Crafts

2016.02.19

PixerとKhan Academyがアニメーター教育のための無料コースを提供

宇宙飛行士、漫画家、大統領と夢はいろいろあるけれど、普通の子どもたちが夢見るひとつの職場がある。ピクサーだ。これは、そんな、アニメーションやピクサーにあこがれるすべての人たち必見のニュースだ!

「Pixar in A Box」(PIAB)は、Khan AcademyとPixar Animation Studiosの共同企画で、学校でいつも教わった概念をピクサーの実戦的応用方法に焦点を当てている。公開されたPixar in a Boxの最新バッチでは、ピクサーの心臓部の内側を覗くことができる。

Crafts

2016.02.17

魚が泳ぐ方向に移動する金魚鉢

Adam Ben-Drorは、彼のペットのベタ(魚の一種)、Joseを、その限定的で固定された住み処から解放してやる方法を考えた。そして、このニュージーランドのプロジェクトデザイナーは、魚が泳ぐ方向に平らな場所を移動できる金魚鉢を開発した。Abovemarineとして知られるこの移動式金魚鉢は、3つのオムニホイールによって、魚が向いた方向に回転することなく移動できる。上部にはウェブカメラがあり、魚の動きをリアルタイムで感知している。その方向情報をOpenCVを走らせたコンピューターで処理し、金魚鉢を動かす。

Crafts

2015.11.05

3次元ゾートロープ

後藤映則さんの”Toki-“を3次元ゾートロープと呼んでしまっていいのだろうか。回転台を使って対象を動かすことでアニメーションを実現するという点ではゾートロープなんだけど、違いがいくつかある。まず対象が平面的な絵ではなく3Dプリントされた立体であること、そして視点が固定されず、像が浮かぶ位置を動かしたり複数表示することができる。新しい映像体験だ。

Crafts

2015.08.31

Fotokite Phi:簡単に空中撮影ができるヒモ付きドローン

Fotokite Phiは、折りたたみ式で軽量なドローンだ。Indiegogo でローンチされた。先行予約価格は349ドル。ドローンコミュニティでは意見が割れそうなデザインのユニークな製品だが、先週使ってみたのでその感想をお伝えしたい。

なぜヒモ付きなのか?

早い話が、Fotokiteは巻き込み式のヒモが付いたクアッドコプターだ。最初に話を聞いたときは、補助車輪付きのドローンのようなものかと思った。初心者にはいいかもしれないが、私向きではないと(とは言え、私はもう何台もドローンを壊している)。

Crafts

2015.07.30

開催直前! MFT2015エリア紹介[5]─ クラフト/アート/デザイン

Maker Faire Tokyoの多様性がもっとも表れているのがこのエリア。その中心は、クラフト作品やウェアラブルなアクセサリーに光や音の要素を加えた“電子手芸”や、電子部品それ自体のデザインに注目したアクセサリーなど。他にも、ペーパークラフトや木工などの伝統的な技法を使った作品や、一見しては気づかないほど3Dプリンターを使い込んだ作品、古い家電を改造した作品など、新旧の技術をミックスした作品も多く見られます。

大江戸テクニカ|ゴースト・オン・ザ・ヘッド
古いラジカセのスイッチにサーボモーターを取り付け、センサーに反応して自動演奏するように改造。

Electronics

2015.07.01

Blink Blink:女の子による女の子のための電子キット

写真:blink blink

意欲的な起業家から気楽なミートアップが大好きな女の子まで、女性だって理系の職業に前向きで、理系の職場で働いている人もたくさんいる。しかし、みんなが同じように科学や技術や工学や数学に興味があっても、もうひとつ共通する問題がある。教室やオフィスに入ったとき、周囲を見て、圧倒的に男社会であることに気がついた経験があるはず。

これは、航空宇宙工学を学んでいたNicole Messierも経験したことだ。大学時代、彼女には女性としては珍しい役割を担った模範、教師、友人がいた。

Crafts

2015.06.24

25年前、レゴでいろんなキャラクターを作った

あれは80年代の終わりから90年代のはじめだった。私の歳がまだ一桁のころ。兄を通じて漫画本に出会った。しかし、ご想像のとおり、兄はなかなか貸してくれなかった。でも、私は読んだ(兄は留守が多かったからだ)。

少し後、私は初めてKroch’s and Bertano’sという本屋で漫画本を買った。当時はシカゴで最大の書店だった。私は自分のお金で、X−Men の号を買った。それは、X-Menにガンビットが加入してすぐ、シャイア帝国との戦いのときだ。私はたちまち漫画の虜になった。

Crafts

2015.06.15

旋盤で木のスプーンを削り出す

Grady Hillhouseはクルミ材とシタン材を使って、旋盤で美しい2本のスプーンを削り出した

旋盤加工の様子を見るのは楽しい。シンプルなテーブルの足ばかりでなく、繊細な細工を施したペンから宝飾品まで、いろいろな素材からいろいろなものが作れる。

木材は、なかでももっとも汎用性の高い素材だが、これを組み合わせることで、Grady Hillhouseは、ほぼ旋盤だけを使って驚くほど美しいスプーンを2本作った。

Hillhouseは、まず、明るい色のシタン材を、2つのクルミ材で挟むことから作業を開始した。

Crafts

2015.06.10

Maker Faireの10年:Dale Dougherty

10周年を迎えたMaker Faire Bay Areaは、我々の文化の終わりのないMakingとMakerカルチャーの台頭を祝う祭として大変に盛り上がった。5月15日から17日にかけてサンマテオで開かれたMaker Faire Bay Areaは、すべてのMaker Faireの母だ。もっとも規模が大きく派手で、それでいて、これまでになくスイートとチャーミングだった。Maker Faireがここまでパーフェクトで大人気になるまでに10年かかった。私はこの10周年を誇りを持って讃えたい。

Crafts

2015.06.09

90年代トランスフォーマー風オモチャをプリントしよう

Lincoln Logs、Lego、Tinkertoys、Hexbugs、K’nexなど、組み立てられることが子どものオモチャの世界では大きな売りになっている。ということは、自分で組み立てられないオモチャを買って遊ぶことに、どんな楽しみがあるのだろう。

そうしたキットの中で最新のものが、アーティストでデザイナーのTomoo Ymaji(山路智生)が製作したエレガントなトランスフォーマー風アクションフィギュア、Stingrayだ。Shapewaysで公開されている。