Electronics

2018.09.11

建物サイズのドローボットを作った

家の塗装を素早くやる方法とか、好きなアート作品を高解像度でプリントしたいとか、そういう方はこの記事は読み飛ばして欲しい。我々が製作したマシンは、大きくて、低解像度で、ひじょーーーに遅い。それに、とても大きくて、最高にいかしていて、安くて、言うことを聞かなくて、午後だけの作業で数日間で作れて、動いているところを見ると、うっとり見とれて瞑想的な平静状態に浸ることができて、素晴らしい(というか「独創的」な)アート作品が描かれる(複製される)。

Crafts

2018.09.10

10年かけてすべて手作りした機械工作師の夢のアニメーション

Brett Foxwellは、制作に10年を費やした大作動画を投稿してくれた。FABRICATED(製造された)と題されたこのストップアニメーションは、人間がいなくなった想像上の未来を描いている。キャラクター、セット、さらにはカメラの動きを滑らかにするリグまで、映像に出てくるあらゆるものをBrett本人が作っている。

下のメイキング動画でも説明されているが、彼が生活をしているアパート全体をセットが占領していた。引っ越しを何度か行なっているが、そのたびに、すべてのセットを新しい部屋に移動させなければならなかった。

Electronics

2018.09.05

Blindsight:中国のYoung Makerが作ったスマートフォンアプリと連携して視覚障害者の “目” となるウェアラブルデバイス

今日の世界では、デザイナーは目の見えるユーザーに依存した環境を構築しがちです。目の不自由な人たちのアクセスビリティーは、後付けか、まったく考えられていないかのどちらかです。世界の2億8500万人の視覚障がい者にとって、自分の鍵を探したり、混雑する歩道を歩くことは、大変な苦労を要する仕事であり、まったく不可能なこともあります。そこで、Blindsightは、この現実を変革する道を探っています。

Science

2018.08.31

Maker Faire Tokyo 2018レポート #9:パネルディスカッション「オルタナティブ・ライフ:まだ見ぬ生命の姿を求めて」

例年よりさらに会場面積が拡がったMaker Faire Tokyo 2018。イベントが開催されるステージもセンターステージのほか、Makerステージ、ライブステージ(DIY MUSIC)、教育イベントスペース(Make: Classroom)が設置され、多数のトークやプレゼンテーション、パネルディスカッションが実施された。2日間、常時どこかでMaker向けの技術紹介、起業や企業内Maker活動についてのディスカッション、海外事情レポートやハンズオン、ライブが行われているプログラム。

Electronics

2018.08.29

隠しカメラの暴き方

小さくてどこででも使えるので、家庭用の監視カメラはよく見慣れた存在になっている。それだけに、目の前に置かれていても、日常の風景に溶け込んでしまう。また、いろいろなものにカメラが搭載されるようになったことで、私たちは、日常生活を撮影されることに慣れっこになってしまった。

とは言え、他人の様子を、本人の許可なく、または知らない間にこっそり撮影するのは悪いことだ。しかし、ネットで検索すると、そうした目的のために作られたカメラがぞろぞろ出てくる。

Other

2018.08.28

牛乳のプラスティックボトルで頭蓋骨を作る

ハロウィーンが大好きで、DIYに取り憑かれている人にとって、コスチュームや小道具や装飾の準備を始めるのは、早ければ早い方がいい。実際、本当にのめり込んでいる人は、去年の11月1日から今年のハロウィーンのための準備を始めている。

しかし、まだパーティーの準備は早いと感じる少し冷静な人には、今年のハロウィーンのためのメイキングの計画と準備の時間は、まだまだたっぷりある。今年は何を作ろうかと考えていた私の目を惹いたのは、Instructablesに載っていたこの牛乳ボトル頭蓋骨だ。

Crafts

2018.08.27

木工職人技の傑作、ちゃんと使えるドでかいカッターナイフ

Paul Jackmanが持っているのは、Jimmy Direstaが製作したカッターナイフだ。本物そっくりのでっかいカッターナイフを作ったら面白かろうと冗談を言うことはよくあっても、本当に作る人は少ない。しかも、Paulが見せてくれたような高度な木工技術を駆使したこれだけのものが作れる人は、さらに少ない。

よく見てほしい。これが見た目だけのギャグではないことがわかるはずだ。工房に転がっているカッターナイフとまったく同じ機能を持っていて、しかもそのメカニズムはすべて木で作られている。

Fabrication

2018.08.24

メイカースペースは大火災の灰の中から甦る

Foothills Community Workshopは、ノースカロライナ州シャーロットから車で1時間ほどのグラニットフォールズの古い工業地帯にある。最初の6年間は順調だった。会員数は安定し、作業場は最初の約186平方メートルから465平方メートルにまで広がった。賑やかな木工工房、機械工作室、化学実験室、鉄道模型のレイアウト、そしてコミュニティの人たちが気持ちよく集える施設が揃っていた。このスペースは、1万6700平方メートルの広大な織物工場のほんの一角を占めているに過ぎない。

Other

2018.08.23

コミコンで小道具のプロたちが車椅子の子どもたちにスター・ウォーズのコスプレをプレゼント

サンディエゴで開かれたComic-Con(コミコン)にて、7人の特別な「スター・ウォーズ」ファンが乗る車椅子に、そのコスプレに欠かせない重要な装飾がプレゼントされた。これを行ったのは、子どもの車椅子に楽しい装飾を加える非営利団体、Magic Wheelchairにボランティアで参加した、著名な小道具職人たちだ。

Kids

2018.08.22

[MAKE: PROJECTS]おもちゃ発明家のノートブック:ボールペンとプラ板でピンボールを作ろう

ノック式のボールペンはどこにでもある。銀行でも、病院でも、用紙に名前などを書き込む必要のある場所には、かならず置かれている。こんなタダ同然なボールペンを使って、面白いオモチャを作ろう。ボールペンピンボールだ。

作り方

ボールを打ち出すランチャーには、インクの芯をプランジャーとして使う。ノックカバーでボールを押し出す。押し出す力はスプリングから得られる。ボールペンを分解して、カムやら下のケースなどの余分なものを外す。上側のキャップはすべてをまとめるのに必要。