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2016.06.23

『時の可視化2016』メイキングビデオ

真壁友さんの作品『時の可視化2016』の制作過程を収めたメイキングビデオ。オリジナル・クオーツクロックができるまでの様子が美しい映像でまとめられています。

CAD上での作業から始まって、材料の準備、CNCフライスでの加工、旋盤、電気回路、そして組立と、工程全体を追体験できます。金属を削る様子を見るのが好きという人はぜひ見てください。途中、ちょっと特殊な電子工作のシーンもありますね。私はあとでもう一度、冷たい紅茶を用意してからゆっくり見ようと思います。

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2016.06.21

15歳の少女が始めた非営利のアップサイクル事業

Maker Faireでは、創造性について語る人が大勢いる。その中にときどき、自分を一段階上の人間に引き上げてくれる刺激的な人がいる。私の場合、それは「To Green and Beyond」の創設者で、15歳のRajee Shahだった。Shahは、ジャンクメールやカタログや古い地図などをアップサイクルして、紙のイヤリングやペンダントライトなど、さまざまなものを作っている。私は、Maker Faire Bay Areaのゾーン2で出展していたShahに会い、話を聞いた。

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2016.06.20

マスターモデラーによる、模型の接着、着色のための驚きのテクニック5つ

David Neatのblog of modeling tips(モデリングのコツブログ)に、こんなコメントが載った。「モデリングサイトの聖杯を見つけたような気分だ!」と。DavidのシンプルでわかりやすいWordPressブログは、質、量ともに、見た目よりもはるかに充実している。Davidはモデル作りの本を書いたり教えたりしているのだが、このサイトの内容は、彼の本、教室、レクチャーの集大成だ。

そこには、モデリングの製図方法から材料、モデリング技術(一般的なものから専門的なものまで)などなど、山ほどの情報がある。

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2016.06.15

Arduino とパンチカードでハックした編み機のギャップを埋める

初期の時代のコンピュータープログラムは、パンチカードが使われていた。テキスタイル業界から持ち込まれたシステムだ。今でも、編み機ではパンチカードが使われているが、このテクノロジーを、ハックした編み機でフルに活用し、Arduinoを使ってデジタルにコントロールしようとしているグループがある。

AYAB Knittingのメンバーは、オープンソースのArduinoシールドを開発した(上の写真)。デジタルな入力を、編み機用の機械的な出力に変換する。下のビデオを見ると、そのアイデアがよくわかる。

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2016.06.03

家庭用3DプリンターでTシャツにロゴやキャラクターを直接プリントする方法

3DのロゴをTシャツにプリントしよう! 家庭用プリンターで普通のPLAやABSなどのフィラメントを使い、Tシャツに直接3Dプリントができる。

必要なもの
標準的な3Dプリンター。標準的なPLAまたはABSフィラメント:我々は加熱ベッド付きのUltimaker 2と、加熱ベッドのないZeepro Zimを使った。

Tシャツ:コットン、ポリエステル、またはその混紡。表面に大きな装飾があるものは、エクストルーダーとぶつかってしまう。

小さなクリップ:小さなプラスティックのクリップか、小さなまち針をお勧めする。

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2016.06.02

毎日30分間のProcessing

この数ヶ月、ずっと見ているサイトを紹介します。”30 min. Processing – 30分でProcessingで何かを作る”と題されたこのサイトは昨年の8月から毎日更新され、新しいProcessingのスケッチが公開されています。美しい画像や面白い動きを生成する短いスケッチが、ソースコード付きで、毎日。継続する力に圧倒されます。ほとんどのスケッチはブラウザ上での実行が可能で、動きのあるものもすぐ見ることができます。Processingプログラマーにとってのサンプル集としても貴重な存在かもしれません。

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2016.06.01

ペットボトルで作る人道的なネズミ捕り

2リットルのペットボトルと針金と2つの木の切れ端と、ちょっとの金具で作ったこの捕まえて逃がすためのネズミ捕りがいい。ビデオを見れば、これがどのように働くのか、そしてどうやって作るのかが詳しくわかる。簡単な作り方は下記のとおり。

ペットボトルと木材の他に使うのは、2つの針金のブラケット。ひとつはボトルの中央に通して軸にするもの。もうひとつはネズミが逃げるのを防ぐブロックを固定するものだ。

ボトルのバランスポイント(重心)を見つけたら、そこにブラケットを通し、ネジとワッシャーで木材に固定する。

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2016.05.25

旋盤で削りだした竹製デススターを見よ

このところ、非常に多くの人たちがYouTubeでコンテンツを発表しているのを見ては、とても刺激を受けている。なかには大変に丁寧に作られているものもある。プロジェクトを始めて、最後まで作り上げるのは大変なことだが、その過程を詳細に記録して、結果としてチュートリアルとしてインターネットで公開するのも大変だ。さらに全体を記録して、編集して、そのビデオを公開するのはまた大変なことだ(多くのMakerは、写真付きで詳しい作り方の説明を「Instructables」などで公開している)。

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2016.05.18

Brendan TangのSFと陶器を融合させたサイバネティック彫刻

Brendan Tangの80年代初期の彫刻シリーズ、「Manga Ormolu」では、未来的なロボットの一部と中国の陶磁器が複雑な曲線で融合して共存している。Tangの作品の組み合わせは、18世紀ヨーロッパで行われた既存の芸術作品に金で飾りを入れるormolu(オルモル)に影響を受けている。しかし、彼のシリーズの魅力は、2つの異質なものが絡み合う難しさにある。ロボットの要素が陶器の優美さを押しつぶしている。同時に、陶器がロボットの領域に覆いかぶさっている。

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2016.05.16

ダンボールの使い方:切る、曲げる、型を作る、パピエマシェ

ダンボールはどこにでもある。剥がしたり、曲げたり、切ったり、さらにはレーザーカッターで好きな形に切り抜いたりもできる。プロジェクターを使えば、ペーパークラフトのデザインをダンボール上に大写しにして写し取り、タブとスロットで簡単に組み立てられるプロジェクトもできる。

ダンボールのタイプ
ダンボールと言ったときに、大抵の場合は、Cフルートと呼ばれる波形の層を挟んだ厚紙を指す。ダンボール箱などには、厚さ4ミリで、やや柔らかい厚紙からできたものが使われる。ざらざらした繊維質の紙の間に波状の層が挟まれている。