Electronics

2011.09.15

プロジェクト・グーテンベルクのマイケル・ハート:デジタル図書館の開祖にして生涯Maker

プロジェクト・グーテンベルクの創始者マイケル・S・ハートが、今週、イリノイ州アーバナで亡くなった。64歳だった。彼は単独で世界初の電子書籍を作り、やがて、ASCIIテキスト形式のデジタルデータで本を提供する世界的な運動へと発展させていった。彼の目標は、電子書籍を、誰もが、どんなデバイスを使ってでも読めるようにすることだった。本当の公共図書館を作るという彼の努力は、永遠に語り継がれる伝説となった。そしてハートは、フリー運動、オープンソース運動の創始者のひとりに数えられている。

Fabrication

2011.09.08

Zero to Maker(ゼロからのMaker):工具をどうするか

これから1カ月ちょっとの間、ちょっとヤル気のなかったMaker、 David LangがMakerカルチャーに身を沈め、我らの仲間、TechShopの寛大なるご協力のもと、できる限りのDIYスキルを習得していく様子をレポートします。彼は、何を学んだか、誰に会ったか、どんなハードルをクリアしたか(またはしなかったか)など、奮闘努力の過程を定期的に報告します。きっと面白いものになるよ。

Fabrication

2011.08.26

Zero to Maker(ゼロからのMaker): 正しい人たちと一緒に過ごそう

これから1カ月ちょっとの間、ちょっとヤル気のなかったMaker、 David LangがMakerカルチャーに身を沈め、我らの仲間、TechShopの寛大なるご協力のもと、できる限りのDIYスキルを習得していく様子をレポートします。彼は、何を学んだか、誰に会ったか、どんなハードルをクリアしたか(またはしなかったか)など、奮闘努力の過程を定期的に報告します。きっと面白いものになるよ。 – Gareth
人はもっとも多くの時間を共に過ごしている5人の平均である。

Kids

2011.08.19

Zero to Maker(ゼロからのMaker)

新コラム「Zero to Maker(ゼロからのMaker)」を今からスタートします。これから1カ月ちょっとの間、ちょっとヤル気のなかったMaker、David LangがMakerカルチャーに身を沈め、我らの仲間、TechShopの寛大なるご協力のもと、できる限りのDIYスキルを習得していく様子をレポートします。彼は、何を学んだか、誰に会ったか、どんなハードルをクリアしたか(またはしなかったか)など、奮闘努力の過程を定期的に報告します。きっと面白いものになるよ。それでは、David Langの登場です。

Crafts

2011.08.05

Becky Sternに関する1つから5つまでのこと

MakeとCraftの寄稿者、Becky Stern は、つまらないときがない。彼女の創造性とエネルギーには限界がなく、いつだってチュートリアルを作ったり、コメントを書いたり、ビデオを撮ったり、教室を開いたり、自身のオンラインショップのためのびっくりするような製品を作ったりしてる。Beckyのやることは、すべてが正確で、計画的で、合法的で、抽象アート作品であっても、かならず意味があって道理にかなっている。彼女には、編み機から溶接機まで、いろいろな機械から生み出されるあらゆるものを理解しようという決意がある。

Crafts

2011.06.03

昔の日用品について考える

メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)の週末に相応しい記事を。(編注:元記事は5月28日に掲載されました)
数カ月前、ハワイ諸島のカウアイ島へ休暇を過ごしに行ったとき、ある古本屋に立ち寄った。その主人が誇らしげに曰く「アメリカでいちばん西にある本屋だよ」とのこと。書棚を見ると、全四巻からなるすばらしいシリーズ本があった。『A History of Everyday Things in England』(イギリスの日用品の歴史)というものだ。著者はMarjorieとC. H. B. Quennell。

Other

2011.05.30

MAKE Magazine Industry Maker Awards – Maker文化に貢献した企業を表彰

MAKEでは、これまでずっと、Makerおよびハッカーのカルチャーの増大する影響力を前向きに支援してくれる企業を、多くの人に知ってもらうための方法を探ってきました。2006年、私たちはMaker権利宣言を発表しましたが、それ以来、私たちは、それを具現化する技術への開かれたアクセスの原則に対する、あまりにもひどい侮辱を公表したり、風刺することを行ってきました。
しかし私たちは、ムチよりも、むしろアメを使うほうが合っています。

Other

2011.05.23

家庭のキッチンテーブルからアメリカの製造業が復活する……という記事

家庭のキッチンテーブルからアメリカ製造業が復活する……という記事

The Kitchen-Table Industrialists @ NYTimes.com… お馴染みのMakerたちがたくさん紹介されている。これと同じ記事 (印刷板)が、2011年5月15日発売「Sunday Magazine」のMM50ページに『Meet The Makers』というタイトルで掲載される。1961年にデトロイトに住んでいて、アルフレッド・ヒッチコックの『サイコ』をドライブインシアターで見ていたとしたら、シボレー提供の『American Maker』という映画の30分の予告編を見ていたはずだ。

Fabrication

2011.04.22

AT-AT For America – 本物のAT-AT製造計画

オクラホマに住むMike Koehlerの最高に御機嫌で突拍子もない計画が、どうして「アメリカのための」なのかよくわからないけど、オリジナルのインペリアルウォーカーを「完全動作」の「フルスケール」で作ろうという呼びかけには、しっかり応じていく準備がある。この呼びかけは、別に「アゼルバイジャンのための」でもいいわけだ。そんなことより、私にとってもっとも重要な質問は、「実物大のAT-ATを作るんだよね?」ということと、「完全動作ってことは、頭部のレーザー砲も含むの?」ってことだ。以下はMikeの宣言より。

Other

2011.04.01

Make: Pioneer – LadyadaがWIREDの表紙に

エンジニアでキット開発者で起業家でMakeの技術顧問でオープンソースハードウェアの先駆者であるLimor “Ladyada” FriedがWIREDの4月号の表紙を飾った。WIREDの表紙に女性技術者が載ったのは初めて(というかボクの記憶の限りでは有名技術誌の表紙に女性技術者が載ったのが初めて)。
ボクは今からちょうど5年前、South by Southwest(SXSW)の会場で初めてLimorに会った。彼女は世界でいちばん才能のある人物で、誰よりも働き者で、本人が知る以上に世界に大きな価値を与えている。