Other

2014.11.28

14分で見るMaker Faire Tokyo(撮影:Dale Dougherty)

Maker Faire Tokyo には見るものが多かった。東京ビッグサイトには300を超えるMakerが出展し、約1万3000人の人たちが、オライリー・ジャパンが主催し、Make Magazine日本語版がプロデュースしたMaker Faire TokyoのMakerや参加者たちに会いに来た。

スケルトロニクス。Maker Faire Tokyo 2014にて。

私はビデオや写真をたくさん撮影して、それらをムービーに編集したので、このイベントの雰囲気を少し味わってもらえるかと思う。

Crafts

2014.11.28

「スター・ウォーズ」ファンが作ったアホみたいに細かい段ボールのミレニアムファルコン

素晴らしい体験だった! 私は子どものころにミレニアム・ファルコンをいくつも作ったが、最後に作ってから30年がたった。アニメーションアーティストとして長年働いてきた今(更年期にさしかかり)、今だったら本気で作れそうだと考えた。そこで、ミッション達成! 地下室に置いてあった箱をほとんど使って、全長1.5メートルのファルコンを見事に作りあげた。妻も大喜びしてくれた! 🙂

Thomas Richnerは職業を変えた方がいいのではないか。R2-D2やミレニアム・ファルコンなど、段ボールをリサイクルして別のものを作るという才能はきっと商売になる。

Crafts

2014.11.27

美しい飛行機風デスク

机が欲しければ、当たり前だが、いつだって買える。普通の四角い机なら作ることもできる。なんなら、角を丸くしたりもできる。しかし、上の写真のようなアルミ張りのエキゾチックな飛行機風デスクもありだ。

ピカピカに磨かれて非常に美しい仕上がりだ。当然のことながら、ここまで仕上げるのは大変な仕事だ。imgurに掲載された資料のpart 1によれば、part 1の最後までで60時間を費やしているという。早くpart 2が見たい。そこでは仕上げの工程が見られるはずだ。

Electronics

2014.11.26

小さくなって20ドル:Raspberry Pi Model A+登場

Raspberry Pi財団は新製品を発表した。Raspberry Pi Model A+だ。オリジナルのModel Aと同じく、これはModel Bの廉価版となる。20ドルで発売される。Model A+は、もっとも安価なRaspberry Piというわけだ。

Model A+はModel Aと多くの機能を共有している。同じBroadcom BCM2835 SoCを採用し、RAMも256MBある。Model Aと異なるのは、見た目と使い勝手が洗練されている点だ。

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2014.11.24

Makerマインドも大満足!! 体験して楽しむ展示の数々に行列ができた2日目[MFT2014レポート]

またも開場前から長蛇の列ができた、Maker Faire Tokyo 2014の2日目。本日は、ワークショップや各ブースでの体験展示の様子をメインにレポートします!

2日目も大勢の方にご来場いただきました。飛行物も好調に舞っています

MFT2014オフィシャルグッズも人気で、売り切れのグッズがでるほど!

つくる楽しさを体験できたMaker Faire Tokyo 2014

会期の2日間とも天気に恵まれ、屋外展示にも多数の来場者が絶えず見学に訪れていました。

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2014.11.24

Maker Faire Tokyo 2014に出展されたドローンをまとめて紹介―ソラカムプロジェクト、Cartivator、徳島大学工学部機械工学科制御工学研究室、みのくら[MFT2014レポート]

Makerムーブメントにおいて、人気が高いアイテムのひとつがドローンだ。Maker Faire Tokyo 2014においても、会場でいくつものドローンが見られた。それらのドローンをまとめて紹介しよう。

ソラカムプロジェクト

事前レポートでも紹介したソラカムプロジェクトは、スノーボーダーを自動追跡して撮影するためのドローンだ。会場では、今年開発した最新機を筆頭に、合計3台のドローンを展示。

2013年に製作した2号機。今回のデモで主にこちらを飛行させていた

今年製作した最新機種。

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2014.11.24

子どもプログラミングツール『Scratch』×電子工作で動くおもちゃをつくろう―ちっちゃいものくらぶ、ヱンガワシステムズ、OtOMO[MFT2014レポート]

MITが開発した子ども向けプログラミングツール『Scratch』は、レゴのようなパズル感覚で簡単にゲームやアニメーションがつくれる開発環境だ。このScratchでロボットやラジコンなどの動くおもちゃがつくれたらもっと楽しい。そのための基板やセンサーのキット、中継アプリケーションの開発、ワークショップを実施しているグループがMaker Fair Tokyo 2014に出展。さまざまなおもちゃの実演と開発キットの販売が行われていた。

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2014.11.24

くるくる回して写真をパチリ。体験する人がみんな笑顔になる「2525発電(笑顔発電)」システム―2525発電製作委員会[MFT2014レポート]

MFT2014では、展示のほか、プレゼンテーション、ライブパフォーマンス、デバイスのワークショップなどが楽しめる(展示ブースだけでもたくさん! すべて見ることは難しいかも!)。本格的なものではなくても、その場で楽しめるワークショップも多数ある。おススメのワークションプを紹介しよう。

笑顔を発電する仕組み

ステージに近い10番ブースにある「2525発電製作委員会」には、大きな円形の物体が置かれている。これには、みんなで回して発電するための発電機(自転車用のリム発電機4個)が入っている。

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2014.11.24

世界遺産を訪ねて2400分の1模型で再現する精巧な世界―ばーちゃわーるど[MFT2014レポート]

世界遺産の精巧な模型を製作する「ばーちゃわーるど」

「模型工房ばーちゃわーるど」の主宰、亀田誠さんの趣味のひとつは世界旅行である。

旅をふり返るのに一般的なのは、現地で撮影した写真や動画を見ることだろう。しかし亀田さんの旅のふり返りはひと味違う。訪ねた世界遺産の模型を製作するのである。

10センチ平方ほどの小さなジオラマベースに再現された世界遺産は精巧そのもの。出力サービスで光造形出力したものをレジンキャストで複製し、プラモデル用の塗料で塗装する。

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2014.11.23

Maker Media創始者デール・ダハティが語るMaker Faireの本質、企業内Makerたちが語る「仕事とMaker活動」の意義[MFT2014レポート]

Makerムーブメントと「作る自由」

Maker Faire Tokyo 2014の会場に一角に設けられたステージでは、会期中は絶え間なくプレゼンテーションが行われている。とても”濃い”プログラムながら、座席数が限られていることから、毎回立ち見が出るほどの盛況となった。1日目のプレゼンテーションのなかから、Maker Mediaの創始者であるデール・ダハティさんによる講演と、企業に在籍しながらMakerムーブメントにコミットする方々によるパネルディスカッション『Maker × メーカー 2014』の様子を簡単にお伝えする。