Other

2009.11.30

MTM04 – 光る髪(地毛と聞いてびっくり)

MTM04の会場で、一筋の腰まである髪の毛にLEDを埋め込んでいる男性を見かけなかったでしょうか? それは東京大学でテクニカルアシスタントを勤めているAlexis Zerrougさんです。最初その長い毛は付け毛だと思ってました。しかし、話を聞いてびっくり。本当の髪の毛なんだそうです。LED用に一部分だけ伸ばしている模様。使用法は写真のとおり。髪をぐるぐる振り回すと光のパターンが現れます。コントローラも(髪のなかに)搭載しているらしいので、やろうとおもえばPOVだっていけそうですな。

Electronics

2009.11.30

EyeWriter – 安価な視標追跡器具

EyeWriterをぜひみんなに見てほしい。
Graffiti Research Lab、openFrameworks、The Fat Lab、The Ebeling Groupが共同開発した視覚兵器、EyeWriterを紹介します。これは低コストの視標追跡器具と自作ソフトウェアを組み合わせたものです。筋萎縮性側索硬化症によって全身麻痺となったグラフィティアーティストが、目の動きだけで制作活動ができるようにと作りました。

Electronics

2009.11.30

最近お気に入りのエッチング液

MAKE Flickr poolより。
私は自分でプリント基板をエッチングするのが大好きだ。これは、美術学校で習った技術と、大好きな電子系DIYがみごとに融合するところでもある。今までずっと、昔ながらの塩化第2鉄を使っていたのだが、普通にある材料から簡単に作れるエッチング液を褒め称える声をたくさん聞くようになり、同時に、きちんと処理するのも面倒な塩化第2鉄を使うのがイヤになってきた。そこで、塩化銅を試してみることにした。
Open Circuits’ recipe(英語)の解説に従い、私は近くの金物屋で塩酸を購入し、濃度3パーセントの過酸化水素水を薬局で購入した。

Fabrication

2009.11.27

CupCake CNCを作る — Part 1: 序章と経緯

金物屋へちょっと買い物に出て帰ってくると、玄関に、何のマークもない大きな段ボール箱が置いてあった。私はMaker Shedでクールなものを発見するとすぐ買う癖があるので、留守中に荷物が届くのは珍しいことではないが、この箱はいつもよりデカイ。
おお、これはMakerBot IndustriesのCupCake CNC kitじゃないか! 数週間前に注文したまま、すっかり忘れていた(本当に物忘れが激しくて困る)。

こうして冒険が始まった! 私は、このMakerBotとの創造的な体験の報告を書き込んでいこうと思う。

Electronics

2009.11.27

オモチャから発想したハイテク診断チップの安価な製造法

子供のオモチャから、ハイテク診断チップの安価で簡単な製造方法が生まれた。(TR35に選ばれたMichelle Khine)……マイクロ流体チップは10万ドル以上する。どうしてもマイクロ流体デバイスを安く簡単に作る方法が思い浮かばなかったKhineは、子供のころに遊んだオモチャ、Shrinky Dinksを思い出した。薄いプラスティックのシートに絵を描き、オーブンで温めて縮ませるというやつだ。「解像度を調整してプリントアウトした”デザイン”を縮ませることができたら、マイクロ流体に適した幅の通路を作れると考えたのです」と彼女は語る。

Electronics

2009.11.26

リモコン式ボーリングボール

たったの1500ドルで、あなたもリモコン式ボーリングボールを持てる! これ、改造してみたくなるね。透明なボールの中にLEDを仕込んでみたい。そんなに複雑そうじゃないし。まあ、LEDを仕込んだからってパーフェクトが出せるわけじゃないけど。
– Marc de Vinck
訳者から:障害のある子供でもボーリングが楽しめるようにと開発された製品だそうだ。大人のインチキ用じゃない。

Crafts

2009.11.25

座礁潜水艦風ホームシアター

キーウィー(ニュージーランド人)のビジネスマン、Wayne Eyreは、楽しいホームシアター作りに大金を注ぎ込んだ。その甲斐あって、とんでもないものが出来上がった。これを見た人の多くは、ニモ船長のノーチラス号の残骸だと思うようだが、ベルヌの影響であるとは、この記事には一言も出てこない。たとえば、上の写真は「プルトニューム魚雷」が液漏れしているという想定だが、プルトニュームは「海底2万マイル」が出版されてから50年待たなければ発見されない。

Science

2009.11.25

全天銀河系 Panorama 2.0

美しい…2007年10月から2009年8月までの間、CCDカメラで撮影した3000枚以上の画像をモザイク合成して、全天写真が完成した。SBIG STL-11000カメラを使い、南アフリカ、テキサス、ミシガンの各地で70フィールド(それぞれ40×27度) の夜空を撮影した。カメラのA/Dコンバーターは16ビット(ノイズレベルから上で約12ビットのデータが得られる)だが、そのダイナミックレンジをさらに広げるために、露光時間を240秒、15秒、0.5秒の3段階で撮影している。