Electronics

2015.03.02

兄ちゃん(弟)を撃退するNurf自動迎撃システム

Jason_Mechatronicのロボティック、Nerf Gunは、2つのモーションセンサーとサーボを使い、目標を追尾してトリガーを引く。

どんなに「入るな」というサインをドアに貼り付けても、どんなに罠を仕掛けても、兄ちゃんや姉ちゃんや弟や妹は勝手に部屋に入ってきて、めちゃくちゃに散らかしていく。暴力はいけないが、ときとしては敵を浸入させないための防衛力も必要だ。そこで、MakerのJason_MechatronicはロボティックNurf Gunを作った。これで家を留守にしても安心だ。

Crafts

2015.02.27

壊れたプリンターで出力したようなO’Reillyの技術書の手描きの表紙

技術書の出版社であり、Make Magazineの創刊時の版元(編注:現在はMaker Media社として独立)であるO’Reilly Mediaでは、30年近くにわたって技術書の表紙にDover Pictorial Archiveの動物のイラストを使っている。その間、それらの動物が棲む世界の環境が激変したのと同じように、書籍に書かれる技術の内容も大きく変化した。デジタル技術の変化は、自然界の変化をそのまま写しているかのようにも感じられる。

Electronics

2015.02.27

1400個のLEDを使ったハンダ付けの巨塔

このLEDタワーは、Gislain Benoitがハンダ付けで作った傑作だ。1415個のLEDと2153個の電子部品が使われている。これだけの数の部品を扱える彼の腕は驚きだが、これほどまでに繊細で複雑な装置を作り上げる彼の忍耐力の強さが見てとれる。

解説によると、Benoitは、電子回路にたくさん使われるダイオードをLEDに置き換えたのだそうだ。ご承知のとおり、LEDはダイオードの一種で、電気が通るときに光を放つ。この場合、透明シリンダーの中のタワーにバイナリー信号が流れると、LEDが点滅する仕組みになっている。

Other

2015.02.26

光と音をテーマにした作品展 CONSONARE 2014-2015

名古屋とソウルを拠点に活動を続けてきたNODE-LABが、東京では初となる3回目の企画展を開催する。光と音を扱う電子プロトタイピングキット「CONDUCTIVE SYNTH _H V1.5」を使って行われたワークショップの成果物とプロセスの発表がメイン。初日となる27日には制作者による作品の実演なども行われる予定。

Electronics

2015.02.25

6軸ロボットアーム式3Dプリンターで蜘蛛の巣をプリント

業務用ロボットの多くは独自システムを採用しているが、この実験的マシンであるKUKAアームは、Arduino MEGAを使って6軸の3Dプリントをコントロールし、自然界に存在する形状を模倣している。

カスタムツールヘッド(3Dプリント・エクストルーダー)を装着したこのKUKAアームは、サイズは大きいが、よく見てみると、温度とエクストルーダーのコントロールはArduino MEGAで行なわれていることがわかる。Arduino MEGAは、デスクトップ3Dプリンターの生みの親であるRepRapコミュニティーのお気に入りだ。

Fabrication

2015.02.24

切削加工機×Arduino×ユーザーのアイデア ─「monoFabアイデアソンミーティング」レポート

2015年2月7日と8日、浜松町にあるローランド ディー.ジー.の東京クリエイティブセンターにて「monoFabアイデアソンミーティング」が開催された。(写真・文:今村 勇輔)

同社の切削加工機「SRM-20」は背面パネルを外すと(保証対象外となるものの)メインボードにアクセスでき、そこにArduinoを装着できる。ArduinoからSRM-20の状態を取得したり、SRM-20にさまざまな動作をさせたりするためのAPI関数も整備されている。この機能を用いて、「デジタル工作機械のある生活の楽しさを広げるには」というテーマでアイデアソンを行った。

Crafts

2015.02.24

ミレニアムファルコン型クアッドコプター

数カ月前、スター・ウォーズをテーマにしたクアッドコプターと言えばフランスのビデオが強かったが、今度はOliver Cがそのまんまやってくれた。Oliverは、自作のカスタムProphecy 335ドローンにスキンを被せてミレニアムファルコンに改造した。

Prophecy 335は、ローターの間隔が335ミリであることからその名前が付いている。レース用のクアッドコプターで、カーボンファイバーのフレームに1人称ビデオ(FPV)装置も組み込まれている。GoPro用のマウントもある。

Electronics

2015.02.23

新刊『Bluetooth Low Energyをはじめよう』は2月25日発売!(+過去のBLE関連記事リンク)

Bluetooth Low Energy(BLE)は、低コスト、低消費電力などを目的に開発された無線技術です。IoT(Internet of Things)やウェアラブルデバイスの基盤となる技術として、急速に普及しています。本書では、モバイルアプリケーション開発者と組み込み技術者を対象に、BLEのデータ構造や、デバイスが相互に通信する方法などについて、質の高い情報を提供します。まず、プロトコルの基本を紹介し、次にBLEの理解に欠かせないGAP(汎用アクセス・プロファイル)とGATT(汎用アトリビュート・プロファイル)について丁寧に解説。

Fabrication

2015.02.23

3Dプリント用フィラメントができるまで

3Dプリント用のフィラメントがどうやって作られているか、知りたくなったことはない? 我々は、まさにそれを作っている場所へ、楽しい工場見学に行けることとなった。3Dプリントに詳しい人なら基本的な知識はあるだろうけど、これを見れば、知らなかったことがいくつかあるはずだ。

テスト用製品の山。

その他の部品。

出荷準備完了。

エクストルーダーのキット。

乾燥したまま保存するパッケージ。

レーザーカットした部品。

他のブランドもある。

Crafts

2015.02.20

超細密『スター・ウォーズ』撮影用モデルのギャラリー

Slightly Warped Curiosities(ちょっと歪んだ好奇心)というサイトに掲載された、Industrial Light & Magicの最初の『スター・ウォーズ』三部作に使用した宇宙船の模型の写真だ。スクラッチモデルを作る人なら、greeble、つまり表面を細かい凹凸で飾ることの重要性をよくわかってると思う。通常は、かっこいいパーツを別の模型のキットから取ってきて貼り付けるなどして、より味のある美しい機体に作り上げる。