Crafts

2012.02.21

ドアについて考える

みんな毎日使っているドアだけど、ドアについて深く考えることはあまりない。オーストラリアの読者、Emily T.がDave Delisleのウェブサイト、Geek Ideasに投稿した、ひとつのノブが裏表に回転して移動するドアのコンセプトが、私たちの生活を大きく変えるようなものなのか、自分にはよくわからない。
でも、面白いよね。見てて楽しい。考えて楽しい。毎日当たり前のように使っている単純な道具が違う形になったら、私たちの日常がどう変わるのかを考えるのも楽しい。

Kids

2012.02.17

Zero to Maker:少なくとも一人じゃない

ちょっとヤル気のなかったMaker、 David LangがMakerカルチャーに身を沈め、我らの仲間、TechShopの寛大なるご協力のもと、できる限りのDIYスキルを習得していく様子をレポートします。彼は、何を学んだか、誰に会ったか、どんなハードルをクリアしたか(またはしなかったか)など、奮闘努力のレポートを連載します。- Gareth
昨日、私はTechShopに午前9時30分に到着した。開店して30分後だ。私は朝にTechShopに行くのが好きだ。なんと言っても静かだからだ。人はまばらだ。

Science

2012.02.16

トロントの高校生がレゴ人形を宇宙に打ち上げた

トロントに住む2人の17歳のMaker、Mathew HoとAsad Muhammadが、自作の気象観測気球にレゴの人形を乗せて23400メートル上空まで打ち上げた。97分のフライトを終えて気球は地球に戻り、その壮大な旅の様子を伝えた。
MITの学生による類似のプロジェクトに刺激を受けた彼らは、すべてを手作りでやろうと考えた。直径1.5メートルのパラシュートまで手縫いだ。毎週末を使って5カ月間、ついに気球は完成し、打ち上げを行い、苦労の成果となる素晴らしい写真を撮影した。

Electronics

2012.01.20

黙想 ── Makingに飛び込む

あなたが自分はMakerだと気づいたのは、いつの時点だった? 創作の心は、何かを学びたい、仕組みを知りたい、改造したいという飽くなき欲求から芽生える。この衝動が早くに目覚める人もいれば、遅い人もいる。あなたは、いつも壊れた自転車を直していた子供だっただろうか。または、家族が買った初めてのパソコンにはまって、何年か後にフィジカルコンピューティングを使って複雑なガジェットを作れるようになるまで、ずっとパソコンにしがみついていた子供だっただろうか。
それとも、すぐに自分のオモチャを分解してしまう子供だったかも。

Fabrication

2012.01.18

Best of MAKE: クラウドファンドの年

Makeでは一般的な用語を使うべきなのだろうが、今のところ、我々にとって「クラウドファンド」は、基本的に「Kickstarter」と同義語だ。Make Onlineのアーカイブだけでも、Kickstarterで検索すると100本の記事が出てくる。初めて記事にしたのが2009年10月だった(MakerBeamのプロジェクト)。これに対抗できるメジャーなクラウドファンドのサイトとしてMakeで大きく扱われたのは、IndieGoGoだけで、記事の数は8本。

Kids

2012.01.16

Zero to Maker:自分を説明するということ

ちょっとヤル気のなかったMaker、 David LangがMakerカルチャーに身を沈め、我らの仲間、TechShopの寛大なるご協力のもと、できる限りのDIYスキルを習得していく様子をレポートします。彼は、何を学んだか、誰に会ったか、どんなハードルをクリアしたか(またはしなかったか)など、奮闘努力のレポートを連載します。- Gareth
年末休暇。家族といっしょに、素直な気持ちで自分を振り返ることのできる唯一の時間だ。とくに、この一週間は輝いていた。

Science

2012.01.04

ニューヨークでできれば、どこででもできる

私の住居兼仕事場は、ニューヨーク市内のウォールストリートから2ブロックほど離れた場所にあるので、ここ数ヶ月は面白くて感動的だった。普段のニューヨークシティの熱狂よりも、さらに熱かった。私はMakeで仕事をするかたわら、オープンソースエレクトロニクスの工場、 Adafruit Industriesの経営を手伝っている。2008年の金融危機の際に、金融関係の連中が逃げ去ってしまったため、私たちはとても広いスペースを借りることができた。それから、この地域の激しい変化を見続けてきた。

Other

2011.12.22

エコノミスト誌に載ったMakerムーブメント

image by andrew kelly
『The Economist』最新号に、MakerやMakeやMaker Faire、そしてMakerムーブメントの芽生えに関する記事が載った。一流雑誌にこんなタイトルとリード文(下記)が載るなんて、感激だ。しかもビジネス界の権威ある経済雑誌だからね。
More than just digital quilting(単なるデジタルキルティングではない) — テクノロジーと社会:「Maker」ムーブメントには、科学の学び方や、科学が革新を促進させる形を変える力がある。

Fabrication

2011.12.21

Zero to Maker:新参Makerの5つの落とし穴(とその対策)

David Langは旅の途中。Maker文化に身を染めようと、DIYのスキルを貪欲に学び続けている。彼の旅を支えるのは、寛容なる相棒、TechShopの面々だ。これはそんな彼の、何を学び、誰に会い、どんな障害を乗り越えた(または乗り越えられなかったか)……といった旅の記録である。- Gareth
Zero to Makerのプロジェクトを開始したころ、私は独学で工業デザイナーになれるかもしれないと考えていた。実際に工業デザインを学ぶための高い学費を払わずにいけるのではないかとね。

Electronics

2011.12.19

世界最大のテスラコイル建造計画

世界最大のテスラコイル(the 30,000-watt Electrum)を作った男が、再び人工雷に向けて動き出した。Greg Leyhとその仲間で作るLightning On Demand(LOD)は、新プロジェクト、The Lightning Foundryを立ち上げたのだ。これは、通常は雷でしか起こりえない超長時間の放電現象を再現しようというもの。
「雷は、どういうわけか実験室で再現するときのわずか1/5の電界強度で巨大な放電を行っているのです」とLeyh。