Electronics

2018.03.05

新刊『Raspberry Piをはじめよう 第3版』は3/16発売!

「Make:」書籍チームが企画・制作を行った書籍を紹介します。

●書籍紹介

本書は、全世界で多くのユーザーの支持を集めているシングルボードコンピューター「Raspberry Pi」の入門書です。ハードウェアの概要、必要な周辺機器、Linuxの基礎、Pythonプログラミングの基本を解説しています。さらに、Arduinoとの連携、GPIOの使い方、ウェブカメラの活用、インターネットからのデータの取得、Raspberry Piをウェブサーバにする方法なども紹介。

Kids

2018.03.02

ゴミや廃棄された電気部品から生まれた素晴らしいメカたち —「手を使うことはデジタルのスカルプトよりもずっと楽しい」

インターネットでは、MarshMellopという名前で知られるデザイナーでコンセプシャル・アーティストのSteve Marshalは、素晴らしい作品の数々を「Make: project」に投稿してくれた。今は薬物乱用防止のための仕事をしているが、ロボットやメカやキャラクターのフィギュアを作るプロの作家になるのが夢だ。その才能は十分にある。彼は、空いている時間を使って、ロボットやメカをゴミや廃棄された電気部品やプラスチックの欠片から生み出している。

Stevenの話を紹介しよう。

Electronics

2018.03.01

工場音楽レーベル「INDUSTRIAL JP」

“INDUSTRIAL JP”は工場音楽レーベルだ。見たままに言ってしまえば、町工場で稼働している工作機械の美しい映像にオリジナルのサウンドトラックを載せたものである。ネジ、バネ、電線といった一般的な工業製品が本物の機械の繰り返し動作から生み出される様子のカッコよさと気持ちよさを、音楽の力でさらにカッコよく大幅に気持ちよくした動画集と言ってもいいだろう。ここで文字を連ねて説明しても伝わらない気がするので、PCでの再生に適した横位置の動画すべてにリンクしておく(一番気に入ってしまった「五光発條 × Sountrive」から)。

Fabrication

2018.02.28

3Dプリントによる美しい義足カバーを実現するために解決した4つの課題

私のRedditのフィードにSteveが現れて、この美しい義足用のカバーを見せてくれた。彼は非常に細かい画像のギャラリーを公開しているが、そのモデリングの過程を撮影した動画も発表している。

私の同僚の娘さんは義足を使っている。12歳だ。同僚は、その義足のカバーを欲しがっていたのだが、1つ400ドルもする。そこで彼は、飛行機の3Dプリントを得意とする私に、すねとふくらはぎのカバーのモデリングを依頼してきた。このプロジェクトが始まったのが3カ月前だ。これを実現するためには、次の4つのデザイン上の課題があった。

Crafts

2018.02.27

ずっと見ていても飽きない200個のゴムボールが跳ねる音の彫刻

私はトム・ウェイツの曲が大好きで、奇妙な楽器を使った「謎の男」(What’s He Building?)に大きな影響を受けている。自作楽器についてあれこれ調べていたときに、Dennis Havlenaのことを知り(2008年のMakezineの記事を参照)、彼のウェブサイトにあった設計図を元に、古いプロパンガスのタンクから「ハンクドラム」を作った。

それ単体でもいい音がするのだが、私のためにそいつを演奏してくれる美しいマシンを作りたいと考えた。そして、いろいろなバージョンを試した。

Electronics

2018.02.23

ショップの前にたどりつくとギフトカードが飛び出す宝の本「VIA LIBRIS」の製作から学んだこと、そして喜び

「VIA LIBRIS」は、ペーパーバックのサイズの宝の本だ。特別なコンパスと、「コールド」「ウォーム」「ホット」といったヒントが表示される絵文字盤で、あらかじめ設定されている場所にユーザーを導く。その場所(ショップなど)に到着すると、隠されたスロットからギフトカードが飛び出て、ユーザーはビックリする。新しい場所は、ボタンを押せばいつでもプログラムできる。どの本も手作りで、同じ物はふたつとない。美しくて、何度でも使える。私はこれを、友人や家族にギフトカードを贈るときに使っている。

Electronics

2018.02.22

Arduinoベースの自作クアッドコプター

ドローンを1から作る人は少なくなったけれど、今でも最高の工作テーマだ。ハードウェアとソフトウェアの統合を高いレベルで体験できる。ラフバラ大学で自動車工学を勉強中のアキラさんは昨年それを実行した。

【完全自作】ARDUINOを使用した自作ドローンの製作記(飛んだ!)

機体の製作から始まって、姿勢推定やPID制御、XBeeによる無線通信などソフトウェア面の解説が丁寧にされている。GitHubGistで公開されているソースリストとYouTubeの動画を併せて見れば、クアッドコプター製作の勘所が掴めそうだ。

Electronics

2018.02.21

Particleが3つの新型ボードと月額2.99ドルで3GBのデータが扱える低価格LTEでメッシュネットワークに参入

ボードメーカーのParticle.ioは、第三世代の製品、Meshを発表した。名前が示すとおり、メッシュネットワークのためのコントローラー3兄弟だ。

同社は最初の製品であるCoreからWi-Fi対応のプロトタイピングを支え、やがてPhotonやLTE対応のElectronを発表した。今回の新型ボードは、Nordic nRF52840を採用してBluetooth 5とNFCに対応し、同じ機能を提供している。

Other

2018.02.20

Sara Hendrenが考えるエンジニアリングとアートの架け橋「最高の状態のとき、エンジニアリングはアートと同じことをしている」

Sara Hendrenの作品は、エンジニアリング、デザイン、体、心に関して「普通」だと私たちが思い込んでいることに疑問を投げかけている。

彼女は現在、アーティストであり、デザイナーであり、オリン工科大学 の招へい研究者として、エンジニアリング学科の学生や教員にアートと人文学を教える活動の責任者を務めている。彼女はまた、適応技術(アダプティブテクノロジー)ワークグループを主催し、Ablersite.orgでその関連記事を執筆している。

Electronics

2018.02.19

ファービー・オルガンを見るまでキミは真の恐怖を知らない

ミュージシャンでマッドな発明家のLook Mum No Computerこと、Sam Battleは、なんとも恐ろしい音を奏でる「ファービー・オルガン」を開発した。マイクロコントローラーで制御された45匹のファービーは、オルガンのキーボードに合わせて歌う。このファービー・オルガンの強烈なサウンドにご注意あれ。

それぞれのファービーには、Arduinoが2基ずつ備えられている。1つはファービーの動きのシーケンスを制御するもので、もう1つはオルガンのキーを押したときにファービーが出す音の発生と制御を行う。