Electronics

2018.11.20

[MAKE: PROJECTS]Google AIYでウェアラブルフクロウ型AIコンパニオンを作ろう

これは私の親友、Archimedes(アルキメデス)。私の肩に止まって周囲の人たちの感情を検知するの。そして、光の色と小さなブザーの音で知らせてくれる。Arduinoで制御するパン(横の回転)とチルト(上下運動)のサーボジンバルを搭載してるから、動いたり周囲を見回したりするのも可能。

頭脳

まずは、Google AIY Visonキットの組み立てから。アルキメデスの頭脳とセンサー・システムは、このDIY AI入門キットがベースになってる。

Electronics

2018.11.14

パソコン上でデザインした形に針金が折れ曲がって出てくる驚きの針金細工マシン

以前にも「Make:」で針金細工用のマシンを紹介したことがある。マイクロコントローラーと、モーターを数台と、歯車とローラーを組み合わせて作ったそのマシンの端から針金を入れると、反対側からパソコン上でデザインした形に針金が折れ曲がって出てくるというものだ。

How To Mechantronicsのマシンは、大部分が3Dプリントした部品で作られているという点で、他と差をつけている。ステッピングモーター2台とサーボモーター2台も使われている。

Electronics

2018.10.26

ライブステージの即興演奏で共演する“人工音楽知能”「A.M.I.」

そう遠くない昔、人工音楽知能はSFの中の話だったが、イタリアの小さな同好の集まりがそれを実現させてくれた。今、あらゆるミュージシャンとあらゆる楽器の即興演奏のコードを、いくつかの音を聞くだけでハッキングできる世界初の人工知能A.M.I.が、ローマ第三大学で開発されている。

「難しく聞こえるかも知れませんが、実際はとても楽しいものです」と語るのは、著名な音楽家であり、このアイデアの発案者でもあるAlex Bragaだ。彼は、A.M.I.をライブやスタジオ録音の現場に導入して、電子音楽の世界に革命を起こそうとしている。

Electronics

2018.10.19

教室でゲーム機も携帯電話も作ろう ー クロアチア発教育向けプロジェクトMAKERbuino

今日多くの教育現場ではゲーム機や携帯電話の使用・持ち込みは制限されている。教育に悪影響を及ぼすという極端な意見もあって、どちらかと言うと、それらは目の敵にされていると言えるかもしれない。しかし、もちろんそれらは教育においても使いようなのだ。

MAKERbuinoとMAKERphoneは教育を目的にゲーム機も携帯電話も作ってしまおうというArduino互換ボードを使ったクロアチア発のオープンソースプロジェクトだ。「作って遊びながら電子工作とコーディングを学ぼう」ファウンダーのAlbert Gajšakはプロジェクトの意図するところをそう語る。

Electronics

2018.10.18

フォトレポート:AdafruitオフィスとLimor Friedの夜

ニューヨークの街を訪れた初日の夜、私はAdafruitへ、Limor FriedとPhil Torroneに会いに行った。

Adafruitは、大変に忙しい会社だ。創業から13年の間に、同社はニューヨーク市のトップ製造業者のひとつに上り詰めた。そんなわけで、約束の時刻は夜の9時15分。仕事が終わって、毎週放映しているライブキャスト「Ask an Engineer」と「Show and Tell」が終わった後の時間だ。

Electronics

2018.10.09

[MAKE: PROJECTS]叩くと光るスネアドラム

Less Than Jakeのコンサートで、Vinnie FiorelloのドラムにLEDが仕込まれていることがわかった。ときどき、ローディーがバンドの機材の設定を変更していたけど、ドラムのLEDの色はずっと変わらなかった。Less Than Jakeのライブはエネルギッシュで素晴らしかったが、光が変わらなければ面白くない。自分なら、もっといいものが作れる。

それには、ドラムの中に収まるよう小型で、インタラクティブな仕様にする必要がある。

Electronics

2018.09.28

ネコが自分で運転する電動ボード

ときどき、インターネットで見かけたもので、そのコンセプトの出どころがすっごく気になるものがある。たとえば、このネコが乗っかっている自作電動ボードだ。みんなもスゴイと思うだろうが、でも、なぜこんなものを作ったのかが気になる。ネコにボードの乗り方を教えているのだろうか? そこで、これを作ったAdobeでARのためのインタラクティブ・デザイナーをしているKim Pimmelに連絡を取り、このプロジェクトに関する話を聞くことにした。

Fabrication

2018.09.19

Xboxのアナログスティックをハンドルに変える3Dプリント技

頭が良くて機能的な3Dプリントのアイデアを見ると、心が満たされる思いがする。この3Dプリントのメカニズムは、Xboxのコントローラーに、自動車を運転するゲーム用の小さなハンドルを追加するものだ。たしかに、市販されている本格的なハンドル型のコントローラーとは比較にならないが、アナログスティックで車を運転する人にとっては、シンプルで気の利いた改良技だ。

Thingiverseのユーザー、Pixel2は、プリント用のファイルを公開している。

Electronics

2018.09.18

オープンソースで本格的なロボット犬を作るOpenDogプロジェクト

イギリスのマッドで熱烈なロボット愛好家、James Brutonが、また新しいことを始めた。彼はこれまで、レゴのスケートボード、スター・ウォーズのBB-8、アイアンマンの自家製スーツなどを作って披露してきたが、今回は、ボストン・ダイナミクスみたいなロボット犬を、オープンソースのプロジェクトで作ろうというのだ。その名も「OpenDog」。すべての人に向けたオープンな開発プロジェクトは、いつだって楽しくて興奮する。みんなで作って、参加して、デザインやアイデアや、プロジェクトの進め方などに関する意見を出し合えるのがいい。

Electronics

2018.09.11

建物サイズのドローボットを作った

家の塗装を素早くやる方法とか、好きなアート作品を高解像度でプリントしたいとか、そういう方はこの記事は読み飛ばして欲しい。我々が製作したマシンは、大きくて、低解像度で、ひじょーーーに遅い。それに、とても大きくて、最高にいかしていて、安くて、言うことを聞かなくて、午後だけの作業で数日間で作れて、動いているところを見ると、うっとり見とれて瞑想的な平静状態に浸ることができて、素晴らしい(というか「独創的」な)アート作品が描かれる(複製される)。