Other

2009.05.01

Maker Faire Africaが8月13日-15日ガーナで開催

Maker Faire Africaは「アフリカにおける創意と創造と発明の祭典として、8月13日から15日まで、ガーナの首都アクラにあるガーナ・インディア・コフィ・アナン・センター・オブ・エクセレンス・イン・ICTで開かれる」公式なMaker Faireではないが、ボクたちは応援している。
主に、Afrigadgetの記事を通じてこのサイトで紹介している数多くのアフリカ人Makerが、このイベントに招待されている。Afrigadgetを運営している我々の仲間も、フェアーのスタッフとして動いている。

Electronics

2009.04.28

Sparkfun自律走行マシンコンテスト

コロラド州ボールダーのSparkfun本社の周囲をいちばん速く回れる自律走行マシンを決定するコンテストに、16のチームが集結した。

四輪駆動車(たいていはラジコンカーをベースにしたもの)が大半を占めたが、なかには無人操縦飛行機が3機、球形の回転体(右の写真:Nathanと彼のLabrat)も登場した。また、ケーブル付きのモデルロケットでの参戦を予定していたチームもあったが、残念ながら参加は果たせなかった。
レースは3本ずつ行われた。マシンごとに5分の持ち時間があり、全体でもっとも良いタイムを出したものが優勝となる。

Electronics

2009.04.11

Checkin’ In: FX マスター Edwin Wise

Edwin Wiseは、Make誌上ではすっかりおなじみの人物だ。彼の本業はFX(特殊効果)。2007年のMake Halloween Special Issue(ハロウィーン特別号)に、Hot Glue Spider Web Gunや、昔ながらのFlying Crank Ghostといった工作記事を提供してくれたのも自然な流れだった。

Vol.13(英語版)では、大音響Boom Stickの記事を提供してくれた。普通に手に入る水道用の材料で作れる、二段式、密閉型、急速排気、ピストンバルブ空気砲だ。

Electronics

2009.04.09

Wiredが伝えるハッカースペースの盛り上がり

Wiredは、アメリカ国内でのハッカースペースの急増に関する、いい感じの記事を掲載した。我らが自慢の組織についても触れている。ムーブメントには、いつ始まったかが曖昧なものが多いが、アメリカのハッカースペースが2007年8月に誕生したことは、すべてのハッカーが認めるところだ。Bre Pettis、Nicholas Farr、Mitch Altmanといったアメリカ人ハッカー率いるギークのためのドイツ視察旅行 “Hackers on a Plane”(空飛ぶハッカー)が行われたときだ。

Crafts

2009.04.01

3月24日はエイダ・ラブレスの日。テクノロジーの世界にいる女性を讃えよう

3月24日はAda Lovelace Day(エイダ・ラブレイスの日)。先端技術をリードする女性を讃える日だ。

ラブレース伯爵夫人オーガスタ・エイダ・キングは、1815年12月10日に、バイロン卿とその妻アンナベラの一人娘として生まれた。結婚前の名前はオーガスタ・エイダ・バイロンだが、現在は、チャールズ・バベッジが発明した汎用マシン”解析機関”用として、世界で初めてプログラムを記述した女性、エイダ・ラブレイスとして知られている。
エイダは幼い頃から母親に数学を習い、1833年にバベッジに出会う。

Other

2009.03.31

Checkin' In: アーティストにして科学者 Natalie Jeremijenko

環境問題研究家、アーティスト、科学者、活動家、エンジニア、これらはNatalie Jeremijenko(ナタリー・ジェレミジェンコ)のほんの一部の肩書きに過ぎない。彼女は常に、数多くの才能を融合させたプロジェクトを捻り出そうとがんばっているように見える。2005年発行の Make英語版 Vol.02でナタリーのインタビューを紹介しているが、その中で彼女はこんな前向きな総括をしている。「私は、技術的革新がもたらす文化的な好機を探っているのです」
彼女は、とくに環境問題をからめたロボット同士の相互作用と、ロボットと生き物との関係を主題にした”社会ロボット学”の研究を重ねてきた。

Other

2009.03.19

DDIY: Don't Do It Yourselfって?

この前、Journal of Aesthetics & Protestに掲載されたLisa Anne Auerbachの”d.d.i.y. Don’t Do It Yourself” という記事を読んだ。
D.I.Y.とは、かつてはSharpie(サインペン)を握って言葉と行動で自己改革を行うことを意味した。しかし今は、量販店に金をつぎ込み、海外で生産された素材をどんどん消費して、地球環境を破壊し、森を伐採し、ガラクタを作り、素人工事のガタガタトイレや曲がった壁や趣味の悪いモザイクで日常生活を汚すことを意味する。

Crafts

2009.03.12

映画『Coraline』 に使われた3Dプリント技術

短いけど、すごく興味深い記事。ストップモーションによるアニメーション映画『コラライン』(Coraline)に使われた、ラピッドプロトタイピング技術に関する内容だ。Objet社のRP Polyjet技術は、カートリッジに収めたフォトポリマーレジンを噴霧して、非常に薄い16ミクロンの層を作るというもの。これは平均的な人の髪の毛の太さの1/4に相当する。レジンは液体の状態で噴霧され、紫外線を照射して層ごとに瞬間的に固められてゆく。このプロセスは比較的高速だが、込み入ったモデルになると時間がかかり過ぎることになる。

Electronics

2009.02.24

ヒューマニストのMakerのための読書リスト

William J. TurkelのDigital History Hacks サイトの記事だ(去年の12月)。2004年の12月、私はからくりや自動装置の作り方の研究とはどういうものかを知りたくてJoe MartinのTabletop Machiningという本を購入した。私には研究のための時間がたっぷりあることは明白だったが、博士過程を修了したばかりの私は、本を出すのは数年先のことと考えていた。そのため、マスターするのに10年や15年かかるような、まったく別のことを始めてみようという気になった。

Other

2008.09.17

求められている人材トップ10

4月に発表されたリストだけど、今でも状況は同じ。Manpower社が世界の4万2500人以上の労働者に対して行った最近の調査によると、こうした技能を使う職種は、アメリカが抱える人材不足がもっとも顕著に現れている分野だと言える。弱体化した求人市場では、優れた人材を求めて努力しているアメリカ国内の雇用主の割合は、2007年の半数である22%にまで落ち込んでいる。
その一方で、企業は有能な技術者や営業マンを求めて奮闘している。とくに、ベビーブーマーが大挙して現役を去る時代となった今、専門技術を持つ若い人たちを集める必要が増しているのだ。