生物システムを理解するための生物学です。分子生物学、遺伝子工学などの知見に工学(エンジニアリング)の考え方を加え、新しい生物システムを作り出すことを目標としています。本書は、学生や市民科学者を対象に、合成生物学の基礎と実際の実験を解説する書籍です。バイオデザイン、DNA工学の基礎の解説にはじまり、「バナナの匂いのする大腸菌」や「細菌写真システム」を作るなどの実験を実際に行います。重要な生命倫理に関しても1つの章を設け、これまでの議論や今後の課題について紹介しています。

Other

2018.11.06

12/20に『生き物としての力を取り戻す50の自然体験』トークイベントを本屋B&Bにて行います

7月に「Make:」から刊行された、『生き物としての力を取り戻す50の自然体験』。おかげさまで、新聞書評やWebメディア、ラジオ番組などでも取り上げていただき、ご好評いただいております。

そこで、12月に本書の連動イベントを行うことになりました!本書の編者であるSurface&Architecture代表 岡村祐介さんが、本書にもコラム(18ページ)を寄せていただいているデザイナー/デザイン教育者の阿部雅世さん、石花師の石花ちとくさん(本書26ページに登場)をゲストに迎え、野生の感覚や思考を取り戻すためのヒントやきっかけ、体験について語り合います。

Crafts

2018.11.05

毎日持ち歩く(Every Day Carry:EDC)バッグを自分で作るという小さなムーブメント

毎日持ち歩く(Every Day Carry:EDC)バッグを自分で作るという考え方が好きだ。数年前、Adam Savageは自分のバッグ「EDC One」をデザインして作った。今年はその改良版、EDC Twoをデザインして、動画シリーズOne Day Buildでその作り方を見せている。Adamは、みんなも自分に合ったバッグが作れるようにと、その設計図の販売も始めた。その挑戦状を受けた2人のMakerがいる。ひとりは、Crafts with Ellenで動画を配信しているMakerのEllen。

Crafts

2018.11.02

彼らはなぜ、どうやってプラゴミから等身大シロナガスクジラを作ったのか

「私たちとクジラとの関係は奇妙なものです。かつて私たちは、油を採るためにクジラを殺していましたが、今は、海からプラスティックゴミをなくそうと、油から生まれたプラスティックでクジラを作っています」
—Joel Dean Stockdill

恐竜ですら小さく見える地球上最大の動物。体重は、もし計れたなら150トン。悲しいことに、150トンとは、9分ごとに世界中の海岸に打ち上げられるプラスティックゴミの量と同じだ。

『ロック・ロブスター』を2回聴くよりも短い時間だ。