Electronics

2011.07.19

選び抜かれたDIYソフトボックスあれこれ

FlickrユーザのMatt JonesがUdi TiroshのDIYPhotography.netで行われた自作ソフトボックスコンテストについて教えてくれた。ソフトボックスというのは、写真撮影に使う照明装置のひとつ。反射鏡と光を拡散させるスクリーンで構成された、影の目立たない柔らかい拡散光を作る装置だ。コンテストには70件の応募があり、Udiは24作品まで絞り込んだ。ボクのお気に入りは上位入賞したミネアポリスの写真家、Frank Syseの作品(上の写真)。

Crafts

2011.07.15

スチームパンク造形作品1000

グラフィック社から『スチームパンク造形作品1000』の献本をいただきました。この写真集は、スチームパンクの世界に魅せられた数多くの作り手による作品を320ページというボリュームのなかに収めたもので、このコミュニティの熱気と多様性を知ることができる一冊です。
……現代のテクノロジーは非常に便利な一方で、中の仕組みがわかりにくくなっている。そのため、レトロなMakerたちは、過去にはあった、自分の手で作るときの感触を大切にする。木材、真鍮、銅、鳥の羽、そんな目にも楽しい素材でガジェットを作ろうとする。

Electronics

2011.07.13

プリングルス「カンテナ」10周年

引っ越した先のアパートでインターネットを使えるようにとギークたちが必死に探っている方法のほかに、もっとパワフルな方法がある。漫画「よし、プリングルス缶テナで通りの向こうのwi-fiに接続できるようになったぞ」「インターネットは来てるの?」「いや、でもあっちの家のほうが先にケーブルが来るだろうから」
10年前、暑い独立記念日にボクたち「アルファギーク」は、カリフォルニア州セバストポルのRob Flickengerの家のポーチで自家製マイクロウェーブ・アンテナの実験をしていた。

Crafts

2011.07.10

新刊『Made by Hand』

[Make: Japan Books]の新刊『Made by Hand ── ポンコツDIYで自分を取り戻す』が6月25日に出版されます(この告知は7月上旬まで一番上に表示します)。
「Makerムーブメント」を主導する雑誌「Make」の編集長、ブロガーとして知られる著者による、ビットの世界からアトムの世界への旅の記録。野菜作り、エスプレッソマシンの改造、シガーボックスギター作り、鶏小屋作りと養鶏など、さまざまなDIY体験を通じて、個人が物を作ることの意味を考える一冊です。

Electronics

2011.07.06

EMSLの555フットスツール

我らが朋友、Evil Mad Scientist LaboratoriesのLenoreとWindellが555チップ型のフットスツールを作った。研究所に新しいフットスツールが欲しくなって、どういうわけか、我らがヒーロー、555タイマの形で作ろうということになった。
データシートを調べると、拡大モデルを作るのにちょうどいい三面図が見つかった。このスツールは、実物の約30倍。幅約30センチ。本物の555チップは約1センチだ。高さは、足を乗せるのにちょうどいい約20センチとした。

Crafts

2011.07.04

Solar Sinter Project – 太陽光と砂で3Dプリント

Markus KayserのSolar Sinter Project(太陽光焼結プロジェクト)は、太陽をパワーに、砂を材料に使う3Dプリンタだ。エネルギー源と天然資源の枯渇がより問題視される中、このプロジェクトは、エネルギーと素材が無尽蔵にある砂漠の生産性を探るものです。この実験では、太陽光と砂を天然エネルギーとして使い、3Dプリンタの技法でガラス製品を作ります。高度なテクノロジーを用いて天然のエネルギーと素材を合体させるわけです。

Crafts

2011.07.01

レモン手榴弾

ボクは大学で美学のコースを取ってたけど、そのときの課題に革新的な方法で果物をパッケージせよというものがあった。ボクはミニチュアパイナップルを買ってきて、葉を切り落とし、かわりに、信管とスプーンとピンを差し込んで手榴弾型にした。それでAをもらった。
だけど、思うに、みんな考えることだったね。
Chris Mylesが作ったのは、COMBUSTIBLE LEMONS MODEL 0419。本物のレモンではなく、クラフト素材店で売っている安物のプラスティック製レモンだ。そう考えると、かえってスゴイ。

Electronics

2011.06.28

ロッカースイッチでHello World

この場限りのインスタレーションとして4,750個もの(計算上)照明付きロッカースイッチを並べて「Hello World」を表示させたValentin Ruhryは、部品屋からかなりの値引きをしてもらったんだろうね。この作品は、ニューヨーク市のThe Austrian Cultural Forumで9月5日まで開かれているFunf Raume という展示会に出展されている。 [via Triangulationより]
– Matt Richardson
訳者から:この単純なアイデア、もっと小型のディスプレイに応用できそうだね。