2014.05.26
家宝のバイオリンを3Dプリンターで甦らせる
7年ほど前、私は家族に代々伝わるバイオリンを譲り受けるという名誉を得た。私が受け取ったのは、ネック(ボディから分離している)とボディと1本のチューニング用ペグだった。これは大変に貴重なものだ。ボディの内側には「ストラディバリウス」と書かれていたからだ。結局のところ、それは本物ではないとわかったのだが、それでも100年前の代物だ。かれこれ80年間は音を出していない。現存するMassie家の人間で、この音色を聞いた者はいない。
2014.05.26
7年ほど前、私は家族に代々伝わるバイオリンを譲り受けるという名誉を得た。私が受け取ったのは、ネック(ボディから分離している)とボディと1本のチューニング用ペグだった。これは大変に貴重なものだ。ボディの内側には「ストラディバリウス」と書かれていたからだ。結局のところ、それは本物ではないとわかったのだが、それでも100年前の代物だ。かれこれ80年間は音を出していない。現存するMassie家の人間で、この音色を聞いた者はいない。
2013.12.12
モハヨナオさんのCoffeeColliderは、CoffeeScriptをベースに、音響プログラミング言語SuperColliderに似た環境をブラウザ上で実現するプロジェクト。すでにエディタと実行環境がセットになったデモページが用意されていて、実際に音と波形を出力することができる。ソースはGitHubで公開されている。開発仲間を募集中のようだ。
2013.10.24
OTOTOはスーパーフレンドリーなカセットテープサイズのプリント基板型シンセキット。Makey Makeyスタイルの端子が12個あって、そこにタッチセンサとなる導体を接続し、演奏する。真ん中の丸い部品はスピーカー。ということは単体で音が出る、のかな。開発はロンドンを拠点とするデザインと発明の会社Dentaku。そのメンバーはYuri SuzukiとMark McKeagueだ。UK版Wiredによると、プロトタイプを使ったワークショップの期間の後に商品化の計画あり。なお、OTOTOは「弟」から来ているとのこと。
2013.10.17
RadiumSoftwareの新しい実験。MIDIコントローラ → Unity MIDIレシーバプラグイン → Unityプロジェクトという流れ。サンプルプロジェクトPONGも公開されている。MIDIを経由することで、Unityのゲームの世界と現実世界を繋ぐことができるということだね。
2013.08.23
Will.i.amのFacebookフィードより。
ご存じない方のために、Will.i.amはThe Black Eyed Peasの創設者であり、名うてのハイテク好き。数々のイニシアチブを支援し、子どもの教育もサポートしている。とくに、彼のi.am.angel基金はi.am.STEAMプログラムを開始し、小中学校での科学、技術、工学、アート、数学の教育を支援している。さらに、彼はi.am.scholarshipを立ち上げ、革新性のある子供たちが中等教育を修了できるよう奨学金を提供している。
2013.06.10
私は、Joy Divisionの1979年の伝説のアルバム『Unknown Pleasures』(アンノウン・プレジャーズ)と、その象徴的なアルバムカバーが大好きだ。そのカバーの絵は、音声の波形だとずっと思っていた。レコードの一部の音を図形化したものだろうと。しかし、つい先週、それをデザインしたPeter Savilleのビデオを見て、それが1967年に世界で初めて発見されたパルサー、PSR B1919+21(略してCP 1919)からの電波だということを知った。
2013.04.22
Andrew Deagonは、膝の手術から復帰するまでの間にアイデアを思いついた(鎮痛剤のおかげ)。そして、NeckFXを作りたいと思った。NeckFXはギターに取り付けてギターを弾くとLEDが光るというアタッチメントだ。私はギターを弾かない(というか楽器の才能がない)のだが、LEDを埋め込んだギターはすごくクールに見える。彼らはビデオに映っているようなプロトタイプをいくつか作り、バンドやミューシャンに販売もしていた。そして彼らはKickstarterキャンペーンを立ち上げて、その資金で本格的な製造を開始してMakerビジネスを拡大しようと考えたのだ。
2013.03.27
テキサス州オースティンに住むアーティストでオーディオマニアのChristopher Lockeは、古い金管楽器をiPhoneやiPadのアンプに改造している。彼はそれをAnalogTelePhonographers(アナログ・テレフォノグラファー)と呼んでいる。アナログとデジタルが入り組んだ形でブレンドされた外観で、サウンド(下のビデオ)も素晴らしい。彼の作品は、オーディオ機器が洒落た箱ではなく、家具のようだったクラシックな時代を思い起こさせる。
2013.03.14
作者が雨音をセンサで拾いArduinoとBluetoothを経由してiPhoneへ送るデバイスを作ったのは、雨の音の楽しさを伝えるため。祭り囃子で使われる鉦と太鼓の音をマッピングして、情景を作り出している。
2013.03.08
Fran Blancheは、フィラデルフィア出身の自称「コンサートMaker、ペダルデザイナー、エンジニア、アーティスト、ミュージシャン、ときどきラジオDJ、いまひとつのシンガー、そしてフルタイムのアホ」だ。そう遠くない過去に、Frantoneというオーダーメイドのギターエフェクターのメーカーを経営していた。すごいね。
彼女のブログには、YouTubeチャンネルとデザインを記したページなど、いろいろ面白いものが載っている。だけど、私がとくに気に入ったのが、Shredcamプロジェクトだ。