Electronics

2015.03.13

Raspberry Piの3歳の誕生パーティー

Raspberry Piが、イギリス、ケンブリッジ大学William Gatesコンピューター科学研究所において3歳のお祝いを行ったことは、注目すべき話題だ。2日間にわたるRaspberry Piの3歳の誕生祝賀会には、およそ1,400人が訪れた。その多くは家族連れで、子どもたちといっしょにワークショップや講演会やデモや業者による店舗を見てまわっていた。もちろん、お誕生会なので、風船もあった。マイラー樹脂のRaspberry Piの文字型の風船まであった。そして、ピザに、Irration Aleという名前のラズベリー風味のビールも出た。

Electronics

2015.03.12

Edisonモジュールの小さな友達 Henryボード

インテルEdisonモジュールは小型で高機能だが、そのままでは使いにくいため、何らかの基板に接続する必要がある。その「何らか」のひとつとして納得度が高いと感じたのがこれ。モーションコントロール株式会社とランニングエレクトロニクスが共同開発した『FRISKケースに入るEdison用ベース基板 Henry』だ。

基板上のUSBシリアル変換ICを経由してPCを接続することにより、Edisonのコンソールを開くことができる。また、MPU-9250(9軸モーションセンサ/温度センサ)を搭載しているので、この基板だけでもいろんな実験ができそうだ。

Electronics

2015.03.11

いらなくなったスキーから弓を作る

冬も終わりが見えてきた。今シーズンで引退させようと思っているスキーをどうするか。または、スキーよりもアーチェリーをやりたいと思ってるかも知れない。どちらかはともかく、スキーから弓を作るテクニックを紹介しよう。もともとはクロスカントリー用のスキーを使っていたのだが、ダウンヒル用のスキーのほうが剛性が高く性能のいい弓ができるようだ。

このスタイルの弓は「テイクダウン・ボウ」と呼ばれている。狩りへテイクダウン(持って行く)からではなく、不要なものを分解(テイクダウン)して作り直した弓だからだ。

Other

2015.03.11

成長の痛み ─ Quirkyのビジネスモデルが抱える問題

(日本語版編注:Quirkyとはユーザーの製品アイデアをコミュニティ内で評価し、ある基準に達したものを製品化、販売するニューヨークの企業です)

「私たちは発明を実用化します」と謳うのは、インターネットを通じて一般の発明家から送られたデザインから製品を開発する企業、Quirkyだ。現在、1,000人以上の発明家から400を超える数のデザインが届けられている。スタートアップにとって、これは複雑で野心的なモデルだ。ちょっと野心的すぎるかもしれない。

Fabrication

2015.03.09

息子の新しい3Dプリント義手が届いた

15年前、私たちは2050グラムの男の子を授かった。私はこれ以上ないほど喜んで幸せな気持ちになった。私は彼を、ライオンキングのシンバのように空に向けて抱き上げたいと思った。しかし、ワーズレイ病院では、そんなことは許してくれなかった。なので私は、スター・ウォーズのフィギュアを買い与えることで自分の舞い上がった気分を抑えたのだ。

彼は未熟児だったので、私たちの手から離れてしまった。母親は産後の手当てのために部屋に連れて行かれた。そして私は、小さな(本当に小さな)赤ちゃんに会おうと部屋に飛び込んだ。

Crafts

2015.03.06

タンポポの綿毛をレジンに封じ込めたゴージャスなペーパーウェイトの作り方

Kickstarterキャンペーンに成功し、Dandelion Collectiveは乾燥させたタンポポとレジンで作ったゴージャスなペーパーウェイトの生産を行っている。タンポポはひとつひとつ慎重に選択され、乾燥されて、ぴかぴかのポリエステルレジンに封じ込められる。転がらないように底は少し平らになっている。このペーパーウェイトは販売されているが、うれしいことに、Dandelion Collectiveでは自分でも作れるようにと、その作り方のビデオを公開している。

Crafts

2015.03.06

ウェアラブルな作品の製作に欠かせない12のツール

Social Body Labでは、ウェアラブル・エレクトロニクス・プロジェクトのプロトタイピングに便利なツールをつねに探しています。ここに、2014年に私たちが見つけたお気に入りのツールを紹介しましょう。

LilyTiny + LED ストリング
動的な光るパターンを作りたいが、プログラミングは難しくてできないという人に最適な近道が、SparkfunのLilyTiny ボードです。点滅、パルス、滑らかな鼓動など、4つのコントロールパターンがあらかじめプログラムされています。

Fabrication

2015.03.05

ふりかけプロッタ LunchBot

白いご飯が詰められた弁当箱をセットすると、その表面にふりかけで画像を出力してくれるプロッタ。asayo dayoさんが3Dプリンタを改造して開発した。カムの回転により、シリンダが上下して、その振動で適量のふりかけが落ちる仕掛けだ。ふりかけと言うからには振ってかける機構が不可欠と思いながら動画を見始めたが、ちゃんとそうなっているので感心した。ユーザーは専用ソフトを使ってパターンを作成する。出力の途中に手動でシリンダをチェンジすることで、複数のふりかけからなるカラフルな図案にも対応可能となっている。

Crafts

2015.03.04

本当に織れるLEGO織機

数年前、フランスのメカニカルエンジニア、Nicolas Lespourが、実際に使えるLEGO織機を作ったが、今度は、より小型で高速なバージョンを作った。今回は、作り方の詳しい説明や図解も用意してくれたので、誰でも作れるようになった。

前回のプロジェクトがインターネットで大きな反響を呼んだのに応えて、Lespourはデザインを単純化して、手に入りやすいパーツで作れるように作り変えた。その結果、全体の性能が向上したのだ。

Kids

2015.03.03

Makerおもちゃの見極め方

Makerムーブメントに相応しいおもちゃをどう見極めたらよいのだろう。私はそんなことを考えながら、2015 New Your Toy Fairを見て回り、あるアイデアを思いついた。私のアドバイスは、以下に挙げる疑問について自分で考えることだ。ひとつでも「イエス」があれば、そのおもちゃにはある程度のメリットがある。より多くのイエスが付けば、そのおもちゃの価値は高くなる。