Electronics

2015.03.27

なぜNew York Times紙にR&Dラボがあるのか

New York Times社の「リスニングテーブル」を囲んでAlexis Lloyd(左)とJane Friedhoff(中央)の話を聞くNoah Feehan(右)

Noah Feehanは、ドライバーやデジタルオシロスコープやハンダ吸煙器が散らばる作業場にいた。デスクには未完成の回路プリンターが置かれている。ナノシルバー粒子とアスコルピン酸入りのインクのカートリッジを装填している。これは、紙に電子回路を印刷するためのプリンターだ。Feehanと彼の仲間たちはこの部屋を出たり入ったりしながら、プリンターを作っている。

Kids

2015.03.26

LEGOで作って理解する機械式時計の仕組み

LEGOを使って振り子の等時性を示すところから始めて、テンプ式に発展し、最後はトゥールビヨンまで作ってしまう凄い動画なのでご紹介しておきます。規模と精度が違うだけで、手巻き腕時計の中とおなじメカニズムが再現されている。LEGOも作者もスゴイです。

Fabrication

2015.03.25

この新技術で3Dプリントは25倍高速化される?

私たちがよく話題にする3Dプリントの技術(FDM、SLA、SLS)は、もうすでに年月も経ち、これらを根底から覆すような新技術はなかなか現れなくなっていた。ところが今週、この業界の新参企業、Carbon 3Dが、Continuous Liquid Interface Production(連続的液体結合製法:CLIP)という新技術を発表した。これはゲームの流れを変えるかもしれない。

Carbon3Dの工程は、DLP光造形プリンター(Projet 1200やB9 Creatorなど)によく似ている。

Other

2015.03.24

新刊『作ることで学ぶ』は3月25日発売! サンプルPDFを公開します

本書は、教育の新しい潮流として注目されている「STEM教育」や「プログラミング教育」に携わる教育者のための書籍です。まずは基礎編として、テクノロジーを活用した教育の歴史と「構築主義」などの教育理論、学習のためのデザインモデルを解説。その上で実践編として、Arduino、Raspberry Pi、3Dプリンター、Scratchなどのハードウェア、ソフトウェア双方の学習素材の紹介、授業を行うための環境の整備、カリキュラムの作成と評価の方法、生徒との関わり方などを詳しく解説し、新しい分野に取り組もうとする教育者をサポートします。

Electronics

2015.03.24

ArduinoとAndroid Wareを使った「開けゴマ」で開くインターネットドア

“OK GOOGLE, OPEN SESAME”

Dheera Venkatramanは魔法が使えないという問題を抱えていたので、正気の人間なら誰もがそうするように、プログラムを勉強した。その結果、彼はとてもシンプルでわかりやすいシステムを作った。Android Wareを装着して「Ok, Google, open sesami」(開けゴマ)と言えば、ドアが開くというものだ。

上のビデオでも見られる彼のハックは、ArduinoとAndroid Wareを使って現実世界とうまくつなげた好例だ。

Fabrication

2015.03.23

TechShopが週7日24時間営業に

TechShopは、グローバルなメイカースペースとして2つの大きな発表を行った。ひとつは、週7日、24時間営業に移行するというものだ。もうひとつは、フラッグシップショップをフランスにオープンして海外展開を始めるという。

TechShopは2006年にスタートした。Maker、ティンカラー、アーティストなどさまざまな人たちがプロジェクト製作ができるように作られたクリエイティブな作業スペースだ。ちょうどスポーツジムのような会員制で、会員になれば、あらゆる工具や工作機械が使えるばかりか、機械工作、木工、レーザーカットなどのクラスを自由に受講できるようになる。

Crafts

2015.03.23

カワバンガー! 毛糸のニンジャタートル縫いぐるみ

さあ、毛糸をかぎ針を取り出して、あの可愛らしくてやかましいカメたち、ミュータントタートルの縫いぐるみを編もう!

そうそう、ミュータントタートルと言えばペパロニピザも欠かせない。Nichole’s Nerdy Knotsでは、ちゃんとピザの編み図も用意されている。

Nichole’s Nerdy Knotsには、もっと他にもいろいろあるが、ぜひともバイオショックの光るビッグダディーを見てほしい。この編み図は無料で提供されている。

Crafts

2015.03.20

1万ドルもしないかわいいフェルトのApple Watch

新しいテクノロジーはファッショナブルである。機能よりも形を気にする人なら、とくにウェアラブルが気になる人は、Hiné Mizushima(水島ひね)の本を参考に、超低価格のアップルウォッチを作ってみては?

フェルトとボタンとホックで、シンプルなブレスレットを、こんなフェルトのApple Watchにしてしまった。こんなふざけたやり方でも、新しいテクノロジーが昔からあるクラフトプロジェクトのネタになるのはうれしいことだ。

Fabrication

2015.03.20

オープンソースケミストリー:Autodeskが3Dプリンター用レジンのレシピを公開

去年、Autodeskが新しい Sparkプラットフォームを発表したとき、彼らはそれをオープンソースにしてユーザーが手を入れられるようにすると約束してくれた。そして今週、彼らは大きな一歩を踏み出した。Ember SLA 3Dプリンターで使用するレジンの調合法を公開したのだ。ほとんどのメーカーはレジンの内容を秘密にしている。ユーザーはその「魔法のドロドロ」がなんであるかも知らずに機械に注いでいるのだ。だが、オートデスクはその秘密を公開した。これによって、ユーザーは機械の仕組みについてより理解を深めることができるだろう。

Electronics

2015.03.19

Arduinoでちょっと長めの音楽を再生する方法

Shinichiro Nakamuraさんの音楽再生ライブラリ”A tiny MML parser”がArduinoでより使いやすくなるようアップデートされた。MML(ミュージック・マクロ・ランゲージ)のデータを狭いSRAMではなく、Flashメモリ側に配置できるので、かなり長い曲も再生できる。詳しくは下記のページをどうぞ。

CuBeatSystems – Arduinoでも扱いやすくするために’A tiny MML parser’をアップデートしました (ついでにスーパーマリオも演奏してみました)

ソースはMITライセンスで公開されている。