Electronics

2016.08.18

不要なUSBメモリをRasPiの「リセットスイッチ」にする方法

なるほどシンプルで良いアイデアだ、と思ったので紹介します。誰でも、引き出しの中に使わなくなったUSBメモリを1個か2個持っていることでしょう。それをRaspberry Piの「リセットスイッチ」として使う方法。仕掛けは簡単で、USBメモリがRasPiに接続(マウント)されたときに、そのメモリに保存されているシャットダウンスクリプトが自動実行されるよう、OS(cron)を設定しておくだけです。

詳しい方法はプログラマずんべさんのブログにあります。

Electronics

2016.08.17

Realtek RTL8710はESP8266の人気を超えるか?

数年前(正確には2年前)、上海のEspressifは低コストのESP8266 Wi-Fiチップを発表した。これにより、ほぼすべてのマイクロコントローラーは無線ネットワークに接続できるようになった。これは、インターネット接続を必要とするさまざまなIoTプロジェクトへの道をMakerに開いたばかりか、非常に低価格(5ドルほど)なので大変に魅力的だった。

しかし、Realtekがパワフルなだけでなく、さらに安い(AliExpressで3.52ドル)という新しいモジュールが登場して、なくてはならないWi-FiモジュールとしてのESP8266の時代は終わりを告げるのかも知れない。

Science

2016.08.16

Arduinoバイオリアクターで家庭での生物学実験が可能に

何年も前から、微生物学者や生物工学者はバイオリアクターを使って微生物や、薬剤のための前駆的化学物質の生成の研究を行ってきた。バイオリアクターとは、バクテリアに必要な栄養素を与えてそれを育成させる装置のことだ。ひとつの身近なバイオリアクターの例として、ビールの発酵器がある。また別の例として、シアノバクテリアのためのフォトバイオリアクターがある。シアノバクテリアは空気中のCO2を吸収して、太陽光で光合成を行い、バイオマスを作る。最近の代謝工学では、合成生物技術を使って、細胞の中の炭素の流れを変えて有用な燃料を作り出している。

Electronics

2016.08.15

VR体験をさらにリアルにする自作可能な5つの装置

VR体験というものは、頭を回して周囲を見てコントローラーのジョイスティックを押すというだけのものではない。MakerたちもVR開発会社も、同じようにすでに仮想世界が終わるところと現実が始まるところの境界を押し広げている。温度変化、クリエイティブコントローラー、風、体の動作などだ。ここに、応用できそうなアイデアを紹介しよう。

既存の製品をハックしてフルボディコントローラーを作る

Eward HageとKevin Derksenは、本物のパラシュートのハーネスを、彼らが開発したパラシュートシミュレーターに採り入れた。

Crafts

2016.08.12

スタイロフォームで好きな形を作る方法

カスタムドローンのコミュニティでは、フォーミー(Foamies)と呼ばれるスタイロフォームを使ったボディの改造が流行っている。軽量なボディを作って、ドローンにかぶせてかっこよく見せるのだ。想像上のワンメイクの航空機から、スター・ウォーズに登場する宇宙船まで、さまざまなものがある。

自分でフォーミーを作るためには、スタイロフォームの切断、接着、仕上げなどの技術を知っていなければならない。そこで、ドローン愛好家だけでなく、あらゆるスタイロフォーム工作に利用できる基本の技術を紹介しよう。

Electronics

2016.08.12

Autodeskが基板デザインのEAGLEを買収

どんな組み込みシステムの開発でも、デザインツールは重要だ。それがプリント基板のデザインであれ、デザインのシミュレーションであれ、大きくソフトウェアに依存することになる。そんな2つの大手ソフトウェア企業が、より多くの人をその傘下に入れようとしている。電子部品のサプライヤーであるPremier Farnellは、スイスの業務用部品メーカーのDätwylerに6億1500万ポンドで身売りすると決めた。だがこれは、あまり話題にならなかった。この動きには、主力でない事業を分離するという目的もあった。

Crafts

2016.08.09

シェフにもハッカースペースが必要な5つの理由

フードハッカー(名詞)
ものすごい食べ物を発見し作り出すこと愛する好奇心旺盛な人、または新しい画期的な食べ物のアイデアのための知識や直感を得たいと思う人。

今はシェフになるには最高の時代だ。私は食べ物と料理をすることが大好きで、ここ数年、さまざまな料理技術や道具がレストランでは一般的になり、家庭でもそれが使えるようになってきていることに大変な魅力を感じている。かつてはハイエンドの化学実験室にしかなかった真空調理器が、今では普通のパン捏ね器よりも安く売られるようになり、だんだん一般家庭でも当たり前のものになりつつある。

Electronics

2016.08.06

Maker Faire Tokyo 2016でドローンが乱舞! 2日目も熱戦が期待されるFPVドローンレース

Maker Faire Tokyo 2016のHゾーン横にある特設会場で、FPV RACING JAPANが主催する「FPVドローンレース」が行われている。200グラムまでの小型ドローンでコースを周回し、そのタイムを競い合う。

ドローンレースの会場。およそ12メートル×20メートルの範囲に作られたコースを周回する

多彩なドローンがMaker Faire Tokyo会場に集結した

レースにエントリーしたのは21名。3名ごとの予選では、5分の時間内にコースを自由に周回、ベストラップを記録する。

Crafts

2016.08.06

黒曜石でキュウリを切る! ナイフで箸を削る! モノづくり脳をはぐくむ教室「Maker Classroom」開校

Maker Faire Tokyo 2016の「Maker Classroom」は、親子で参加できる授業形式のワークショップだ。初日の1時限目の授業は、学研による「マルチツールを駆使してツールを作ろう!」。学研では、ナイフなどの道具を使うことで、生きる力を育むことを目指したプロジェクト “キッズハンドクラブ” を開催している。

ワークショップの内容は、ビクトリノックスの子ども用マルチツール「ティンカー for KIDS」を使った箸づくり。

Kids

2016.08.06

Maker Faire Tokyo 2016は体験企画がいっぱい! 親子で作って遊んで楽しもう

2016年8月6日(土)、今年もMakerのお祭りが幕を開けました! 前回よりも広い、会場の東京ビッグサイト西2ホールでの開催です。夏休み中の開催とあって、会場には親子がたくさん。今年のMaker Faire Tokyoは体験企画がいっぱいで、お子さんの夏休みの自由研究にオススメです。数ある体験企画の中から、明日8月7日(日)も楽しめる体験展示を紹介します!

まずは今年の目玉プログラムで、会場入り口のアトリウムで開催されている「Nerdy Derby」。