Electronics

2014.12.11

110円のARMマイコンでシンセを作るチュートリアル

ARMマイコンで作るシンセサイザー from fadis

わかりやすい解説だったので、ご紹介。110円で買えるARMマイコン”LPC-812″(マルツ)を使ってFMシンセサイザーを作るチュートリアル。mbedの資産を活用しつつも、ローカルのgccでビルドしているところがポイント。LPC-812の性能と命令セットを前提にどう実装したか、というプログラミングに興味がある人向けのお話。最終的な出音は下記の動画のとおり。

Crafts

2014.12.11

CNCルーターで作った “工学的すぎる” 指輪ボックス

自分のCNCルーターを持っていて、大切な人が美しい指輪を入れる箱を探していたとしたら、どうする? もしかしたら、この工学的すぎる指輪ボックスなんてどうだろう。下のビデオでは、どのように使うのかがわかる。いちばん下の、作る工程を示した写真もぜひ見てほしい。

作者は、Redditのブログにこう書いている。「これまでCNCマシンや3Dモデリングソフトをいじったことがありませんでした。学習目的としては、最適なプロジェクトじゃなかったかもしれないけど、うまくいきました!」ほんとうにうまくいったと思う。

Fabrication

2014.12.10

宇宙での初めての3Dプリントに成功

Made In Spaceのチームは、グリニッジ標準時間で11月24日午後9時28分、彼らのプリンターが宇宙での初めてのミッションを成功させたと誇らしげに発表した。上の写真のアイテムは、宇宙ステーションで使うために特別に開発されたプリンターのエクストルーダーの前に、配線を隠すように取り付けられるフェイスプレートだ。これが宇宙ステーションでプリントされ、取り付けられた。

Zero-Gravity 3Dプリンターは、Made In Spaceが、スモールビジネス・イノベーション・リサーチ法に基づきNASAのために開発した。

Fabrication

2014.12.09

3Dプリンターでレコードプレイヤーの修理

倉庫を整理していたら木箱が出てきた。どうしても開けてみたくなるだろう。このプロジェクトは、壊れた、でも直せば使えそうなレコードプレイヤーを発見したことから始まった。再び使えるようにするには、ちょっとばかり苦労したが、新しく買った3Dプリンターのおかげで、また美しい音楽を奏でてくれるようになった。

箱から出してコンセントをつないでみたが、何も動かない。幸いなことに、故障箇所は、遊び車がすり減っていたのと、そのブラケットが折れていたことだけだった。新しい遊び車は購入した。

Other

2014.12.08

Maker Faire Tokyo 2014:フォトレポート

Maker Faire Tokyoは、入場者も出展者も劇的に増え続けている。前回の会場は明らかに狭すぎたため、今回は日本最大のイベント施設である東京ビッグサイトで開かれることとなった。

石田賢司さんのトランスフォーマー・ロボットが大勢のMakerたちの前に披露された。

杉浦機械設計事務所は、市販のロボットをデモンストレーションしていた。ROBOTISダーウィンミニは、3Dプリンターを使って発展させることができる。

カスタムシューズをデザイン、製造してくれるブース。

Other

2014.12.05

[MFT2014]インテルブースのEdison関連製品とEdison作品。注目の「Eagletボード」発表

Maker Faire Tokyo 2014では、企業の出展も話題を呼んだ。入口を入ってすぐのブースで展示やデモ、ワークショップを行ったインテルも、その1つ。

インテルは昨年に続いての出展で、Maker Faire Tokyo 2013ではArduino互換開発ボード製品「Galileo」を発表。その後、Galileoは2014年1月に販売となり、日本でも各所でGalileoを使ったハッカソン、ワークショップが行われるなど盛り上がりを見せている。

Electronics

2014.12.05

RICOH THETAを活用するためのAPIとSDK

動画撮影が可能な新型”RICOH THETA m15″と同時にアナウンスされたAPIとソフトウェア開発キット(ベータ版)が予定どおり公開された。下記のページからダウンロードできる。

RICOH THETA DEVELOPERS

ダウンロードにはユーザー登録が必要だが、FacebookまたはTwitterの認証だけで利用することができる。iOS用とAndroid用のSDKが用意され、基本的なサンプルプログラムも収録されている。

Electronics

2014.12.03

Raspberry PiとArduinoでホームオートメーション

Raspberry PiとArduinoでホームオートメーションは簡単にできる。

Raspberry PiとArduinoを組み合わせれば、スタートレックに出てきたトライコーダーのようなものから生ビールサーバーのインターフェイスまで、いろいろと面白いことができるというのは、誰でも知っていること。あるInstructablesの会員(Electronichamsters)は、これらを使って拡張性のあるホームオートメーションのプラットフォームを作ろうと考えた。家の外と中の、ほぼあらゆるものをモニターするというものだ。

Fabrication

2014.12.02

ABSかPLAか? 正しいフィラメントの選び方

私はフィラメントの販売業者です。なので、しょっちゅうこの質問を受ける。その答は、それらの素材の特性の違いを理解して、プロジェクトのマッチングを知ることにある。

まずは ABS から見てみよう。ABS(本名はアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)は、家庭用熱積層用フィラメントのおじいさんだ。

温度:

プリント温度は210〜240ºCで、加熱ベッドの温度は80ºC以上。

ABSのガラス転移点(軟らかくなり始める温度)は105ºC。

Electronics

2014.12.01

PieceMaker Factory:オモチャの未来を覗く

金曜日の夜遅く、私は、これがオモチャの未来だというものを見た。少なくとも、街のトイザらスでは絶対に見ないようなものだ。積層造形法、いわゆる3DプリントはMakerムーブメントでは一般的に知られるようになった。しかし、まだまだそれがなんであるか、それで何ができるのかを知らない人に出会わない日はない。だがそれは、PieceMakerとトイザらスによって変わろうとしている。

PieceMakerにおける私たちの使命は、身の回りの世界をパーソナライズする手助けを行うことです。