Electronics

2015.04.09

機械の眼球を実現する機構

くさむらひつじさんが面白い機構のプロトタイプを作ったので見てみよう。3Dプリンタで出力した円弧状のパーツを組み合わせ、Arduinoを使って3つのステッピングモーターを制御することで自由に向きを変えられる一種のターレットだ(動いている様子はこちら)。現在はopenFrameworksベースのUIを操作して、任意の一点を指向することができる。照明やカメラの向きを制御したり、レーザーを載せて空間に画像を描いたりできそうだ。

このメカニズムは”Agile Eye”という名前で知られている。

Other

2015.04.08

Maker Faire Tokyo 2015ウェブサイト公開、出展者募集開始

お待たせしました。“Makerムーブメントのお祭り” Maker Faire Tokyo 2015の出展者募集を本日から開始します(5/8締切)。詳しいことは、Maker Faire Tokyo 2015公式サイトにてご確認ください。

Maker Faire Tokyo 2015
日時:2015年8月1日(土)12:00~19:00(予定)
   2015年8月2日(日)10:00~18:00(予定)
会場:東京ビッグサイト(西4ホール+屋外展示場)東京都江東区有明3-11-1
入場料:前売:大人 1,000円、18歳以下 500円、当日:大人 1,500円、18歳以下 700円
*前売チケットは5月上旬から発売する予定です。

Electronics

2015.04.06

ロボット馬をスクラッチで作った男がすごい

Su Daocheng(蘇道成)のゴーカートのガソリンエンジンを搭載したロボット馬は、4本のバネ式の脚で歩く。

発明家とは、思いも寄らぬものを作って世界をよくしようと考える。中国湖北省に住む Su Daocheng(蘇道成)もそんな一人だ。彼は、畑を耕すときに、本物の馬の代わりに使えるようにとロボット馬を開発した。軍師諸葛孔明の木牛流馬にヒントを得たという。

蘇のロボットは、ゴーカートのエンジンを搭載し、バネを仕込んだ4本の脚を動かして進む。前方にはバランスを取るための車輪があり、金属の頭を支えている。

Electronics

2015.04.03

操縦席気分のドローンレースのビデオ8本

技術の進歩とYouTubeのお陰で、一人称ビュー(FPV)のビデオカメラを搭載したドローンのレースが人気を呼んでいる。これについては、Make英語版Vol.44にも書いたが、それに息を吹き込むビデオが山ほどある。スピード、曲芸飛行、サウンドまでも加わってドローンレースは盛り上がっている。では、そんなビデオを紹介しよう。乗り物酔いに注意だ。

Carlos Puertolas(通称Charpu)は、世界一とまではいかないまでも、アメリカで最高のFPVパイロットの一人だ。

Electronics

2015.04.03

14歳の発明家が充電式Arduinoのクラウドファンドで3万5000ドルを獲得

Qduino Mini

Quin Etnyreの新プロジェクト、Qduino Mini boardについて紹介したい。

開始からわずか29時間で目標額に達したこのボードは、Arduino Leonardoと同じATmega32U4をベースに作られたArduino互換だ。しかし、MicrochipのMCP73832とMaximのMAX17048を搭載し、バッテリーチャージャーとバッテリーモニターに対応している。

ご想像のとおり、これがQuinの最初のKickstarterだ(14歳なんだから、初めてで当然だ)。

Electronics

2015.04.02

1500円BASICパソコン”IchigoJam”で遊ぼう

IchigoJamはテレビにつないで電源オンするとBASIC言語が即スタートする小さなコンピュータ。こどもたちのプログラミング体験をサポートする目的で開発され、キット版は1500円で販売されている。3月から秋月電子や共立電子、スイッチサイエンスなど、お馴染みの電子部品店で購入可能だ。また、教材として再販することもできるよう、1台150円のライセンス販売も始まっている(プレスリリース)。

どんなハードウエアなのか、どんな使い方ができるのか、どんな作例があるのか、といった情報はichigojam.netに、わかりやすくまとめられている。

Fabrication

2015.04.01

AKERは農場のためのIKEA:CNCで作れるフラットパックの鶏小屋にミミズ箱に養蜂箱

毎日摂取する食物への関心が高まるにつれて、健康的な食料を得るというだけでなく、より経済的に、環境に優しい形で食べ物を作るという意味で都市農園が注目されるようになってきた。そして今、CNC技術を応用した「AKER」プロジェクトが、多くの人に食品生産のためのツールを提供し始めた。

AKERチームの製品を世界中のバッカーに発送する際に、フラットパックのデザインがその効率を高めている。組み立ても、スロットに差し込んでペグを打ち込むだけという簡単なものだ。

Fabrication

2015.03.31

叩き上げの富豪が教える賢いプロトタイプのための18本の動画レッスン

Dan Gelbartは彼の会社、Creoのための研究開発で富を成した。彼は家でプロトタイピングをしている。自宅の地下室には、私たちがハッカースペースや大学などでよく使う普通の工作機械が並んでいる。

彼は空いている時間を使って、生産現場から離れている学生や研究者に向けて、「how to build stuff」(ものの作り方)という講習ビデオを製作してYouTubeに流している。その目的は、短時間で上質なものを作れるようになることだ。

Crafts

2015.03.30

庭に墜落した段ボール製の実物大Xウィングファイター

本当のスター・ウォーズファンなら、新しい映画が公開されるまでの間、何をすべきか。しかももうすぐハロウィンというときに、どうするか。Christian Ackermanは実物大のXウィングファイターを作った。あちこち光るし、コックピットも開く。

Christianのビデオを見ると、これを作るために必要だったものは、広い場所と、大量の段ボール、ホットグルー、バケツ、スプレーペイントだ。クリスマスの電飾で光るようにもなっている。サラダボールにペイントして作ったR2D2の頭も乗っている。

Crafts

2015.03.27

プロジェクトノートに愛を:刺繍できる表紙のノート

こんな法則がある。ノート、予定帳、プロジェクトノートが美しいほど、それを使うようになる。そして、それらを使うほど、プロジェクトが混乱なく進行できるようになる。だからみんな幸せ! あなたのプロジェクトノートはどう? スタイリッシュでモダンなDIY刺繍ノートカバーがあれば、プロジェクトが楽しくなること請け合い。

気に入った? 作ってみたい? 用意するのは、しっかりとしたハードカバーのノート、インスピレーション、そしてCurious and CatcatのKathieが製作した縫えるノートのチュートリアル。