Crafts

2013.09.10

新世代のイノベーターを育てる方法

アメリカのK-12(幼稚園から高校までの生徒たち)はとても重要な時期を迎えている。科学と技術へのチャンスに溢れた未来がそこまで来ているのだ。しかし、今のシステムでは生徒たちに十分な準備をさせることが難しい。

2013年5月に発表されたFederal Science, Technology, Engineering and Mathematics (STEM) Education 5-Year Strategic Plan(科学、技術、工学、数学教育(STEM)に関する米連邦5年戦略計画)には、アメリカのK-12システムは、STEM教育において中程度のレベルにあると報告されている。

Fabrication

2013.09.09

DIY写真測量:123D Catchのオープンソースな代替プログラム

Autodeskの123D Catchは、デジタル写真から3Dスキャンができるという優れものだ。まさにミラクル。しかし、クラウドベースのフリーソフトなので、いろいろ制約がある。写真のアップロード数に制限があり、出来上がる3Dメッシュの最高解像度は、かならずしも最適とは言えない。そこで、写真測量で3Dモデルを作る、別の方法を3つ紹介しよう。これはStructure From Motion(SFM)と呼ばれる方式で、オープンソースのフリーソフトだ。

Fabrication

2013.09.02

10年前にはなかったMakerの仕事トップ10

変革が急速に進んでいる。10年前には存在しなかった仕事で食っていけるようになっているのだ。

1. クアッドコプターの操縦士

ELEV-8クアッドコプター

このごろ、ITP卒業生のメーリングリストには、経験豊富なクアッドコプターの操縦士の求人広告がいくつか載っている。このぶんぶん飛び回るドローンは、商業施設やコンサートやアウトドアイベントなどで多く使われるようになってきている。そうしたイベントの主催者は、その操縦士を求めているのだ。去年、趣味でクアドコプターを始めて操縦を学んだ人たちには、今、プロとして活躍する道が開かれている。

Fabrication

2013.08.29

FAB9 第9回 世界ファブラボ会議 フォトレポート

世界50カ国、200箇所以上に広がる、デジタルファブリケーション機器を備えた実験的市民工房ネットワーク「FabLab(ファブラボ)」。その世界会議の第9回が、8/21から8/27まで横浜で開催されています。今回は、ワークショップと自由制作が行われていた8/23(金)、ヨコハマ創造都市センター(YCC)と北仲BRICKを訪れました。

拠点となる北仲通周辺にはFab9のポスターやサインが各所に掲示。これは最寄り駅の馬車道駅改札前。よく見ると、FabLabのロゴの形をした回路図や、Processingのコードがポスターの地の部分に書き込まれていました。

Fabrication

2013.08.22

「住みたいタイプの世界を設計する」発明家Saul Griffithインタビュー

文芸サークルから帰る途中、KQEDラジオで才気溢れる発明家、Dr. Saul Griffithの面白いインタビューを聞いた。Saulはさまざまな仕事をしているが、MAKEの外部筆者兼技術アドバイザーでもある。彼は、子供向けのDIYコミックシリーズ『Howtoons』の共同執筆者であり、MAKEのDale Doughertyとメイカースペースも作っている。さらに、Squid Labs、Makani Power、Instructables、Otherlabの共同創設者でもある。

Fabrication

2013.08.19

Yamaguchi Mini Maker Faire レポート

 

2013年8月11日、12日の2日間、山口情報芸術センター[YCAM]で、Yamaguchi Mini Maker Faire(主催:山口市、公益財団法人山口市文化振興財団)が開催されました。

この2日間、山口は最高気温38度という猛暑。暑さにも負けずたくさんの方にご来場いただきました。

会場である 山口情報芸術センター(YCAM)は、展示スペース、劇場、市立中央図書館を併設する山口市立の複合文化施設。

Fabrication

2013.08.19

アストンマーチンを3Dプリントする

Yahea Abdulla によるインタビュー

Solidoodle 2nd Generationを使って自動車を一から作ろうとしているニュージーランド、オークランドに住むSolidoodleユーザー、Ivan Sentchに話を聞いた。進行中の彼のプロジェクトの写真を見たとき、それが彼の3Dプリンターを使った初めてのプロジェクトであるとは信じられなかった。また、こんなに大きなものをデスクトップ3Dプリンターで作れるなんて思わなかった。このユーザーには、そんな不信を吹き飛ばしてもらいたい。

Fabrication

2013.08.15

ニッポンの夏、3Dプリンタの夏

国内でも3Dプリンタを目にする機会が急激に増えている。いくつかの家電量販店では、ハードウエアの販売やデモが始まっている。8月2日にオープンしたヤマダ電機LABI1日本総本店(池袋)の売り場は想像を上回る充実ぶりだった。CubeとCubeXの動作状態を見ることができ(溶けた樹脂の匂いがほのかに漂う)、マテリアルの売り場やソフトウエアのデモ機もある。入れ替わり立ち替わりお客さんが見学に来ていた。どのくらい売れているのか、とても気になるところである。

ビックカメラやヨドバシカメラでも販売が始まり、ハードウエアの入手経路は広がった。

Electronics

2013.08.05

レゴのホットグループリンター

Instructablesの会員、Matthew Kreugerは、このレゴの3Dプリンターを作った。ホットグルーでプリントする。
最初のMakerbotを見たときから、私は3Dプリンターに魅せられました。しかし、私は工学科の学生で、800ドルから2500ドルなんてお金は持っていませんでした。なので、使えるものを使って作るしかありませんでした。私はArduinoと簡単なドライバー、それにパラレルポートを試してみましたが、うまくいきませんでした。どうしても手に入らないツールや部品が必要になってしまいます。