Electronics

2009.08.04

太陽の光のように変化するLED照明

ちかごろなにかと話題になるLED照明ですが、効率だけをみるとまだ蛍光灯にはかなわない、といった話もあるようです。効率アップの技術開発は今後も続けつつ、LED照明ならでは価値を開発する方向も重要そうです。
照明デザイナー石井幹子、ローム、岡村製作所が進めている試みは、LED照明を使ってより自然に近い明かりを実現しようとするもの。サーカディアンリズム(日中に活動し、夜眠るという1日周期のリズム)に則った照度変化や、時間帯に合わせた色温度変化を取り入れ、年間を通じての光の変動も考慮するようです。

Electronics

2009.08.04

Make: Projects – カールコードを作ろう

ボクはカールコードが大好きだ。だらしなくゆるんだケーブルはいやだ。その点、カールコードはエレガントだ。家電品のコードも、みんなカールコードになればいいと思うことすらある。最初からカールコードとして売られている交換用のコードもあるけれど、わざわざお金を出して買う必要はない。簡単な道具さえあれば、自分で作れるからね。
道具:金属のパイプまたは丸棒ヒートガン流しとシャワー(または水で冷やせる環境)
材料:ダクトテープアルミホイル水カールさせたいコード

Step 1:コードを巻き付ける

好みの太さの金属の丸棒またはパイプの端に、コードの片方の先端をダクトテープで貼り付ける。

Crafts

2009.08.04

『Open Softwear』e-book登場!

ソフトな回路(Soft Circiut)、またはソフトウェア(Softwear。編注:通常のソフトウェアは”Software”ですね)を使ったフィジカルコンピューティングを解説する104 ページのPDFブックが、無料で公開された。うれしい驚きだ。冒頭は、ハードウェアとソフトウェアの基本的な解説。それから、ボタンやソフトスイッチなどの基本的な工作へと進み、接触センサーを使った刺繍や、サーボモーターをジッパーでコントロールする方法など、深い話にまで及んでいる。

Crafts

2009.08.03

完全自作トースターの完成品

すっげー! Thomas Thwaitesは、材料から完全に自作してトースターを作ってしまった。材料のほとんどは、自分で地面から掘り出したものだ。なんと鉄も鉄鉱石から電子レンジを使って精錬している。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのDesign Interactions Showに出展されたときの説明から抜粋しよう。9ヶ月間、私は電気トースターを、まったく最初から自分で作ろうと試行を重ねました。イギリス中の廃鉱を旅してまわり、原材料を掘り出し、精錬し、成形し、Argos(イギリスの小売店チェーン)なら3ポンド94ペンスで投げ売りされている製品を手作りしました。

Crafts

2009.08.03

Defender of the Kitchen – ジャンクから生まれたロボット彫刻

ロボティクス系ファウンドアート(ガラクタ、日常の品を取り入れたアート)って感じで、すごくいいね。ジャンクからロボット型の彫刻を作るというスタイルは、21世紀に始まった。なかでも、コロンビアのボゴタに住むMario Caicedo Langerはマッドな代表アーティストだ。彼のFlickrフォトストリームには、台所の電化製品やコンピューターの部品やジョイスティックや、さまざまな日用品の残骸で作ったロボット彫刻を見ることができる。

Electronics

2009.07.31

アポロ11号の着陸インジケーター

MAKE Flickr poolから。
5Voltは、NASAの公開資料 Apollo Lunar Module documentation(アポロ月着陸船文書)の中に、歴史的な回路図を発見した。これは、着陸船が月面に接触したときにインジケーターのライトを点灯させるためのものだ。回路図の上部に描かれている2つのライトは、それぞれパネル1とパネル3という別々のパネルに配置されています。どちらも、いずれかひとつのプローブが地面に接触すると点灯するようになっています。この回路は2つの異なる電源からパワーを得ています。

Electronics

2009.07.31

PianoDuino

PianoDuinoという名の面白い音楽インターフェースだ。ProcessingのSoundCipherライブラリを使い、Arduinoでインタラクティブにサウンドを作っている。リンク先のサイトには、もうちょっと詳しい情報と、自作したい人のためにコードが掲載されている。PianoDuinoは、ArduinoとProcessingとサウンドを扱うライブラリー、SoundCipherを組み合わせるための実験です。アイデアの元になったのは、Multiplexer / Demultiplex 4051です。

Electronics

2009.07.30

フォトトランジスタでカメラ

松原拓也さんの自作カメラ。8×8のマトリクス状に並べられたフォトトランジスタで画像を捉えます。前面に取り付ける小さな箱の中には凸レンズが入っています。撮影中の画像は8×8のマトリクスLEDに表示され、1ドットは256階調で記録されます。ごく基本的な部品だけで作られたデジタルカメラというわけですね。

Crafts

2009.07.30

電子レンジで鉄を精錬する

トースターを完全に自作するという試みの一環として、Thomas Thwaitesは、自分で鉄鉱石から鉄を得る必要が発生した(グリルの部品を作るためだ)。家庭でできる原材料の処理方法を調べる方法も、また問題だった。たとえば最初のころは、鉄を抽出するために、チムニーポット、ヘアードライヤー数台、ガーデンブロワ-、15世紀の手法など、ひとりでもできそうなレベルの方法を試してみたが、十分な鉄は得られなかった。そのまま試行錯誤を続けて、技術や知識を高めていったところで、たぶん、自分の手には負えない状況に追い詰められていただろう。

Crafts

2009.07.30

Virtual gravity – データの重量

Silke Hilsingが作った、デジタル世界とアナログ世界の会話を可能にする想像上のインターフェースだ。Virtual gravity(仮想重力)は、デジタル世界とアナログ世界とを繋ぐインターフェースです。アナログの運搬装置を使って、バーチャルな項目を拾い上げ、読み込み画面からアナログの秤に移動できます。この項目の重要度や人気度(データベースにGoogle Insights for Searchを使用)が、バーチャルな重さとして出力されます。この重さによって、物理的に比較ができます。