Science

2010.03.15

物作りがなぜ大切か

AnnMarie Thomasは、今年の TEDで「Why Making Matters」(なぜ物作りが大切か)というテーマで短い講演を行った。彼女はその話の続きをブログに書いている。
世界にインパクトを与える最良の方法は、できるだけ多くの子供たちや若者たちに必要な工具を与えて世界を変えさせることだと、私は本気で信じています。私はそのクエストの途中で、私が敬愛する技師や発明家の伝記をたくさん読み、そこに明かな共通点を見つけました。
・Paul MacCreadyは、私のヒーローです。

Fabrication

2010.03.12

Maker Business: Magnolia Atomworksの場合 — Part 4

我らが元気なDIY2人組、JohnとErinは、在庫を調べ、恐れを知らない小さな会社の未来を見つめた。 — Gareth
Magnolia Atomworks の場合 Part 4: 結果と教訓と勉強と未来
John Edgar ParkとErin Kelly-Park

φ(ファイ)マークをレーザーカッターでオリジナルのMystery Boxに焼き付けた。φは黄金比のシンボルだ。箱の縦横比も黄金比になっている。
今回のことで学んだ教訓は、すべてのことに金がかかるということだ。

Other

2010.03.09

TechShopはダメなのか?

夢のような話だった。ナードのためのヘルスクラブ。ランニングマシンや筋トレマシンの代わりに、メンバーは月125ドルを払えば、CNCルーターやレーザーカッターや、その他の最先端の工具が使える。最初のTechShopは、2006年にカリフォルニア州メンローパークに3店がオープンしたが、続けてオレゴン州ビーバートン、ノースカロライナ州ダーハムにもオープンした。
現在は、カリフォルニアのショップ1店だけが営業を続けている。
TechShopポートランドとTechShopダーハムは閉店し、もっと小さい店舗を探しているところだ。

Other

2010.03.03

Maker Business: Magnolia Atomworksの場合 — Part 3

(前回までのあらすじ)レーザーカッター業者と契約を交わし、自分の会社、Magnolia Atomworksを立ち上げたJohnとErinは、最初の注文に対処すべく奮闘を開始した。– Gareth
Part 3: 市場へ、市場へ
John Edgar ParkとErin Kelly-Park

ここまでは、ずいぶん楽しそうでトントン拍子だったように見えるだろう。たしかに、ここまではそうだった。ところが! キットビジネスを始めるにあたっては、さらなる素晴らしく退屈な作業があったのだ。

Other

2010.02.26

Maker Business: Magnolia Atomworksの場合 — Part 2

JohnとErinの冒険の旅第二幕です。前回は、からくり箱、Mystery Boxのネット販売業者を探したというところまでだったね。– Gareth
Part 2: キットの設計と製作
John Edgar ParkとErin Kelly-Park
自分たちの会社の社名案をリストアップして、それでURLが取れるかどうかを確認する作業を進めながら、私は、いったいどんな人がMystery Boxを買ってくれるのだろうかと考えた。ギークか、パズル好きか、ミステリアスな人か。

Other

2010.02.25

今年もまた相変わらずのToy Fair

今年もまた相変わらずのToy Fairのようだ。ある人に、腹が立たないかと聞かれたので、ボクなりの考えを書きます。(日本語版編注:Toy Fairとは、ニューヨークで開催されるNYC Toy Fairのこと。過去、英語版ではかなりのボリュームで紹介しています)
今年はToy Fairには行かなかったけど、この話は気になる(べつに驚きはしないが)。もっと若かったら、たぶんかなり不愉快に思っただろうけど、実際はそうでもない。Toy Fairに出展されているオモチャの中には、ボクが開発に関わった、あるいは協力したプロジェクトを “元にしている” ものもある。

Other

2010.02.23

Maker Business: Magnolia Atomworksの場合

去年、John Edgar ParkとErin Kelly-Parkは、Magnolia AtomworksというMakerビジネスを立ち上げた。「Mystery Box」(や、ロボットやiPadで使う面白いものという話)など、楽しい製品やキットを作っている。さて今回は、Maker Businessシリーズの開始を祝して JohnがMystery Boxが生まれた経緯について話してくれる。 — Gareth
Part 1: Maker Businessを始めた理由
John Edgar Park
すべては John Baitchtalの責任だ。

Other

2010.02.22

私がMakerカルチャーを信じる理由

私の友人のWillow Bayは、The Steampunk Workshopに “Why I believe in maker culture” (私がMakerカルチャーを信じる理由)という記事を書いた。ちょっと引用しよう。私が人生で行っていることのすべては(かなりたくさんあるが)、「する」ことに関連している。私は「すること」で大変に忙しく、私が「していること」で大忙しだ。なぜなら、私はそれが大好きだからだ。そして、Makerカルチャーは、不健康なポップカルチャーへの健康な答えであるとかたくなに信じているからだ。

Fabrication

2010.02.19

Maker Business: 冒険に出る前に……

Maker Businessシリーズの第一弾を飾るのは、Jeffrey McGrewだ。彼は妻のJillian Northrupと、Frankと名付けた頼もしいCNCマシンと共に、2人(とロボット)だけで設計と製造を行っている。カリフォルニア州オークランドにある彼らの設計製造スタジオでは、注文生産による家具や、Maker Faireにも出展してくれた”Art Golf” コースなどが生み出されている。そんなJeffreyから「Makerのプロ」を目指すみなさんに向けたアドバイスを語ってもらった。

Kids

2010.02.18

モノ作りのビジネスを考える

これから数ヶ月間、Make英語版 Vol.21の「Your Desktop Factory (デスクトップ工場)」特集と連動して、Make: Onlineでも「モノ作りのビジネス」について考えていこうと思う。物作りの情熱を収入に結びつけるための企画だ。ごく気軽な売買から、少量の製品をネットで販売する方法、Etsyや最近開店したMaker’s Marketなどの利用法から、より真剣な、長期的スモールビジネスの運営方法まで、幅広く取り上げていきたい。いろいろなMakerのインタビューや寄稿を予定している。