Other

2013.03.12

新刊『Making Things See――KinectとProcessingではじめる3Dプログラミング』3/26発売!

本書は、MicrosoftのKinectと、オープンソースのプログラミング言語Processingを使ってインタラクティブなアプリケーションを作成するための書籍です。3Dのデータを扱ったことのない読者を対象に、距離情報の処理、ポイントクラウドの解析と操作、人体の関節の動きの追跡、ポーズやジェスチャーの検出などについて、豊富なサンプルコードを使って解説を行います。さらに、3Dプリンティングのためのデータやジェスチャーでコントロールするロボットアームの作成など、作品の可能性を大きく広げる情報も紹介します。

Electronics

2013.03.12

MakerBotが卓上3Dスキャナーのプロトタイプを発表

MakerBot の CEO、Bre Pettis。

MakerBotは、本日、長い時間をかけてきたデスクトップ3Dスキャナー、Digitizerを開発していることを発表した。これは同社の3Dプリンターラインを補強するものだ。MakerBot の CEO Bre Pettis は、オースティンのSXSW Interactiveにおいてこの発表を行った。

「3Dプリントをさらに簡単にするための製品の開発は、我々にとっては当然の流れでした」とBreは会見で語った。

Fabrication

2013.03.12

Maker Pro:大きなコミュニティーを作る

Pro Workshop: クリエイティブ・コモンズ 写真提供 NEPTUNE Canada

共有工房にはコミュニティの雰囲気がある。私は、それは規模の問題だと思っていた。大きなグループになるほどコミュニティらしくなると。今は、それだけ人がそこにたむろっているかで決まると思うようになった。工房の中で人と人が関わり合うことが多いほど、コミュニティの意識が高まるのだ。地域に根ざしたMakerスペースでそれがよく実現されていることは、多くの人が経験している。

Electronics

2013.03.11

Pinoccio共同創設者 、Eric Jenningsインタビュー

Pinoccio のマイクロコントローラーボード。

Atmelのオープンソースおよびコミュニティのマーケティング部長、Eric Weddingtonは、PinoccioのEric Jenningsの詳しいインタビューを公開した。Pinnoccioは新しいオープンソースハードウェアのメーカーだ。最初の製品は、モノのインターネット(IoT、Internet of Things)分野をターゲットにしたマイクロコントローラーボード。Pinoccioではこれを、「羽の生えたArduino Mega」と呼んでいる。

Electronics

2013.03.08

世界初の3Dペン「3Doodler」共同開発者、Max Bogueインタビュー

先週、WobbleWorks LLC は、「世界初の3Dペン」3DoodlerのためのKickstarterキャンペーンを立ち上げた。目標金額はわずか数時間でクリアし、2日にして100万ドルを記録した。

先日、私は共同開発者のMax Bogueに会って、製造について、またキャンペーンの成功について詳しい話を聞くことができた。

やあ、Max、あなた自身とあなたの会社について教えてもらえますか。

どうも、Eric。私はPeter DilworthといっしょにWobbleWorks LLCを立ち上げた共同創設者です。

Electronics

2013.03.08

How-To:ギターの指板を撮影する “Shredcam”

Fran Blancheは、フィラデルフィア出身の自称「コンサートMaker、ペダルデザイナー、エンジニア、アーティスト、ミュージシャン、ときどきラジオDJ、いまひとつのシンガー、そしてフルタイムのアホ」だ。そう遠くない過去に、Frantoneというオーダーメイドのギターエフェクターのメーカーを経営していた。すごいね。

彼女のブログには、YouTubeチャンネルとデザインを記したページなど、いろいろ面白いものが載っている。だけど、私がとくに気に入ったのが、Shredcamプロジェクトだ。

Electronics

2013.03.07

ブレッドボードと真空管

真空管のピンは、通常、くるっと円形に配置されている。なので、ブレッドボードとは相性が悪い。そこをなんとかしようとサンハヤトが発売したのが、AT-MT9P真空管ピッチ変換基板だ。見てのとおり(写真下)、丸く並んだ9本のピンをまっすぐに並べ直してくれる。この基板を使って作られたサンプル回路が上のヘッドフォンアンプ。ブレッドボードに真空管が載っている!

製作のレポートがサンハヤトのブログに掲載されている。なお、その記事にも書かれているとおり、真空管を使った工作にはリスクがある。

Fabrication

2013.03.07

CNCで工具の形をかたどった整理引き出し

ミネアポリスのMaker、Greg Flanaganは、工具用の整理引き出しを、木版をCNCで切り出して作った。最初に、仕舞いたい形に工具を並べて、それを写真に撮り、それをドローソフトでトレースしてアウトライン画像を起こした。最後に、そのデータをCAMソフトに読み込ませて、CNCルーターで切り出した。

穴あきボードに工具の形をマジックで描いて整理するやり方が、いつも気に入らなかった。工具が変わったときに、どうしたらいいかわからないからだ。これなら、すぐに板を切り直せば済む。

Electronics

2013.03.06

次の大雪の日に助けてくれる3台のDIY雪かきロボット

今年の暴風雪「ネモ」に遭遇した人たちは、もう雪はこりごりと思っているだろう。雪なんて当分見たくない。雪かきなんてもうしたくないってね。今こそ、雪かきロボットを作る絶好の機会だ。ロボットがあれば、暖炉のそばに座って暑いココアを飲みながら、心地良い椅子に座って雪かきができる。

Scale4x4RCフォーラムのメンバー、Hajenは約2年かけて8分の1スケールのPistenbully(スノーキャット)をゼロから作り上げた。溶接して作ったシャシー、自作無限軌道、ファイバーグラスのキャビン、連結式のブレード、2モーターの強力な推進力といった驚くべき特徴を持つ。