Crafts

2015.02.04

クロスステッチによる高解像度のメトロイドシャツを見よ

Amythelameyは4週間(1日2時間)をかけてメトロイドのサムスをクロスステッチでシャツに刺繍した。解像度は80×140ステッチ(ピクセル)だ。

私が小さかったころ、よく母はクロスステッチでいろんな絵柄を刺繍していた。私はそれが、年を取った女の人(母は当時まだ30代だった)がひま潰しにやることなんだと思っていた。

しかし、それは間違いであることがすぐにわかり、中世のお城の素晴らしい刺繍作品と出会ってから、刺繍に魅せられてしまった。

Fabrication

2015.02.03

レザーマンの新型ウェアラブルツール

新しいウェアラブルが登場した。レザーマンのTreadだ。時計のベルトのような金属製のブレスレットで、六角レンチ、ドライバー、ワイヤーストリッパーなどといったマルチツールと呼ぶに相応しい機能が詰め込まれている。こいつは、ウェアラブルであること(MAKE英語版Vol.43を参照)、そしてツールであること(少なくともいくつかは)で、我々Makerの心のトリガーを引いてくれた。

素材はステンレス。レザーマンによると25のツールが用意されているという。価格は150〜200ドルと予想される。

Crafts

2015.02.02

その場で作れる3Dプリントシューズ

United Nudeは古くから最先端のデザインと建築をイメージさせる美観で知られる靴のメーカーだが、またまた新しいことをやり始めた。3Dプリントを使ったフロートシューズの販売だ。3Dプリントした靴自体はなにも新しいコンセプトではない。靴の世界では、コンセプトデザインを超えて、広く3Dプリントが活用されているのだ。

2014年の秋に発表されたデザインは、数年前の‘Lo Res’パンプスを思わせる。さらに2015年春夏コレクションのものと似たようなラインとパーツが使われている。

Fabrication

2015.01.30

3Dプリントした「スター・ウォーズ」スタイルの義手をストームトゥルーパーが少年にプレゼント

John PetersonがE-Nableと共同で開発し、3Dプリントしたクローン・トゥルーパー義手を装着するLiam Porter。

ある劇場に帝国軍のクローン・トゥルーパーの一団が現れ、あるスター・ウォーズファンにユニークな義手をプレゼントして驚かせた。Liam Porterは生まれつき左腕の肘から先がないため、高価な義手を使っていたのだが、それは彼が成長するごとに再調整が必要だった。Porterと家族ぐるみで付き合っていた友人がその問題を知り、3Dプリント技術を使って彼のための義手のデザインを始めた。

Science

2015.01.30

気泡緩衝材ができるまで

Bubble Wrapの気泡は穴あき板から吸い出して作られている。

この発明はノーベル賞ものだ。

Bubble Wrapは、郵便で物を送るときの緩衝材として優れている。もちろん、配達人が箱をサッカーボール代わりに使わなければの話だ。いくらなんでも、そんなときは役に立たない。しかし、大きい小さいに関わらず、あの気泡をぷちぷち潰すときの癒やしの効果は誰もが認めるところだ。そして、それが製造される工程もまた、うっとりするほど面白い。

Electronics

2015.01.29

オープンソース・グラフィティドローン

やんツーとバルセロナのLot Elxが制作中のドローンは、スプレー缶を搭載し、遠隔操作で壁に塗料を吹き付ける。

発想のきっかけは「ドイツの国鉄が車庫に眠ってる電車にボムされるのを監視するためのドローンを導入、テスト運用はじめたっていうニュース」だという。ならば、グラフィティを描く側もドローンを導入すべし、というわけだ。

彼らのドローンはすべてオープンソース。ベースとなっているクアッドコプタ “Frone”とスプレー管を搭載するためのエクステンダのデータはすでにthingiverseで公開されている。

Electronics

2015.01.28

ドローンがホワイトハウスの庭に墜落:操縦者は遊びだったと主張

シークレットサービスが公開したホワイトハウスの庭に落ちたドローンの写真。

今朝早く、ホワイトハウスの芝生の上にクアドコプターが墜落した。

公開された写真から判別するに、プロペラガード付きのDJI Phantom2と見られるこのクアドコプターは、シークレットサービスのスポークスマン、Brian Learyによると、午前3時に「超低空」で飛行中に墜落したという。

その後、この墜落の責任者だという人物が名乗り出て、遊びで飛ばしていたと話した。

Electronics

2015.01.27

テーブルソーでボウルを作る

旋盤は面白い工作機械だが、旋盤を備えているガレージは少なく、一般的にはテーブルソーを持っている人が多いはずだ。そんな、テーブルソーだけを持っていて、木のボウルを作らなければならなくなった人のために、izzy swanが、自家製治具を使ったいい方法を教えてくれる。

彼の治具では、ボウルはハンドドリルを使って回転させるようになっている。木材を回転させながら角度を変えることができ、丸鋸の刃がボウルの外側をスムーズに削ってくれる。下のビデオはizzyが初めて試したときのもの。

Electronics

2015.01.26

Raspberry Piで大型トラックの追跡システムを作ったトラック野郎

イギリス人トラックの運転手でウェブ開発者のAndy Proctorは、会社の追跡システムが不満なため、自分のトラックをハックした。

iDataTruckと名付けたそのシステムは、トラックの状態を直接彼のオフィスにツイートする仕組みになっている(@iDataTruckでフォローできる)。「会社には追跡システムはあったものの、荷物を載せているかどうか、お客様の場所で荷物を下ろしたか載せたかを、いちいち電話で報告しなければなりませんでした」

ProctorはRaspberry Pi B+とTweepy、それにWi-Fiドングルを使い、パネルの押しボタンスイッチを押すとツイートが発せられる仕組みを作った。

Fabrication

2015.01.26

注目すべき5台の3Dスキャナー

Spinscan
2011年、3Dプリントの天才、Tony Buserが発売したのがSpinscanだ。オープンソースの3Dスキャナーで、レーザーとデジタルカメラで構成されている。後にMakerBotがこのアイデアを採用してクローズドソースのDigitizer 3Dを作った。うれしいことに、Spinscanはまだ販売されており、数多くのオープンソースのスキャナーに影響を与えている。ここでそのいくつかを紹介しよう。

FabScan
FabScanは論文用のプロジェクトとして始まったものだ。