Science

2018.08.31

Maker Faire Tokyo 2018レポート #9:パネルディスカッション「オルタナティブ・ライフ:まだ見ぬ生命の姿を求めて」

例年よりさらに会場面積が拡がったMaker Faire Tokyo 2018。イベントが開催されるステージもセンターステージのほか、Makerステージ、ライブステージ(DIY MUSIC)、教育イベントスペース(Make: Classroom)が設置され、多数のトークやプレゼンテーション、パネルディスカッションが実施された。2日間、常時どこかでMaker向けの技術紹介、起業や企業内Maker活動についてのディスカッション、海外事情レポートやハンズオン、ライブが行われているプログラム。

Electronics

2018.08.29

隠しカメラの暴き方

小さくてどこででも使えるので、家庭用の監視カメラはよく見慣れた存在になっている。それだけに、目の前に置かれていても、日常の風景に溶け込んでしまう。また、いろいろなものにカメラが搭載されるようになったことで、私たちは、日常生活を撮影されることに慣れっこになってしまった。

とは言え、他人の様子を、本人の許可なく、または知らない間にこっそり撮影するのは悪いことだ。しかし、ネットで検索すると、そうした目的のために作られたカメラがぞろぞろ出てくる。

Other

2018.08.28

牛乳のプラスティックボトルで頭蓋骨を作る

ハロウィーンが大好きで、DIYに取り憑かれている人にとって、コスチュームや小道具や装飾の準備を始めるのは、早ければ早い方がいい。実際、本当にのめり込んでいる人は、去年の11月1日から今年のハロウィーンのための準備を始めている。

しかし、まだパーティーの準備は早いと感じる少し冷静な人には、今年のハロウィーンのためのメイキングの計画と準備の時間は、まだまだたっぷりある。今年は何を作ろうかと考えていた私の目を惹いたのは、Instructablesに載っていたこの牛乳ボトル頭蓋骨だ。

Crafts

2018.08.27

木工職人技の傑作、ちゃんと使えるドでかいカッターナイフ

Paul Jackmanが持っているのは、Jimmy Direstaが製作したカッターナイフだ。本物そっくりのでっかいカッターナイフを作ったら面白かろうと冗談を言うことはよくあっても、本当に作る人は少ない。しかも、Paulが見せてくれたような高度な木工技術を駆使したこれだけのものが作れる人は、さらに少ない。

よく見てほしい。これが見た目だけのギャグではないことがわかるはずだ。工房に転がっているカッターナイフとまったく同じ機能を持っていて、しかもそのメカニズムはすべて木で作られている。

Fabrication

2018.08.24

メイカースペースは大火災の灰の中から甦る

Foothills Community Workshopは、ノースカロライナ州シャーロットから車で1時間ほどのグラニットフォールズの古い工業地帯にある。最初の6年間は順調だった。会員数は安定し、作業場は最初の約186平方メートルから465平方メートルにまで広がった。賑やかな木工工房、機械工作室、化学実験室、鉄道模型のレイアウト、そしてコミュニティの人たちが気持ちよく集える施設が揃っていた。このスペースは、1万6700平方メートルの広大な織物工場のほんの一角を占めているに過ぎない。

Other

2018.08.23

コミコンで小道具のプロたちが車椅子の子どもたちにスター・ウォーズのコスプレをプレゼント

サンディエゴで開かれたComic-Con(コミコン)にて、7人の特別な「スター・ウォーズ」ファンが乗る車椅子に、そのコスプレに欠かせない重要な装飾がプレゼントされた。これを行ったのは、子どもの車椅子に楽しい装飾を加える非営利団体、Magic Wheelchairにボランティアで参加した、著名な小道具職人たちだ。

Kids

2018.08.22

[MAKE: PROJECTS]おもちゃ発明家のノートブック:ボールペンとプラ板でピンボールを作ろう

ノック式のボールペンはどこにでもある。銀行でも、病院でも、用紙に名前などを書き込む必要のある場所には、かならず置かれている。こんなタダ同然なボールペンを使って、面白いオモチャを作ろう。ボールペンピンボールだ。

作り方

ボールを打ち出すランチャーには、インクの芯をプランジャーとして使う。ノックカバーでボールを押し出す。押し出す力はスプリングから得られる。ボールペンを分解して、カムやら下のケースなどの余分なものを外す。上側のキャップはすべてをまとめるのに必要。

Electronics

2018.08.21

Maker Faire Tokyo 2018レポート #8:特別な技術を使わなくても発想次第で面白い展示ができる、ねくあるの「セルフ記者会見セット」

Maker Faire Tokyo 2018には600もの出展者が参加した。たくさんの展示から一番を選ぶとしたら、皆さんはどれを挙げるだろうか。例年ならば答えに窮するところだが、今年は迷わず筆者は、ねくある [NEXT+α]の「セルフ記者会見セット」を挙げたい。

マイクがいくつも置かれた記者会見台。その前に座り、「申し訳ありませんでした!」と頭を下げるとフラッシュが激しく点滅して会見者を襲う。大量のカメラが放つバシャバシャというシャッター音もスピーカーから流され芸が細かい。

Crafts

2018.08.20

3Dプリントで完璧な革の押し型を作る

はじめに

革細工は、紀元前3000ごろ、古代文明の人たちがカバンや衣服や靴やサンダルに革を使うようになって始まった。それから5000年。私たちも同じ目的で革を使っている。しかし、私たちの文化の中で、革を加工する技術は進化している。このプロジェクトは、3Dプリントで革の押し型を作るというものだ。Makeyの形を革に刻み込む。

デザイン工程

⦁ まずは、刻印したい完成形の模様を先にデザインした。断面が四角く、縁に丸みを付いた塊を用意し、その表面にMakeyの形の窪みを作った。

Electronics

2018.08.17

HAL9000のキットに Echo Dotを埋め込んだ「2001年宇宙の旅」気分になれるAlexa 9000

私は、うちのホームオートメーションと、Amazon Echoで家の家電をボイスコントロールするのがとても気に入ってる(Alexaでトイレをコントロールを見てね)。しかし、私もギークだから、たくさんのEchoが家の中に散らばっていて、ひとまわり大きなホッケーパックみたいなやつが、いたるところに置かれている。

そこで私は、Amazon Alexaをホームシアターから撤去し、もっと映画に相応しい形のEchoを作ろうと考えた。その工程をお見せしよう。

私はこんなキットをみつけた。

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