Crafts

2015.05.14

発泡スチロール板と工作用紙で作るコロコロ迷路

発泡スチロール板と工作用方眼紙だけで作るコロコロ迷路。道具もカッターと定規、そして何本かペンがあれば良い。発泡スチロールに深さ5ミリの切り込み線を格子状に引き、そこに紙の壁を立てていくという手法。シンプルだ。でも、出来上がった迷路はかなり複雑。動画の迷路を作るのに、約6時間必要とのこと。作者の雪風かんなさんは「迷路の構想、下準備、作成」の3日に分けて作業することを勧めている。この迷路をプレイしている動画はこちら。

BB弾コロコロ迷路で遊んでみた

詳しい作り方はこちら。

Electronics

2015.05.13

MicrosoftとArduinoが共同でハードウェアサポートを発表

Microsoftは、どんどんMakerフレンドリーになってきている感じがするが、今日、彼らの求愛行動はさらに加速し、マイクロコントローラーのメーカー、Arduinoとの2つの新しい共同プロジェクトを発表した。

どちらのプロジェクトも、Windows 10といっしょに、Microsoftのデベロッパーカンファレンス、Buildで発表されたもので、これらによりMicrosoftは、いっそうMakerムーブメントに関わることとなる。

Fabrication

2015.05.12

ヘリコプターを一から作ったニュージーランダー

エンジニアでロータークラフトの愛好家であるCameron Carterは、自分のヘリコプターで空を飛ぶ夢を実現させた。この精巧な飛行マシンを作るのに、このニュージーランド生まれの技術者は12年を費やした。

彼は、飛行機の先駆者たちが解決しなければならなかった問題をすべて含むプロジェクトを探していた。最大の動機は、不可能だと思われていることも実現できると実証したいという思いだ。ビデオでは、彼がラジエーターの水圧や熱サイフォン効果やシャットダウン後のオーバーヒートなどの問題と格闘する姿が見られる。

Fabrication

2015.05.11

途上国向けのシンプルで安価な卵型パソコン ─ Endless

開発途上国に安価なデスクトップパソコンを提供しようというEndless ComputerのKickstarterキャンペーンは、10万ドルのゴールに到達した(日本語版編注:締切は5/15)。

「この製品は、発展途上国で、ユーザーたちとの協力によって開発されました。私たちは現場に赴き、人々のお宅にお邪魔して、テクノロジーがどのように生活に役立つのかについて、不明な点を、膝を交えてとことん説明しました」とEndlessチームは書いている。

Crafts

2015.05.08

拾った枝で作る素朴な積み木

子どものころ、いちばんよく遊んだオモチャは何かと聞かれたら、積み木や組み立てブロックと答える人が多いだろう。レゴ、リンカーンロゴ、ティンカートイ、K’Nexなど、大手メーカーから市販されている有名なブロックは山ほどある。

しかし、店で売られているこれらの製品に高いお金を払う前に、ちょっと森を歩いて、素朴なDIY積み木の材料を集めてみてはどうだろう。

このシュタイナー教育的な積み木は、Adventure in a BoxのLiska Myersが作ったもので、本当の意味で同じものは2つとない。

Electronics

2015.05.08

多様性が広がる最新マイクロコントローラー11機種

[この記事は、Make:英語版 Vol. 43に掲載されたものです]

80年代、いろいろなCPUを搭載したさまざまなメーカーのパソコンが世の中にあふれ出した。当時を覚えている人なら、今のマイクロコントローラーの状況はあのときと似ていると感じるだろう。この1年半ほどで、数多くの新しいボードが登場した。近い将来、この傾向が収束するとはとても思えない。しかし、マイクロコントローラーの市場はパソコンの市場とは違う。その変革を起こしている力はまったくの別物だ。そのため、今の多様性を犠牲にして統一しなければならない理由がない。

Electronics

2015.05.07

Raspberry Piカメラのマクロレンズ化改造

PalmDreamsさんが、Raspberry PiのカメラにiPhone用のマクロレンズを取り付けて、マクロ撮影を行っています。1:10から作例写真。かなりキレイ。改造の様子をまとめた動画もあります。

Pico Workshop: Raspberry piカメラにマクロレンズをつけてみました 制作編

自作しているのはマウント部のアダプタで、このテクニックを応用すればいろんなレンズを付けることができそうです。

Other

2015.05.01

Maker Faire Tokyo 2015の出展申し込みは5/8(金)13:00まで!

Maker Faire Tokyo 2015の出展申し込み締切が一週間後の5/8(金)13:00と迫っています。すでに、これまでおなじみの方や今回が初めての方など、さまざまな方にお申し込みいただいていて、作品を拝見することをスタッフ一同とても楽しみにしています。今回はMAKE日本語版チームによる企画もいろいろ用意していますので、ちょっと違ったMaker Faireになりそうです。

Fabrication

2015.05.01

ソフトなインタラクティブおもちゃも作れるディズニーの新3Dプリント技術

ディズニーでは、本当に面白い製造技術を研究している。最新のもので興味をひくのは、3Dプリントと布を組み合わせた方式だ。

この方式を端的に言い表すなら、レーザーカットした布の層を組み立てる自動システムとなろうか。彼らのマシンは、通常の3Dプリンターというより、小さな組み立てラインに見える。

まず、バキュームプラットフォームに布を裏側にして吸い付けて固定する。レーザーカットは下から布の裏側をカットするが、すべて真空圧によってプラットフォームに吸い付いたままだ。

Kids

2015.04.30

Makerムーブメントを振り返る:第1回Maker Faire(と初期のMakerムーブメントを支えた人々)

今から10年前の4月22日と23日、「Make:」という名の「余暇のテクノロジー(Technology on your time)」雑誌の血気盛んなスタッフたちが、広大で、まだ閑散としていたサンマテオのイベント会場に降り立った。どれだけの人が集まるのか、この薄曇りの週末がどんな展開になるのか、まだ誰にも想像がつかなかった。だがスタッフはこれから起きることに興奮を覚えていた。土曜の朝、入り口が開くと、人々が流れ込んできた。Maker Faire(そしていろいろな意味でMakerムーブメント)が走り始めた。