Electronics

2015.01.08

ゲームの単調な部分はOpenCVとArduinoで自動化

ゲームをしていると単調な繰り返し作業に遭遇することがある。そういうとき、別のコンピュータを使って解決を試みるのが健全なハッカー精神の持ち主。panchigaさんはOpenCVとArduinoを使って、FF10の「200回連続雷避け」を自動化した。配線図やソースコードはブログで公開されている。

FF10の雷除けを自動化した話

どうやってラクに解くかを考え、それをサクッと実装して試してみるのも、ゲームの楽しみ方のひとつですよね。

Fabrication

2015.01.08

3Dプリント義足で犬が走れるように

3Dプリントした義足や義手はもう目新しいものではなくなっているが、こいつは新鮮だ。Derbyという名前のこの犬は、脚に障害を持って生まれてきた。走るのはおろか、歩くことも不可能だった。ビデオにも映っているが、車を使って移動したりしていた。しかし、3D Systemsが義足を作ったところ、Derbyはなんと走れるようになったのだ。

正直言うと、このビデオを見始めたとき、私は半ば懐疑的だった。しかし、実際にその義足を使って、ごく自然に走る姿を見て、完全にやられた気分だ。

Electronics

2015.01.07

Piper:Raspberry PiとMinecraftでエレクトロニクスを学ぶ

Raspberry Piなどのプラットフォームが、コンピューターの学習を目的として、子どもたちにも手が届く価格で提供されていることは間違いない。しかし、手に入りやすいということ以外に、子どもたちがこれらのプラットフォームの可能性を探るための努力は、どれほどなされているだろうか。Piperのスタッフは、Raspberry Piベースの学習プラットフォームを使って、まさにそれをやろうとしている。子どもたちのモチベーションを高めて学習を促す鍵となるものは、Minecraftだ。

Electronics

2015.01.07

音に反応するRGB LED書棚

5000冊の蔵書と1930年代のパイプオルガン(下のビデオの2分20秒あたり)を持つ人間が、そんな読書空間をもっとすごいものにするなんて可能なのだろうか。私には思いつかなかったが、Craig Landrumは答を出した。音に反応する書棚だ。音の大きさにだけ反応するわけではない。Fast Fourier Transformを使って、音の周波数も検知できる。つまり、ひとつの棚は高い音に反応し、別の棚は低い音に反応するという具合にできるのだ。

書棚は、パウダーコートされたアルミ製でプロの仕上げを思わせるコントローラーが付いている。

Other

2014.12.31

makezine.jpで2014年によく読まれた記事トップ10

10. How-To: インクジェットプリンターで布に印刷する方法
10位に入ったのは、なんと2010年の記事。厚紙の縁に付けた両面テープを使って、布を貼り付けるというのがポイントです。

9. “放課後” の研究開発を促進する企業内メイカースペース「SAP Creative Lounge」─ソニー株式会社 田中章愛さんインタビュー(前編)
Maker Faire Tokyo 2014でもいくつか取り組みを見ることができたように、今年は企業とMakerの関係に関する新しい動きが表面に出てきた1年でした。

Other

2014.12.26

Makeオフィスで経験した夏のインターンシップを終えて

私の名前はPierre-Alexandre。フランス人の学生です。

私はMakeで夏のインターンシップに申し込みたかったのですが、Maker Faire Parisをとりまとめた私の伯父であるBertierの口利きで実現しました。ここにその報告をします。

私は7月12日月曜日にセバストポルに到着しました。

最初に感じたのは、カリフォルニアは思っていたより雨や曇りの日が多いということです。

私はMakeの共同創設者、Sherry Hussと一緒でした。

Crafts

2014.12.26

ペット好きのための10のDIYプロジェクト

ペットは人と同じだ。会社が法人と呼ばれるなら、なぜペットも人と呼ばれないのだろう。それなのに、自分のペットとなると、人はあまやかし、気を引こうとしてあれこれご褒美を与える。一方、Makerたちは、給餌から位置の確認まで、あらゆる手助けをするプロジェクトを作ろうと考える。そんな動物好きのMakerによるユニークなプロジェクトを紹介しよう。

1)Eloy SalinasのPet Water Wardenは、飼い主が離れていたり忙しいときに、水を注いでくれる。

Fabrication

2014.12.25

GPSと連動しLEDで道が示される登山用立体地形図

MITA HIROさんは3Dプリンタで出力する立体地形図と電子デバイスを組み合わせて、新しいユーザー体験を生み出したようだ。Geophと名付けられたそのシステムについて、動画等から得られた情報をもとに少し説明しよう。

まずWebインタフェイスで地図上の領域を指定し、モデルデータを生成する。それを3Dプリンタで出力すると、立体的な地形図ができあがる。ここまでは、すでに見たことがある3Dプリンタの応用例かもしれない。Geophの「本体」は、GPSとフルカラーLEDマトリクスを組み合わせた表示デバイスだ。

Electronics

2014.12.25

Fritzingにコードビューが付いた

MAKEの本を読んだことのある人なら、多くの著者がFritzingの大ファンであることに気がつくだろう。回路の設計に最高にクールな(そして部品やボードも大量に揃っている)ツールであるばかりか、もっともっと凄いのだ。Fritzingは、回路やプリント基板の設計を行うものだ(専用のプリント基板製造サービスもある)。

それに新しい機能が追加された。Fritzing環境に内蔵されたコードエディターだ。現在はArduinoとPICAXEのみの対応だが、すぐに他のプラットフォームにも対応するはずだ。

Kids

2014.12.24

自然共生のためのFab Lab – Green Fab Lab Barcelona Part. 2

エコロジーやサステナビリティに関する研究やファブリケーションに特化したGreen Fab Lab(第一回目はこちら)。世界各地に広がっているFab Labだが、各々違った運営形態があり、Fab Lab Barcelonaの場合は建築系大学院のIAACのサポートを受けて運営されている。その下でGreen Fab Labはバルセロナ市の協力を受けたBarcelona Smart Cityというプロジェクトの一部という位置づけになっている。そしてバルセロナ近郊の国定公園の敷地を提供され、豊かな自然の中で研究に打ち込んでいる。