Other

2019.01.08

1/30に『生き物としての力を取り戻す50の自然体験』ワークショップを代官山蔦屋書店にて行います

寒さが厳しく、なかなか外に出たくない……と思ってしまう今日このごろですが、家の中でも小さな「自然」を感じることができる「苔テラリウム」を楽しんでみませんか?

1月30日(水)に、代官山蔦屋書店さんで、『生き物としての力を取り戻す50の自然体験』の連動イベントとして、本書125ページでも紹介している「苔テラリウム」をつくるワークショップを開催いたします。テラリウム(苔リウム)は、2~3週間に1度程度の水やりで気軽に苔を楽しめます。

Electronics

2019.01.08

キーボードを愛し、キーボードを自分で作り出す人々「天下一キーボードわいわい会 Vol.1」

キーボードを自作するムーブメントが、この1年ほどで急速に盛り上がってきた。自作キーボードのキットが多数発売され、「キーボードって自作できるんだ」と気付いた人々が一気に増えた感がある。昨年8月に開催されたMaker Faire Tokyo 2018でも自作キーボードのブースは盛況だった(関連記事:「Maker Faire Tokyo 2018の見どころ #1|自作キーボードの世界を堪能する」)。Maker Faire Tokyo 2018の会場で初めて販売された自作キーボード「Mint60」のキットは、2日分準備した販売数が初日開場直後の行列だけでなくなってしまったという。

Other

2018.12.28

金属を切断可能な“21世紀のバンドソー”Wazerパーソナルウォータージェットが誕生するまでの物語

ニューヨーク州リバーデイルで育った私は、子ども時代、よくレゴで遊んでいたが、私の最初のMakerプロジェクトは、高校生になってから作った高さ6メートルの投石機だ。それを、デラウエア州で開かれた2006年のPunkin Chunkin大会に持ち込んだ。私たちは4つのカボチャを531フィート(約162メートル)飛ばし、青年部門でゆうゆう第3位に入った。360キロのカウンターウエイトがカボチャを空に打ち出す様子を見たときに、工学を学びたいと思ったことを憶えている。

Kids

2018.12.27

子どもたちが夢中になる有孔ボードと輪ゴムで作ったピンボールマシン

レイアウトを変更できるピンボールマシンの写真を見て、Beth Sallayは自分でも作ることにした。上の動画を見てもわかるとおり、かなりの上出来だ。とても楽しく遊べるし、レイアウトも自由に変更できる。

もっとも苦労したのはフリッパーの構造だ。インターネットにはたくさんの方法が紹介されているが、彼女の方式はとてもエレガントで頑丈だ。

フリッパーは、かなり丈夫そうに作られてはいるが、大勢の子どもたちが本気で遊んだときにどうなるかは、彼女には予測できていなかった。

Fabrication

2018.12.26

日本製とスイス製の腕時計を徹底的に分解するWIREDの分解動画シリーズ

子ども時代に、機械の仕掛けを知りたくて分解に明け暮れた経験を持つMakerは多いはず。WIREDは、その楽しさを素晴らしい動画で蘇らせてくれた。公認時計職人が高級腕時計を徹底的に分解して、日本とスイスのエンジニアリングの違いを探るという企画だ。

私はこの動画にすっかり魅せられ、29分間の分解工程を一気に見てしまった。映像は上品で、大げさなナレーションも、けばけばしいグラフィックもない。私はこれを見て、腕時計の仕組み、どのように組み立てられているのか、日本とスイスの違いまで学ぶことができた。

Fabrication

2018.12.25

フィラメント式の3Dプリンターでレンズなどの透明なものがプリントできるか?

フィラメント式の3Dプリンターで、レンズなどの透明なものをプリントできないかとよく聞かれる。そんなとき、私は決まって、透明にはできるけど、どうしても畝(うね)やレイヤーの筋が出てしまうし、中に出ることもあると答えていた。だが、Tomer GluckとTuval Ben Dosaは、私が間違っていたことを見事に証明してくれた。

フィラメントを押し出す量を多めにして、各層が下の層としっかりと融合するようにする。インフィルは100パーセントに。

Other

2018.12.21

宅配便泥棒をキラキラ粉とおならスプレーでこらしめる装置

Mark Roberは、巨大なナーフだとか砂を液化するバスタブとか、やりすぎなほどの高度な技術をプロジェクトにぶち込むことで知られている。

今回は、「おそらくマグナム級の作品」と本人も認めるものができた。このところ増えている、宅配便の荷物を玄関から持ち去る泥棒どもをお仕置きしようというのだ。6カ月かけて完成させたという、ラメをばらまく機構のデモ映像と、何人もの泥棒が彼の家の玄関から荷物を持ち去り、それぞれの秘密の場所に帰ってそいつを開けて大騒ぎになる様子を見て笑って欲しい。

Fabrication

2018.12.20

3Dプリントの型で金属板のプレスができた

「Make:」の編集部では毎日3Dプリントを見ているが、それでもまだビックリするような物を作る人がいる。複雑でも革新的でもないけれど、Daphan Kaplanが学校の課題で作ったものには、ちょっと驚いた。3Dプリントした型を使って薄い金属板をプレスするというアイデアだ。3Dプリントした型では強度が足りないと思うだろうが、わずか40パーセントのインフィルでも十分に型として使えることをKaplanは示してくれた。

見てのとおり、結果も上出来だ。細かいプレスができるようにいなると、さらにいい。

Fabrication

2018.12.17

DJIの小さなOsmo Pocketカメラは安定性抜群でDIYプロジェクトの記録に最適

数年前まで、カメラのスタビライザーといえば、ジンバルのバランスを手で慎重に調整する必要があり、不格好で、揺れを吸収するための大きな重りがカメラの下にぶら下がっているようなものばかりだった。しかし、ドローン業界が超小型のジンバルの技術を開発するようになると、小さくて安価なプラットフォームにも対応できるようになり、魅力を感じるようになった。

これは、DJI製の新しい機械式スタビライザー搭載カメラだ。プロジェクトの記録や、YouTubeの動画や、Maker Faireでの記念撮影にも便利そうだ。