Other

2010.02.17

みんなの市場、Maker's Marketオープン!

私たちの活動に、1年以上、興味を持って見守ってくれた方なら、私たちがMakers Marketの構築に力を注いでいたことを、なんとなく感じられていただろう。あれやこれや、いろんな苦労があって、取り憑かれたようにサイトを作り、あれこれ手配して、営業して、値段付けをして、やっとのことでこの小さなMakerのための市場をオープンすることができた。ここは、クールなギークグッズ(や、Makerが作った物)を売るためのオンラインのファーマーズマーケットと位置づけている。

Other

2010.02.16

Make: Onlineのコメントに関する新しい方針とコミュニティーのガイドライン

日本語版編集部から:日本語版では、下にあげられているような他者を中傷、攻撃するようなコメントはありませんが、このMake: Onlineを使ったコミュニケーションを行っていただく上での参考情報として掲載します。
長年にわたり、このMake: Onlineでは、コメントは広くオープンに受け付けてきました。誰かを中傷したり、あからさまな攻撃をしたり、スパムであったりしない限りは、みなさんのコメントは有効でした。また、匿名のコメントも受け付けてきました。

Kids

2010.02.01

若きMakerたちへ

2008年のベイエリアMaker Faireの会場で娘のZollaを抱き上げるカリフォルニア州オークランドのMaker、Jon Sarriugarte。
先週開かれた高等教育カンファレンス(degree.org)で、私はMarieという女性に会った。これは彼女が聞かせてくれた幼い娘Annikaの話だ。
「私には、数学が天才的に得意な息子がいます。彼が何を求め、どこへ行こうとしているのか、なんとなくわかりました。しかし娘は違いました。彼女が何を考え、何をしているのか、私にはまったく理解できませんでした。

Crafts

2010.01.15

書評:Cory Doctorow著『Makers』

Makerの世界に身を置いている我々は、これから先、私たちがどうなっていくのかを心配しないわけにはいかない。ある時点で、ちょっと前までの数十年間のような世界に戻ってしまうのだろうか。あのころ、クラフトはおばあちゃんがするものであり、物作りは中年の技術指導員のすることであり、DIYらしきものと言えば、ビデオの録画設定を自分ですることだった。物は修理せずに捨てる。お金を借りて粗悪なガラクタを買う。まさに暗黒時代だ。
そんな生活にはもう戻らないと誰もが同意するだろうけど、疑問は残る。

Other

2010.01.07

新年の抱負 — Maker版

新年の抱負を語るなんて習慣は、もう廃れてしまったのかもしれないけど、ボクはしきたりを重んじる人間だし、究極の楽天家だから、毎年、新年の抱負を考えることにしている。抱負が長続きしないこともあるけどね。去年、みんなに新年の抱負を聞いて回ったとき、ボクは、3バイコアのBeam Walkerを作るという抱負を発表した。実現はしなかったけど、何度か、惜しいところまでは行ったんだ。材料はすべて揃えたけど、作る時間がなかった。他の人の作品の紹介で忙しくてね。
今年、ボクが作るべきものは時間だ。

Other

2010.01.07

ニール・ゲイマンの大晦日のメッセージ

大晦日、作家ニール・ゲイマンがボストンのシンフォニーホールで語ったメッセージに感動した。ガールフレンドのAmanda Palmerとボストン・ポップス・オーケストラと行ったコンサートにて。

みなさんの新年が、魔法と夢と、善良なる狂気に満たされますように。すばらしい本を読み、すばらしいと思う人にキスをして、それから芸術も忘れないでほしい。執筆したり、描いたり、作ったり、歌ったり、または、あなただけにできる生き方をしてください。そして来年のいつか、あなたが自分自身に驚かれることを期待します。

Crafts

2010.01.06

スモールビジネスの新しい未来に関するレポート – ホビープレナー

この数週間は、オープンソースとスモールビジネスにとってワイルドな日々だった。Intuitが発表してこのレポートを見てほしい。これは”Intuit Future of Small Business Report – Hobbypreneurs”と題されたものだ。Makerムーブメントの概要と、数多くのMakerビジネスについて語られている。今日の情熱あふれるホビイストたちは、明日の起業家 — hobbypreneur(ホビープレナー、趣味起業家)となるのだろうか。

Crafts

2009.11.17

本物の骨から作られたドラゴンの骨の彫刻

エキゾチックでファンタジー風の工芸的なナイフを作るカスタムナイフ職人は数々あれど、ナイフの背景となるファンタジー世界の風景や神話や歴史までも自分で作ってしまった職人は、彼の他には知らない。
Virgil England は、1990年、アラスカのチュガッチ国有林の中に、実物大のドラゴンの骸骨を作り上げて写真を撮影した。これは彼自身のコメントだ。
地面から見えているドラゴンの体の一部は、全長5.4メートル、翼の高さは4.5メートルあります。骨格はクジラの骨と軟鋼の鋳物で作り、そこにトナカイの生皮を伸ばして縫い付けてあります。

Fabrication

2009.11.12

Cory Doctorowの新刊「Makers」

[US版の表紙]

[UK版の表紙]
「Make」のコラムニストでBoing Boingのスーパーブロガー、Cory Doctorowは、新作小説を発表した。その名も『Makers』だ! さっそく1冊手に入れて読み始めた。今のところ、すごく面白い。Coryの小説は、いつも奇抜なアイデアや、技術と文化のハッキングでビリビリしている。ずっと未来のことのようであり、ご近所の汚い倉庫やナード君の地下室なんかで、すでに実現していることのようでもあり。『Makers』もそんな 1 冊だ。

Electronics

2009.11.06

チャールズ&レイ・イームズが作った重力鉄琴

この “音楽のタワー” は、Eames Demetrios の短編映画「901:チャールズ&レイとイームズ・オフィス 45年後の記憶」(901: After 45 Years of Working)に登場する。「901」 では、有名なアメリカ人デザイナー夫妻チャールズ&レイ・イームズのオフィスが、1988年にレイが亡くなったことで解体される様子が記録されている。イームズのオフィスは、Makerの夢の国だ。完成したプロジェクトや未完成のプロジェクトが散乱し、工具や材料がきっちり分類されている。