Fabrication

2015.03.09

息子の新しい3Dプリント義手が届いた

15年前、私たちは2050グラムの男の子を授かった。私はこれ以上ないほど喜んで幸せな気持ちになった。私は彼を、ライオンキングのシンバのように空に向けて抱き上げたいと思った。しかし、ワーズレイ病院では、そんなことは許してくれなかった。なので私は、スター・ウォーズのフィギュアを買い与えることで自分の舞い上がった気分を抑えたのだ。

彼は未熟児だったので、私たちの手から離れてしまった。母親は産後の手当てのために部屋に連れて行かれた。そして私は、小さな(本当に小さな)赤ちゃんに会おうと部屋に飛び込んだ。

Crafts

2015.03.06

タンポポの綿毛をレジンに封じ込めたゴージャスなペーパーウェイトの作り方

Kickstarterキャンペーンに成功し、Dandelion Collectiveは乾燥させたタンポポとレジンで作ったゴージャスなペーパーウェイトの生産を行っている。タンポポはひとつひとつ慎重に選択され、乾燥されて、ぴかぴかのポリエステルレジンに封じ込められる。転がらないように底は少し平らになっている。このペーパーウェイトは販売されているが、うれしいことに、Dandelion Collectiveでは自分でも作れるようにと、その作り方のビデオを公開している。

Crafts

2015.03.06

ウェアラブルな作品の製作に欠かせない12のツール

Social Body Labでは、ウェアラブル・エレクトロニクス・プロジェクトのプロトタイピングに便利なツールをつねに探しています。ここに、2014年に私たちが見つけたお気に入りのツールを紹介しましょう。

LilyTiny + LED ストリング
動的な光るパターンを作りたいが、プログラミングは難しくてできないという人に最適な近道が、SparkfunのLilyTiny ボードです。点滅、パルス、滑らかな鼓動など、4つのコントロールパターンがあらかじめプログラムされています。

Fabrication

2015.03.05

ふりかけプロッタ LunchBot

白いご飯が詰められた弁当箱をセットすると、その表面にふりかけで画像を出力してくれるプロッタ。asayo dayoさんが3Dプリンタを改造して開発した。カムの回転により、シリンダが上下して、その振動で適量のふりかけが落ちる仕掛けだ。ふりかけと言うからには振ってかける機構が不可欠と思いながら動画を見始めたが、ちゃんとそうなっているので感心した。ユーザーは専用ソフトを使ってパターンを作成する。出力の途中に手動でシリンダをチェンジすることで、複数のふりかけからなるカラフルな図案にも対応可能となっている。

Crafts

2015.03.04

本当に織れるLEGO織機

数年前、フランスのメカニカルエンジニア、Nicolas Lespourが、実際に使えるLEGO織機を作ったが、今度は、より小型で高速なバージョンを作った。今回は、作り方の詳しい説明や図解も用意してくれたので、誰でも作れるようになった。

前回のプロジェクトがインターネットで大きな反響を呼んだのに応えて、Lespourはデザインを単純化して、手に入りやすいパーツで作れるように作り変えた。その結果、全体の性能が向上したのだ。

Kids

2015.03.03

Makerおもちゃの見極め方

Makerムーブメントに相応しいおもちゃをどう見極めたらよいのだろう。私はそんなことを考えながら、2015 New Your Toy Fairを見て回り、あるアイデアを思いついた。私のアドバイスは、以下に挙げる疑問について自分で考えることだ。ひとつでも「イエス」があれば、そのおもちゃにはある程度のメリットがある。より多くのイエスが付けば、そのおもちゃの価値は高くなる。

Electronics

2015.03.02

兄ちゃん(弟)を撃退するNurf自動迎撃システム

Jason_Mechatronicのロボティック、Nerf Gunは、2つのモーションセンサーとサーボを使い、目標を追尾してトリガーを引く。

どんなに「入るな」というサインをドアに貼り付けても、どんなに罠を仕掛けても、兄ちゃんや姉ちゃんや弟や妹は勝手に部屋に入ってきて、めちゃくちゃに散らかしていく。暴力はいけないが、ときとしては敵を浸入させないための防衛力も必要だ。そこで、MakerのJason_MechatronicはロボティックNurf Gunを作った。これで家を留守にしても安心だ。

Crafts

2015.02.27

壊れたプリンターで出力したようなO’Reillyの技術書の手描きの表紙

技術書の出版社であり、Make Magazineの創刊時の版元(編注:現在はMaker Media社として独立)であるO’Reilly Mediaでは、30年近くにわたって技術書の表紙にDover Pictorial Archiveの動物のイラストを使っている。その間、それらの動物が棲む世界の環境が激変したのと同じように、書籍に書かれる技術の内容も大きく変化した。デジタル技術の変化は、自然界の変化をそのまま写しているかのようにも感じられる。

Electronics

2015.02.27

1400個のLEDを使ったハンダ付けの巨塔

このLEDタワーは、Gislain Benoitがハンダ付けで作った傑作だ。1415個のLEDと2153個の電子部品が使われている。これだけの数の部品を扱える彼の腕は驚きだが、これほどまでに繊細で複雑な装置を作り上げる彼の忍耐力の強さが見てとれる。

解説によると、Benoitは、電子回路にたくさん使われるダイオードをLEDに置き換えたのだそうだ。ご承知のとおり、LEDはダイオードの一種で、電気が通るときに光を放つ。この場合、透明シリンダーの中のタワーにバイナリー信号が流れると、LEDが点滅する仕組みになっている。

Other

2015.02.26

光と音をテーマにした作品展 CONSONARE 2014-2015

名古屋とソウルを拠点に活動を続けてきたNODE-LABが、東京では初となる3回目の企画展を開催する。光と音を扱う電子プロトタイピングキット「CONDUCTIVE SYNTH _H V1.5」を使って行われたワークショップの成果物とプロセスの発表がメイン。初日となる27日には制作者による作品の実演なども行われる予定。