Fabrication

2013.10.08

プロトタイプからプロへの道(Hardware Innovation Workshopから)

Makerのプロ化を支援するPlethora。

希望に溢れるハードウェア系起業家をこのイベントに呼び込むことが大切だ。どうしたら、Makerたちに本当の起業への一歩を踏み出させることができるか。

その解決策のひとつに、プロトタイプの周期を速くする能力がある。「これは製造革命と言うより、プロトタイプ革命です」とDale Doughertyは言う。

Ben Einstein:Bolt 共同創設者、常務

話はそれだけなのか? 次の3つのセッションでは、何人かのプロたちが、プロトタイプから製品へつなげた経験と、そのためのアドバイスを話してくれる。

Fabrication

2013.10.07

f.labo主催「展開図武道会~この椅子いいっすね!」が参加者を募集中

Maker Faire Tokyo 2013で、情報科学大学院大学(IAMAS)(IAMASイノベーション工房[f.Labo])主催、オライリー・ジャパン共催による「展開図武道会~この椅子いいっすね!」が開催されます。f.Laboの高見さんよりご案内をいただきましたので紹介します。

「展開図武道会~この椅子いいっすね!」は、限られた条件をもとにスツールを制作し、プロダクトとしての完成度を競うコンテストです。制作をとおしてレーザー加工機の可能性や加工の多様性を追求し、その結果をシェアすることで、ものづくりの楽しみやコミュニティを形成することを目的としています。

Electronics

2013.10.07

Makerプロジェクトは宇宙へ

Makerムーブメントはフルスロットルで進行している。Maker Faire Rome(European Edition)も開かれるし、「Make Something Today」と訴えるポスターをいたるところで目にする(少なくともトロントではそうだ)。Makerムーブメントの「父」とされる企業(Arduino、MakerBot、Arduinoのチップのメーカー、Atmelなど)は、メディアや市場に大きな波を起こし、新しい産業を創造し、破壊を進めている。作るということが世界を席巻し、さらにその先へ進もうとしているようだ。

Fabrication

2013.10.04

世界初、学校用全自動3Dプリンター

先週開かれたNashville Mini Maker Faireで、New Valence RoboticsのMakerたちと話ができたのはうれしかった。彼らが展示していたのは、彼によると世界初の学校向け全自動3Dプリンターだということだった。実際に動いているところを見せてもらったが、いくつかユニークな機能があった。

私はMateo Pena Dollに話を聞いた。このプロジェクトの機械エンジニアだ。

Fabrication

2013.10.02

デスクトップ製造革命を生きる

(日本語版編注:原文は9月21日、22日のMaker Faire New Yorkの前に掲載されました)
次の火曜日の早朝、私は飛行機に飛び乗り、ニューヨークで「Maker Week」と呼ばれることになる時間を、World Maker Faire New Yorkを始めとする数々の楽しいイベントを担当するMAKEの編集チームといっしょに過ごす。すごいことになるよ。クイーンズに日帰りできる範囲に住んでいる人は、ぜひ参加してほしい。想像をはるかに超えるほど、新しいものを見て、学ぶことができる。

Science

2013.10.01

NASAはMakerと飛び立つ

PhoneSat 1.0
高高度気球でのテストを行うPhoneSat 1.0。

Xaero launch vehicle
再使用可能ロケット、Xaeroのフリーフライトテスト。カリフォルニア州モハベのMastenの施設にて。

Commercial Space Suit
Final Frontierの創設者、Ted Southern(右)とNikolay Mosieev(左)が商用宇宙服を披露。

Flagsuit gloves
Flagsuitの手袋は、柔軟で動きやすく、間接の抵抗が少ない。

Fabrication

2013.09.24

米国TechSHOP CEO Mark Hatch氏来日。3Dプリンターに関するセミナーを開催

サンフランシスコにあるTechShopの様子

makezine.jpでも何回か紹介しているアメリカのDIYスペースTechShop。

イノベーションが生まれるMaker スペースの一つとして注目が集まっています。
ハッカースペースか、Makerスペースか、TechShopか、FabLabか?
ダイヤモンド社からこのTechShopのCEO、Mark Hatch氏の来日公演についての案内をいただきました。

Fabrication

2013.09.20

3Dプリントの美しき失敗作12点

ラピッドプロトタイピングにおいて3Dプリンターは本当に重宝するが、ちょっとした欠点もある。エクトルーダーの不調、ベッドの上でプリントがずれる、ベルトが滑るなどなど、原因はいろいろあるが、プリンターを動かして、目を離して、戻ってくるととんでもないことになってる、なんてことがよくある。

だが楽しいことの、そんな失敗によって、けっこう面白いものができたりもする。ここに紹介する12点は、失敗作なんだけど、なんかいい感じのものだ。みんなも、こんな経験があったら教えてほしい。

Electronics

2013.09.20

自分を改良する:人の体をハックするMakerたち

テレロボティックハンドを披露するRaj Singh。

18歳のRaj Singhは、12歳のときからロボットを作っている。高校ではロボティクスチームのキャプテンを務め、チームの競技用ロボットの開発を手伝っていた。この秋からドレスラー大学に進学し、医用生体工学を学んでいるRajだが、新しい高度なオモチャを作るのではなく、人の役に立つ実用的なロボットを作りたいという衝動に駆られるようになった。

「日常的な仕事をするロボットを作りたい理由は、目標の範囲を広げて、自分に何ができるかを確かめたいからです」と彼は言う。

Fabrication

2013.09.19

Autodesk Japanが開発した日本版3D Photoブース

2013年5月、Maker Faire Bay Area 2013で公開されたAutodeskの3D Photoブースは、常に行列ができる人気の展示だった。50台強の一眼レフカメラで撮影された写真を元に、360度の3Dデータを作成できるというものだ。

<Maker Faire Bay Area 2013での3D Photoブースの様子。周囲をぐるりと一眼レフカメラと照明に囲まれている>

この3D Photoboothの日本版を、Autodesk Japanの有志3名が、期間約1か月半、週1日、コスト65万円で制作してしまった。