Crafts

2012.06.22

Maker Works – 社会的目的のあるMakerスペース

Makerスペースはみんなの期待に応えることができるだろうか。こうした施設の大多数は、人々が物を作り、教え合い、工具を共有することを目的としているが、なかには社会の要求に応えるためのものもある。これは、そんな Makerスペースの物語であり、彼らが世界に広めたいと願っているビジネスモデルの話だ。Maker Worksは、ミシガン州の重工業地帯の真ん中にある会員制のスペースだ。ここは100年間にわたって物作りの伝統を受け継いできた土地だが、幾度となく試練を経験してきた。

Fabrication

2012.06.20

Makerムーブメントは子供たちの手にゆずろう

Maker Faire Bay Area 2012へ来てくれた人たちもみんなそうだろうけど、私はまだ興奮が冷めやらない。何千人ものMakerたちに会い話をした経験は強烈で、ものすごいエネルギーをもらった。こんな体験をさせてくれるものは他にない。今日は父の日なので、私の頭から離れない光景について書こうと思った。これがみんなの心にも焼き付いてくれるといいな。
Makerムーブメントは、今、移行の時期を迎えている。私たちのような大人たちは、もうかれこれ10年ほどMakerムーブメントと呼ばれる動きのなかで活動してきた。

Electronics

2012.06.08

Intern's Corner: 初めてのMaker Faire

子供が初めて雪のクリスマスを経験したときのことを想像してみてほしい。雪に興奮して、神秘的なサンタの雰囲気に触れて、そしてそう忘れてならないプレゼント。あの感覚を3倍にして、炎と、何百台かのロボットと、NASAも震え上がる大量のペーパーロケットを加える。圧倒されそう? まさに、私がそうだった!

MAKE のスタッフである私がこんなことを書くと驚かれるかもしれないが、これが私の初めての(泣)Maker Faireだったのだ! サンマテオへ向かう車の中で、私はあれこれ不安を抱えていた。どれほど混雑するのだろうか。

Crafts

2012.05.15

BotSpot ─ オープンソースのアートロボット

アートとロボット工学を合体させてオープンソースにしたら何ができる? 技術畑出身の2人のアーティスト、Carter StokumとWayne Campbellは、ずっとその答を探っている。これに情熱を燃やす2人は、現在、Kickstarterキャンペーンで、その答を探るコミュニティ作りのための資金集めを行っている。
2人の出会ったのは、先生と生徒の関係としてだった。TechShopの講師をしていたCarterのもとで、Wayneはいくつもの授業を受けている。

Electronics

2012.03.28

ビデオゲームの父、ラルフ・ベアは90歳で現役発明家

ビデオゲームの父 ラルフ・ベア(Ralph Baer)の素晴らしい紹介ビデオだ。御年90歳にして、いまだ現役。

「今でも、何かを動かすことから大きな力を得ているよ。ハードウェアを書いて、ボタンを押して、マイクロプロセッサにつなげて、それが動く。ああ、美しい」ラルフ・ベアはビデオゲームの父と呼ばれている。彼が発明したMagnavox Odysseyは世界初の家庭用テレビゲーム機だ。私は、発明家のインタビューシリーズのひとつとして、昨年の夏にこれを撮影した(いずれ本とアプリも出るはずです)。

Fabrication

2012.03.23

Makerビジネス ─ シャキーン! テレビゲームの郷愁漂うライト

タッチセンサのスイッチで点灯し、同時にあの懐かしいゲームの音がする。(写真:Adam Ellsworth)
Makerスペースで湧き出たアイデアから、懐かしい魔法が甦ることがある。これは8bitlitの共同開発者、BryanとAdamのメッセージだ。コンセプトからプロトタイプ、さらに小規模ながら生産体制が整うまでに、彼らは2カ月を要しなかった。彼らのマリオブラザース風ペンダントライトは、間もなく販売が開始される。「シャキーン!」
去年の暮れ、Bryanはレーザーカッターでプロジェクトを切り出したり、建具で遊んだり、勉強したりと盛り上がっていた。

Electronics

2012.03.22

World Wide RomeにMakerが集合

私は今、ローマで開かれているイタリアのMakerムーブメントの発展と貢献を支援するためのカンファレンスに参加している。今朝はChris AndersonとMassimo Banziが講演を行い、午後は私が行う。ホストはRiccardo Luna。World Wide Rome – the Makers Editionの主催者だ。カンファレンスは美しいローマの旧水族館、Acquario Romanoで行われている。
Andersonは、イタリア文化におけるデザインの重要と、その専門性が、すべての人がデザイナーになる新しい世界を理解するうえでの焦点になると語った。

Other

2012.03.21

少量をひんぱんに作る – イギリスが考える製造業の未来

Makerビジネス、Tinker Londonの創設者のひとり、Alexandra Deschamps-SonsinoがMade Northで行ったプレゼンテーションは面白かった。どこでも問題になっている伝統的な製造業の衰退に関する話だ。工業の話をすると、ほとんどの人は、ロマンチックな側面ばかりを見て、そもそも私たちが「物を作ること」を止めてしまった理由を見ないように思える。工業が栄えた時代がうまくいっていた理由のひとつには、子供を働かせることに良心の呵責がなかったという点がある(これについてはLewis Hineが詳しく述べている)。

Kids

2012.03.19

退屈している暇があったら何かやれ

World Maker FaireのJoey Hudy。写真提供:Aaron Fedor/Cognizant Technology Solutions
Joey Hudyのホワイトハウス訪問は大統領に大きな感銘を与えた。Joeyが披露した Extreme Marshmallow Cannonもさることながら、大統領の驚きは、名言入りの彼の名刺にあった。これは本日発表された、ホワイトハウスのイベントに関するオバマ大統領の感想だ。最後に、数週間前、まさにこの部屋と隣の部屋で開かれた私の大好きなイベント、ホワイトハウス・サイエンスフェアについて話そう。

Other

2012.03.12

Makerビジネスの10のルールに従ってみたら

ウェブデザインの会社を経営するワイオミング州ミルウォーキーのPete Prodoehlは、このButtonキットの販売でDIYビジネスに参入した。これはボタンひとつだけのキーボードで、写真を撮影するとか、いろいろな使い方ができる。そこで彼は、Chris AndersonのMakerビジネスの10のルールに沿って、自分の経験をブログに書いている。

利益を得ること。
十分な現金を用意しておくこと。
賢く買うこと。
基本的なビジネスのルールはそのまま守る。
Makerは我慢あるのみ。
できるかぎりオープンであれ。