Fabrication

2016.10.12

最先端の調理を生み出す5つの食品プリント技術

このごろは、3Dプリンターで実験を行っていない業界を探すのが難しい。食品業界も例外ではない。食べ物をプリントするなんて、考えただけでも楽しくなるが、そのほかの応用方法も登場している。ロボットシェフなどの目新しいだけのものを超えて、キッチンの形を変えてしまうほどのアイデアもある。

1. 食べられる盆栽

石油由来のプラスティックが、すぐに高度なバイオプラスティックに置き換わったように、3Dプリント食品も、直接的な抽出からより高度なプロセスに変化している。

Fabrication

2016.10.11

製造業者と組んでメイカースペースを成長させる8つの方法

2016年の夏にワシントンD.C.で開催されたNational Maker Caucus Panel(全国Maker代表者会議)で、1人の参加者がこう質問した。メイカースペースはどうしたらもっと地元の製造業者から支援を受けられるか、というものだ。

参加者の顔色や前に乗り出す姿勢から、みんなはその答に注目している様子が見てとれた。パネリストは、製造業者が教育的なメイカースペースを支援していることなどを話し、なかなかいい回答をした。だが、大半の人はもっと話を聞きたがっていた。

Electronics

2016.10.07

糸とクリップで簡単にパース絵が描けるハック技

この動画をシェアしたところ、サイバースペースで大反響となった。男の人がパース絵を描いている動画だ。その線や陰の描画を助けているのが両端を固定した1本の糸とクリップ。クリップを糸に引っ掛けて、それを引っ張りながら、遠近法に沿った望みの線を引いていく。クールじゃないか! これこそ「なんで気がつかなかったのだろう」と人に思わせる見事な「ハック」だ。

Other

2016.10.07

プロジェクトを「Make:」でシェアしよう

何かクールなものを作ったとき、なんとかインターネットでみんなに見せたいと苦労してきたはず。我々はHackster.ioと手を組んで、Make: Community Projectsプラットフォームを開設(英語版のみ)した! これからは、Make: Community Projectsページへ飛んでプロジェクトを投稿するだけでいい。あとは我々がコミュニティにそれを広める。

投稿方法はじつに簡単。Community Projectsページでアカウントを作るだけだ。ご心配なく。すべて無料だ。

Crafts

2016.10.06

ミクラフレシアの虫喰い繕いワークショップと繕いもの相談

ミクラフレシアさんと一緒に、小さな穴が空いてしまったお気に入りのものを繕って直すワークショップ。作例の写真を見ると、ただ虫喰い穴を塞ぐだけじゃなくて、かわいい虫(?)に変えてしまうみたいです。

ワークショップだけでなく、ミクラフレシアさんに自分のものを預けて繕ってもらう企画もあります。「虫喰いに限らず、ほころびの直しや何かアクセントがほしいといった要望も大歓迎です」とのこと。詳しくはブックギャラリー『ポポタム』の告知ページをご覧ください。

Electronics

2016.10.05

Arduino.ccとArduino.orgが和解してひとつの会社に

この2年間で、Makerムーブメントに関する最大の問題として、Arduinoブランドが、同じ名前の2つのグループに分裂してしまったことが挙げられる。

この話は、関係者の間でいくつもの曲解が重なり、非常に困難な問題と思われてきた。しかし、World Maker Faire New Yorkにおいて、Arduinoの創設者、Massimo Banzi と、Ardino.orgのFederico Mustoは、2つのグループが和解に応じて、ひとつのグループに再結成されることを発表した。

Other

2016.10.03

メイカースペースをレイアウトするときの6つのコツ

メイカースペースをデザインするとき、創造性を考慮する人がほとんどだろう。そこでどんなタイプのプロジェクトが行われるか、どれくらいの人数が同時に使うのか、どうしても必要な機材と、あればうれしい機材のリストを考えておく必要がある。

しかし、見落とされがちな要素がいくつかある。

スペースの利用 – デザイン、製造、またはその両方?

スペースの利用者が、どこでデザイン(設計)を行って、どこで製造するかを考えておくことは重要だ。

Other

2016.09.30

QFNパッケージをリフローオーブンを使わずにハンダ付け

今、arms22さんが進めているプロジェクトは、ESP8266(EPS-WROOM-02)とLiPo電池の充電コントローラを一体化した汎用WiFiマイコンボードの製作。一見、手ハンダ(ここでは普通のハンダゴテと糸ハンダだけでするハンダ付けのこと)で作るのは大変そうなこの基板と部品を分けてもらい、筆者も作ってみたので、そのレポートです。

このボードの特徴はテキサス・インスツルメンツのLiPo充電コントローラIC “BQ24070″を搭載して、安全、簡単、高効率にLiPo電池を扱えるようにしたところ。

Fabrication

2016.09.28

3Dプリンターで簡単な機械を作るメタマテリアル

「3Der.org」に掲載されたHasso-Plattner-Instituteで行った素材の研究に関する記事だ。彼らは、3Dプリントで作る動力を使わないオブジェクトを開発した。彼らはこれを「機械」と考えている。

上の動画は、「メタマテリアル」(内部に特殊な微細構造を持つオブジェクト)の基本を詳しく説明するものだ。その一部を押したり捻ったりすることで、内部の蜂の巣状の構造の各「セル」が歪んで、いろいろな形に作動する(ラッチ、蝶番、リニアアクチュエーターなど)。

Fabrication

2016.09.27

デスクトップウォータージェットカッター「Wazer」登場

デジタル制御のツールにどんどん手が届きやすくなり、それまで工場などに置かれていた機械がどんどん小さくなって値段も安くなっている。3Dプリンター、CNCフライスマシンなどがそうだ。そして今、Wazerはウォータージェットカッターを家庭の工房に送り込もうとしている。

この新しいマシンは、約30×45センチの作業スペース(ベッド)を持ち、素材にもよるが最大で約25ミリの厚さのものまでカットできるという。カットできる対象はほぼすべての素材だ。そこがウォータージェットの強みとなっている。