Fabrication

2013.07.19

Ebayが3Dプリントサービスのアプリを発表

急速に成長する3Dプリントの世界に参加するために、3Dプリンターは必要ない。

EbayはiPhone向けに3Dプリント・マーケットプレースを開始する。

オンライン・マーケットプレースでは、3Dプリントを行ってくれる。販売されているオブジェクトを選んで、カスタマイズして、注文をするだけ。3Dプリントされたオブジェクトが数週間後に届く。

Shapeways、Ponoko、i.Materialise、Sculpteoのオンライン3Dプリントサービスはよく知られているが、毎週のように新しいサービスが生まれている。

Fabrication

2013.07.18

FAB9 第9回 世界ファブラボ会議、国際シンポジウム参加受付開始

オライリー・ジャパン/MAKEも特別協力としてサポートしている「FAB9 第9回 世界ファブラボ会議」。8月21日から27日まで横浜で開催される本イベントは、主に世界各地のFabLabの運営者が参加するものですが、そのなかで唯一このムーブメントに興味を持つ方、すべてが参加できる国際シンポジウムのチケットの販売が開始されました。
世界50ヶ国200箇所以上に広がる、デジタルファブリケーション機器を備えた実験的市民工房のネットワーク、「ファブラボ」。

Electronics

2013.07.18

ポケットに入るArduino開発環境

最近のAndroidマシンとArduinoをつなぐのは簡単。USBホスト変換用のケーブル1本で済んでしまう。でも、Arduinoのプログラミングにパソコンが必要なのでは、開発環境はごちゃごちゃしがち。Androidだけで開発できたらさぞ便利……という流れで紹介するのが、ArduinoDriod。Android上でArduinoのスケッチを開発し、ボードに書き込むためのIDEだ。パソコンは一切不要。Androidスマートフォンを使って片手でスケッチを書くこともできそう。

Electronics

2013.07.17

ATLAS – DARPAの人型ロボット

DARPA では、この数年間、いくつかの人型ロボット(前にも書いたけど)の開発を進めているが、以前と同様、Boston Dynamics と共同で、ATLAS ヒューマノイド を開発中だ。下のビデオを見てわかるとおり、これは弟分の Pet-Proto から長い道のりを経て作られたものだ。Pet-Proto と異なり、ATLAS は身長が188センチ、手首がモジュラー式の腕があり、人間に近い体型をしている。

40秒あたりからが面白い。

Fabrication

2013.07.16

新産業革命とはなんだ?

今や、コンピューターと製造技術の合体により引き起こされた革命のとき。これを「新産業革命」と呼ぶ人もいる。今までのところ、その立役者は、RepRapとその無数の派生品に代表される3Dプリンターだ。その分野には大きなエネルギーが渦巻いている。それは素晴らしいことだ。しかし、このムーブメントの周囲を、本当に必要があってやらなければならないことから離脱した、たくさんの誇張やインチキが取り巻いている。

デジタル製造は本物のムーブメントだ

3Dプリントは素晴らしいが、(下でも述べるが)それはソリューションのほんの一部に過ぎない。

Science

2013.07.12

八谷和彦さん個展「OpenSky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」は明日13日から

「OpenSky」は、メディアアーティスト・八谷和彦氏が2003年より開始した「個人的に飛行装置を作ってみるプロジェクト」です。機体の基本設計、実験機の制作、低高度の試験飛行を経て、ついに2013年、ジェットエンジンを搭載して飛行テストを開始します。

八谷和彦氏は3331と地域との繫ぎ手となるコミッションワーク・アーティストでもあります。これまで羽ばたき飛行機を飛ばす「空フェス!」や、3.11直後の放射能測定をめぐる混乱に対処する「ガイガーカウンター・ミーティング」などを開催。

Electronics

2013.07.12

Microsoftの3Dプリントがすごいワケ

やあみんな。これはMAKEへの初めての寄稿だ。ボクはGeorgia Tech College of Computingの4年生。Georgia Tech Invention Studioでも働いている。これはボクのサイト、Geeks Have Feelingsに掲載した記事だ。

Microsoftは、Windows 8.1に3Dプリントのサポートを埋め込むと発表して、3Dプリントの分野に足がかりをつけた。

Crafts

2013.07.10

メルクリンの古いZゲージをArduinoで命あるレイアウトに

「これをドイツで買ったの」と、鉄道ショーで私に近づいてきたLynnは言った。「これでジオラマを作ってくれる人を探しているんだけど」

数日後、私は彼女の家を訪れ、彼女のメルクリンミニクラブ(Zゲージ)のセットと、線路とアクセサリーを見せてもらった。1978年に父親へのお土産として買ったのだそうだ(当時は市販の鉄道模型ではZゲージが最小だった)。お父さんが亡くなり、鉄道セットは彼女の元へ戻ってきた。彼女は、それが走っているところを一度も見たことがないのだが、彼女の引退パーティーまでに運転してみたいと言うのだ。

Electronics

2013.07.09

Arduinoで未来をMAKEする ─ メガヘルツを超える人々

子どものころ、私は電子専門紙を読み始めたことがきっかけで、エレクトロニクスの道に入った。しかし、雑誌からエレクトロニクスを学ぶのは困難だった。内容はビギナー向けではなく、プロジェクトも面白くなかったからだ。その雑誌は、すでにある程度の技術がある電子回路愛好家を対象にしていて、電子回路とはどういうものか、それを使って何がきるのかといった初心者向けの解説には力を入れてなかった。

私が本格的にエレクトロニクスを学び始めたのは、あるキットをプレゼントしてもらってからだった。

Electronics

2013.07.08

この3Dマシンはプリンターか「ファーバー」か?

そもそも3Dプリンターは、1986年、3D Systemsの創設者、Charles Hullによって発明された(そして特許が取られた)。彼は、「ステレオリトグラフィー」という名前も考案した。彼の発明にピッタリな名前として考えたのだ (.stlファイル形式もHullが考え出した)。私は、Maker Faire Bay AreaでCharles Hullにインタビューを行い、「ステレオリトグラフィー」が何を意味するのかについて聞いてみた。

3D SystemsのCTO、Charles HullとMAKEのDale Dougherty。