Electronics

2011.07.25

Wolfram|Alphaに電気技術者向けの機能が追加

すこし前に、ボストンで開かれたScience-Fooイベントで、LadyadaとAmanda(w0z)とボクは、Stephen Wolframに会った。そこで、(Wolfram|Alpha に)電気技術者のための項目も採り入れてほしいという話をしたところ、彼は会話をしながらその場でiPadにボクたちのリクエストを書き込んでいた。そして今日、彼からメールが届いた!……Wolfram|Alphaへのアドバイスをありがとう。抵抗値に関する解説を実装してみたのだが、喜んでくれるだろうか。

Electronics

2011.07.22

59ドルでiPhoneとArduinoをつなぐケーブル(しかも脱獄なし)

Maker Shedの新製品です。Redpark Breakout Pack for Arduino and iOSは、iPhone、iPad、iPod touch用の初めてのApple認定汎用シリアルケーブルです。片側にはiOSデバイスに接続するためのドックコネクタ、もう片側にはArduinoなどのシリアルプロトコルで通信する機器に接続できるRS232ポートがあります。
セットには、ケーブル、RS232-TTLシリアルアダプタ(Redpark Serial CableでiOSと Arduinoを接続させるもの)、Mintronics Survival Pack(実験用のセンサなどの部品が入っている)が含まれています。

Fabrication

2011.07.22

300ドルのDIYデスクトップCNCマシン

Makeの読者、Anders Haglundが、Edward FordのProject ShapeOkoのことを教えてくれた。オープンで完全なデスクトップ型CNCマシン(電子回路も含む)を300ドルで作ろうという挑戦みだ。[ありがとう Anders!]自作CNCの世界を見回してみると、シンプルで低コストで簡単に作れるものが少ないように感じられます。そこをなんとかしようと考えました。4年をかけて設計と再設計を繰り返し、誰でも300ドルで作れて欲しい機能を持ったCNCを開発しました。

Science

2011.07.22

もっとも有名なノーベル賞受賞者、キュリー夫人

今年は世界化学年。そして、キュリー夫人にノーベル化学賞が贈られてから100年になる。これを記念して、Chemical and Engineering News誌は数人の化学者にエッセイの執筆を依頼したのだが、なかでもNaomi PasachoffのMarie Curieと題した原稿は素晴らしかった。キュリー夫人のような勇敢な化学者が、今どれだけいるだろう。
マリの研究により、ピッチブレンドと銅ウラン石という2つのウラン鉱石の放射能が、純粋なウランよりもずっと高いことが発見されると、ピエールも加わって、さらに未発見の放射性物質を探求した。

Fabrication

2011.07.21

DIYレーザーカットカメラ

kit da studioのKit Manが作ったKDS-POTO2カメラがすごい。レーザーカットしたアクリルのパーツと、壊れたカメラから回収したレンズで作れる。完全手動のフィルムカメラで、あの懐かしいHipstamticやDIY Lomoみたいな写真が撮れる。作るのもめちゃくちゃ楽しそうだ。なにがすごいって、このクールガイは、誰でもレーザーカットできるように、Adobe Illustrator用ファイルを公開してくれている。

Crafts

2011.07.20

巨大モジュラーシンセ用自作エンクロージャー

Matthew Davidsonのお兄さんが、モジュラーシンセ用のエンクロージャーを作ってくれた。すごくスタイリッシュ。
私は10年ぐらいかけて、ゆっくりとモジュラーを作ってきました。元になっているのはドイツから輸入した中古の6U Doepfer Basic Systemです。バベルフィッシュを使っての商談は大変でした。あの当時、ユーロフォーマットを扱っているのは小さな会社3つだけで、アメリカにはほとんど販売店がありませんでした。しかし、物理的なコントローラで音作りを楽しむ新世代のシンセマニアたちに動かされて、アナログシンセへの興味は高まるばかりでした。

Electronics

2011.07.19

レゴ工場のレゴセット

これは、すごく珍しい限定版のレゴセットとのこと。レゴの工場見学ツアーのお土産用に作られたそうだ。Flickrのユーザ、Si-MOCsは、68セットのなかのナンバー8を入手した幸運な一人だ。このセットは、2つのモデリングマシンで構成されています。ひとつめは、1949年に使われてたオリジナルの手動インジェクタで、もうひとつの大きいほうは現代の製造装置。つまり、このセットのレゴブリックを作ったマシンということです。 🙂
どちらも可動部分があります。小さいほうは、モールドを「プレス」できます。

Electronics

2011.07.19

選び抜かれたDIYソフトボックスあれこれ

FlickrユーザのMatt JonesがUdi TiroshのDIYPhotography.netで行われた自作ソフトボックスコンテストについて教えてくれた。ソフトボックスというのは、写真撮影に使う照明装置のひとつ。反射鏡と光を拡散させるスクリーンで構成された、影の目立たない柔らかい拡散光を作る装置だ。コンテストには70件の応募があり、Udiは24作品まで絞り込んだ。ボクのお気に入りは上位入賞したミネアポリスの写真家、Frank Syseの作品(上の写真)。

Electronics

2011.07.15

DNAもDIYの時代に:OpenPCR出荷開始

待ちに待ったOpenPCRキットの出荷が始まりました! UPS が第一弾を集荷して、OpenPCRは5つの大陸の13の国々に向けて旅立っていきました。512ドルのOpenPCRキットには、すべての部品とツールときれいな解説書が入っています。組み立てに必要なのはドライバーのセットだけです。
PCRは、基本的にはDNAのコピー機です。寿司屋にまつわる噂を検証したり、HIVやH1N1などの病気を診断したり、自分のゲノムを調べたりといったDNAを扱う作業に使用します。PCR法を発明した人間は、1993年にノーベル賞を受賞しています。