Crafts

2011.03.25

19世紀の刀の鍔を復元

Makeの読者のJimy Sopranoがこのショートドキュメンタリーのリンクを送ってくれた。日本の伝統金工技術を受け継ぐFord Hallamが、19世紀の水戸の金工、萩谷勝平の作品を復元するという内容。私は数年前、日本刀と居合道を見て、日本刀の隅から隅まで、その状態や、「動く禅」と呼ばれる居合道の型に魅せられたのだが、これを見たら、あのときの感動が戻ってきた。
鍔は装飾を施した刀の部位で、日本刀のすべてがそうだが、ここにも芸術的な細工が施され、また鍔自体も美術品とされている。

Fabrication

2011.03.18

エッシャーの滝のビデオはこう撮影された(かも)

2週間前にYouTubeユーザーのmcwollesが製作したM.C.エッシャーの不可能な滝を再現したビデオを掲載した。どういう仕掛けなのか知りたくて仕方なかったみなさん、Boing Boingの読者 David Goldmanが描いたこの図が気になるだろう。Davidの説では、このビデオは、上の図のようなモデルを遠近法の錯覚を利用して撮影していて、2つのカットを0:45の地点で繋ぎ合わせているという。
図の解説
0:32 影が先にAに落ちている。
0:42 Bに水が流れていない。

Electronics

2011.03.17

個展で展示するためのクロックラジオの改造

Michael Colomboの記事より:
先日、フレンチストリートに住むアーティスト、Zevsのためにハードウェアの改造を行いました。彼の要望は、古いソニーのDream Machineクロックラジオでヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの『ヒップ・トゥ・ビー・スクエア』をすごーくゆっくりにして聞きたいということでした。これは昨晩、ニューヨークのGallery De Buckで開かれたZevsの個展、Liquidated Version(4月7日までやってます)のオープニングで、そのほかの作品と一緒に展示されました。

Electronics

2011.03.10

ビョークが語るテレビの仕組み

歌手のビヨークがテレビを分解して、テレビの仕組みに関する詩人の言葉を信じないようにと伝える。[The Amp Hourより]
訳者から:ビョークは昔、アイスランドの詩人にこう言われたそうだ。「テレビは映画と違って、無数の小さな光の点で画像を作っている。だから、それを画像として認識するために脳がとても忙しく働くので、テレビ番組の内容を考える暇がなくなり、いいものも悪いものも、全部受け入れてしまうようになる」
そこでビョークは実際にテレビを分解して中を見て、科学的に仕組みを理解することで、詩人の話がウソだと知る。

Science

2011.03.09

たぶん世界一小さい水槽

ロシアのミニチュア作家 Anatoly Konenkoが作ったこの3 x 2.4 x 1.4センチの水槽は、「世界一」ものの中ででも最高に楽しいものだ。The Daily Mailに英語の詳しい記事が出ている。[ありがとう、Alan Dove!]
訳者から:ガラスの水槽だそうだ。泳いでいるのはゼブラフィッシュの赤ちゃん。

Crafts

2011.03.04

Makeが選んだMakerのためのビデオプレイリスト

2011年は、情報たっぷりで面白くてエキサイティングなオンラインビデオが花開く年になる予感。ここに並べたのは、Makerの世界でボクが大好きなオンラインビデオ作家の作品だ。順不同です。

EEVblogのビデオは1時間以内の作品で、ただアホをやってるだけじゃないところがいい。これはなかでもボクのお気に入り。

我々の仲間のBecky Sternが作ったボクの好きなビデオ。有機ELワイヤーを使ったTRONバッグだ。Beckyは隔週のMake: Live showにも出演している。

Crafts

2011.03.03

アクセサリー用発光デバイス『スパークル』

『スパークル』はaniomagicが開発したアクセサリー用の発光デバイス。導電性糸を使って電池とLEDシークインを縫いつけると、自分だけの輝くブレスレットやチョーカーのできあがり。シークインは全部で4色(ダイアモンド、サファイア、ルビー、エメラルド)。付属のコンデンサを取り付けることで3種類(トィンクル、フリッカ、パルス)の明滅パターンを選ぶことができます。2月28日まで東急ハンズ渋谷店で開催されたMake: in Handsでは、メカロボショップによるワークショップが行われました。

Crafts

2011.03.03

How-To: 写実的な布製品の作り方

Photojojoの簡単だけど効果バツグンのクラフト技術だ。好きな物の写真を撮って、実物大でインクジェット用布にプリントする。これを袋状に縫い合わせれば、本物そっくりの袋ができる。ポーチにしてもよし、中に入れるものに合わせたカバーとか、反対に、中身をカモフラージュしたりとかね。