Electronics

2018.10.09

[MAKE: PROJECTS]叩くと光るスネアドラム

Less Than Jakeのコンサートで、Vinnie FiorelloのドラムにLEDが仕込まれていることがわかった。ときどき、ローディーがバンドの機材の設定を変更していたけど、ドラムのLEDの色はずっと変わらなかった。Less Than Jakeのライブはエネルギッシュで素晴らしかったが、光が変わらなければ面白くない。自分なら、もっといいものが作れる。

それには、ドラムの中に収まるよう小型で、インタラクティブな仕様にする必要がある。

Other

2018.10.03

YCAMオープンラボ2018 「グッドセンスを育むエデュケーション」10月8日(月・祝)開催

撮影:古屋和臣、写真提供:山口情報芸術センター[YCAM]

YCAM 専門委員/九州大学芸術工学研究院准教授の城一裕さんから、イベントのご案内をいただきました。

山口情報芸術センター[YCAM]では、多岐に渡るYCAM の活動をあらゆる人々に向けて紹介する1年に一度のイベント「YCAMオープンラボ2018:グッドセンスなラボ」を開催します。 YCAMは、メディア・テクノロジーを用いた新しい表現を生み出すとともに、鑑賞者の好奇心や想像力を刺激する教育プログラムを多数実施してきました。

Fabrication

2018.10.02

あなたのメイカースペースにポジティブなMakerカルチャーを築くための6つの知恵

場所、機材、工具、寄付、資金を調達するのは、とても大変な仕事だけど、メイカースペースに必要な物資を揃えることなど、Makerカルチャーを作り上げることに比べれば、ずっと簡単だ。

物も人も人間関係も使い捨てを好む今の社会で、どうしたらMakerカルチャーを築くことができるだろうか? 私たちの今の社会は、己の知識をひけらかして、言葉を使ってほかの人たちの才能を蔑んだり、ケチをつけることを良しとしていないだろうか?

非常に難しい問題が山積みであり、みなさんの知識や努力に大いに期待したいところだが、ここにいくつか役に立つ知恵を紹介しておこう。

Electronics

2018.09.28

ネコが自分で運転する電動ボード

ときどき、インターネットで見かけたもので、そのコンセプトの出どころがすっごく気になるものがある。たとえば、このネコが乗っかっている自作電動ボードだ。みんなもスゴイと思うだろうが、でも、なぜこんなものを作ったのかが気になる。ネコにボードの乗り方を教えているのだろうか? そこで、これを作ったAdobeでARのためのインタラクティブ・デザイナーをしているKim Pimmelに連絡を取り、このプロジェクトに関する話を聞くことにした。

Other

2018.09.26

2019年5月4日、5日「Maker Faire Kyoto」開催決定!

関西のみなさま、お待たせしました。Maker Faire Kyotoを開催することが決定しました。日程は、2019年5月4日(土)、5日(日)の二日間。会場は、けいはんな学研都市(関西文化学術研究都市)です(詳細は後日発表)。

「Maker Faire Tokyo」(とその前身である「Make: Tokyo Meeting」)は、最初から現在の規模ではなく、とても小さい規模からスタートし、まざまな方にご参加いただくことによって少しずつ成長してきました。

Science

2018.09.25

CO2ボンベで走るロケットカーを作ろう

私が子どものころ、CO2ボンベでロケットを飛ばすことは固く禁じられていた。その警告が本物であることを教えてくれたのは、空のボンベにすり潰したマッチの頭を詰め込もうとして指先を吹き飛ばしてしまった友人の事故だ。

たしかに、危険な面は数多くあるが、それをよく知っている大人といっしょにやれば、CO2推進方式は比較的安全に利用できる。下のThe Qのプロジェクトの動画では、ロケットカーとコースの作り方や、発車装置のメカニズムが詳しく解説されている。

いろいろ問題が見られる。

Fabrication

2018.09.21

ジェネレーティブデザインされたスケボー用の14万円のチタン製トラックをプロボーダーが試したら

人気のYouTubeチャンネル、Braille SkateboardingとAutodeskがコラボをして、プロスケートボーダー、Aaron Kyroとその仲間たち、それに工業デザイナーPaul Sohiが、ジェネレーティブデザインでレーザー焼結したチタン製のトラックを試すという実験を行なった。彼らが驚いたのは、そのトラックの軽さだった。通常のトラックより45パーセントも軽く、強度も驚くほど高かった。これまでは部品の損傷が激しかった4メートルのレッジからのジャンプにも耐えられる。

Fabrication

2018.09.19

Xboxのアナログスティックをハンドルに変える3Dプリント技

頭が良くて機能的な3Dプリントのアイデアを見ると、心が満たされる思いがする。この3Dプリントのメカニズムは、Xboxのコントローラーに、自動車を運転するゲーム用の小さなハンドルを追加するものだ。たしかに、市販されている本格的なハンドル型のコントローラーとは比較にならないが、アナログスティックで車を運転する人にとっては、シンプルで気の利いた改良技だ。

Thingiverseのユーザー、Pixel2は、プリント用のファイルを公開している。

Electronics

2018.09.18

オープンソースで本格的なロボット犬を作るOpenDogプロジェクト

イギリスのマッドで熱烈なロボット愛好家、James Brutonが、また新しいことを始めた。彼はこれまで、レゴのスケートボード、スター・ウォーズのBB-8、アイアンマンの自家製スーツなどを作って披露してきたが、今回は、ボストン・ダイナミクスみたいなロボット犬を、オープンソースのプロジェクトで作ろうというのだ。その名も「OpenDog」。すべての人に向けたオープンな開発プロジェクトは、いつだって楽しくて興奮する。みんなで作って、参加して、デザインやアイデアや、プロジェクトの進め方などに関する意見を出し合えるのがいい。

Crafts

2018.09.14

世界トップクラスの企業からファイバーアーティストへと転身したWindy Chienが語る、情熱の対象に巡り会うための4つのステップ

写真:Molly DeCoudreaux

Windy Chienは、自身の好奇心と情熱に導かれて、魔法のようなキャリアを積み上げてきた。学生時代は内観的な映画を制作していたが(卒業作品は1994年のサンダンス映画祭で上映された)、後にサンフランシスコの名物ともなっているレコード店、Aquarius Recordsのオーナー兼経営者となり、続いてAppleのiTunesとApp Storeの管理職を務めるようになった。世界トップクラスの企業で働くようになれば、それがキャリアの頂点だと思うのが普通だが、Windyの物語はそこでは終わらない。