Crafts

2009.10.23

ChumbyとGoogle Powermeterを使ったリアルタイム消費電力モニター

数ヶ月前、Design ContinuumでMike Costaに会った。彼はデスクの上にChumbyを載せて、建物の消費電力をモニターしていた。そのとき彼は、このシステムの技術的な詳細をまとめていたところだったが、現在そのプロジェクトの一部の情報が公開されている。ちょっと抜粋しよう。リアルタイム消費電力モニターには、電気のむだ遣いを効率的に削減する能力があることがわかった。人間が無駄を認識するためには何らかのフィードバックが必要であることは、直感的にわかる。

Crafts

2009.10.23

ペダル式コンピューター

OLPCアフガニスタンチームは、このOLPC用ペダル式発電機を作った。発電機本体は、Freeplayの手回し式のものを応用している。コンピューターを使用中に、子供が十分な電力を作れるように設定してある。
すごく素朴なシステムだけど、目的を考えると理に適っている。これが並んだグリーンなコーヒーショップなんて、よくない?[neatoramaより]
– Matt Mets
訳者から:OLPCは、おもに発展途上国の子供たちに教育手段としてのパソコンを提供するため、安価なハードウェアを開発しようというNPOのプロジェクト。

Crafts

2009.10.20

コンテナ型野菜工場=究極の地産地消

約2坪のコンテナでレタスやハーブを栽培するプロジェクト。LED照明を用いて運用コストを低減し、水耕栽培による無農薬化が実現されます。面白いのはその設置場所。ショッピンセンター(ららぽーと柏の葉)の一角に展示されます。つまり、産地から輸送することなく、最終的な販売地で生産してしまうという試みなんですね。当初の生産量は月産500~600株とのこと。

Crafts

2009.10.20

ステッパーモーターの自転車用発電機

DinoFabに掲載されたDeanのいちばん新しい工作は、古いプリンターから取ったステッパーモーターを発電機として使ったLED照明システムだ。ステッパーモーターで発電する方法に関して、彼はこの記事(英語)を読んでほしいと言っている。
Stepper Motor Powered Bike Light(英語)
– Gareth Branwyn
訳者から:ステッパーモーター(ステッピングモーター)からは6本の線が出ている。

Electronics

2009.10.14

Melting Pot: コーヒーの香りでチームを招集

The Melting Potはちょっと前の “ビジュアライザー” プロジェクトだが、ずーっと時代の先を行っていた。2001年にItiro SiioとNoyuri Mimaによって開発された、オフィスに散らばったチームのメンバーを、甘い甘いコーヒーを使って繋ぎ、招集しようというものだ。音や視角の合図を使わず、嗅神経系を使うことにこだわり、すべてのメンバーに入れ立てコーヒーの香りを音もなく同時配信するようになっている。無意識下でコーヒーのいい香りを嗅ぐと、コーヒーが飲みたくなり、休憩室に集まってくるというアイデアだ。

Electronics

2009.10.13

DIYストリートビューカメラ

米国陸軍士官学校ウエストポイントの授業の一環として、MakerのRoy D. Ragsdaleは、ストリートビュー用のカメラのようなカメラの試作品を完成させた。ノートパソコンと、300ドル分の市販の部品と、オープンソースソフトウェアを使っている。Pythonスクリプトが、1280×1024ピクセルの8枚のJpeg写真データを繋ぎ合わせて、Goolge Earthにアップロードするというものだ。
組み立ては簡単でした。8角形の厚紙のボードの土台に、カメラを固定するための棒を接着しました。

Science

2009.10.09

セコイアの縦パノラマ写真

木が密集していて遠くから狙うことができない90メートルの木の根本からてっぺんまでを、どうやったら撮影できるだろうか。自然写真家のMichael Nicholsは、特殊なカメラリグを使って、クローズアップをたくさん撮影して、それをデジタルで繋ぎ合わせることで実現した。NPRに完全な話が載っている。

Crafts

2009.10.05

私が死んだら鉛筆に……

Nadine Jarvisの “Carbon copies”… ちょっと気持ち悪いけど、賢いアイデアだ。人の遺灰から作った鉛筆です。標準的な体格の人の遺灰からは240本の鉛筆が作れます。人が一生のうちに使う鉛筆の量に相当します。鉛筆には亡くなった方の名前が1本ずつ箔押しされます。一度に取り出せる鉛筆は1本だけです。鉛筆の削りかすは箱に戻されます。鉛筆が削れた分だけ、かすが溜まります。ずっと使っていると、箱の中は削りかすで一杯になります。これが新たな遺灰となり、ケースはそのまま骨壺となります。