Other

2018.05.25

難民でいること、無抵抗でいること、惨めで、非力でいることの苦痛を忘れられる難民キャンプの中のメイカースペース

Liam Grace-Floodが世界のMakerカルチャーやメイカースペースを訪ね歩いた1年間の記録をお伝えする「オープンワールド」シリーズです。

ヨーロッパにこれ以上難民が入らないようにと、EUとトルコとの間で取り決めがなされてから2年になる。それでもまだ、ギリシャ中の難民キャンプには、いつ終わるとも知れない難民生活を送る人々が何千人といる。この問題は人々の意識から消えつつあるが、安全な場所を求める人たちの境遇は改善の見通しが立たないままだ。彼らの故郷はまだ戦争状態にあり、EUはかたくなに彼らを拒んでいる。

Crafts

2018.05.24

Jedediah Corwyn Voltzが植木鉢に作る魔法のような小さな世界

ロサンゼルスに住むアーティストで陶芸家(そして自称「不治の夢想家」)であるJedediah Voltzは、植木鉢の中の葉っぱや枝の中に、魔法のような小さな世界を作っている。まるで、この中に迷い込んでしまいそうになる。SFやファンタジーの模型やミニチュアに凝っている人なら、Jedの作品をよく見ると、そこに使われているモデルパーツ(モデラーは「bitz」[ビッツ]と呼ぶ)が見つかるはずだ。

アートとデザインのサイト、Colossalでは、鉢植えのツリーハウスと、植木鉢の中の家というJedの2つの作品が掲載されている。

Other

2018.05.22

Maker Faire Tokyo 2018 ポスター/フライヤー配布キャンペーン

Illustration: zuck Design: Nakanishi Yosuke (STUDIO PT.)

「Maker Faire Tokyo 2018」のポスターとフライヤーができあがりました。今回も、学校や店舗、Makerspace、FabLab、ハッカースペースなど、人が集まる場所でポスターの掲示とフライヤーの配布にご協力いただける方にポスター/フライヤーを無料でお送りします。
以下のURLのフォームからお申込みください。

Electronics

2018.05.22

“タコ焼きロボット” はコモディティ化したロボットアームを使って社会のニーズに応えるプロダクトの最初の一歩 — コネクテッドロボティクス代表 沢登哲也さんインタビュー

2017年のMaker Faire Tokyoに出展していた、タコ焼きロボット「OctoChef」。なかなかうまくタコ焼きをひっくり返せず、子どもたちから声援を受けていた姿が印象的だったが、その後、「コネクテッドロボティクス」社として複数の投資先からの出資を受け、OctoChefの開発を進めている。コネクテッドロボティクスが現在オフィスを構える東京都小金井市の農工大・多摩小金井ベンチャーポートに代表の沢登哲也さんを訪ねた。

タコ焼きロボットを囲むコネクテッドロボティクスのメンバー、メンバーはフランス、イギリス、香港、日本とさまざまな国から集まっている。

Other

2018.05.18

Ogaki Mini Maker Faire 2018は、12月1日(土)、2日(日)に開催決定!

Maker Faireは、電子工作やロボット、クラフト、ペーパークラフト、電子楽器、サイエンス工作、リサイクル/アップサイクルなど、様々な分野のつくり手「Maker」(メイカー)たちが全国から集まり、つくったものを見せ、語り、その楽しさを共有するイベントです。大垣での開催は今回で5回目となり、2016年に開催した「Ogaki Mini Maker Faire 2016」は140組以上の出展者と約6,000人の来場者により、驚きと興奮と共感に沸きました。

Fabrication

2018.05.18

つい見入ってしまう古いハンドツールのレストア動画

DiResta vlogを通じて、Jimmy DiRestaがHand Tool RescueのEricと仲良くなって、工具や工具のレストアの話をしていた。Hand Tool Rescueのことは知らなかったが、Jimmyの勧めもあって、この週末、私はその動画を一気見してしまった。

Ericはカナダのサスカチュワン州に住んでいる。20世紀初頭からのハンドルール、エアーツール、電動工具、エンジン式工具のレストアが趣味だ。DiRestaの動画と同じく、ナレーションが入らないスタイルで、Ericは第三者の視線でツールの細かい部分を映し出している。

Electronics

2018.05.17

ダンボールでロボティクスがもっと身近になるAdafruitの「CRICKIT」ボード

このところ、AdafruitのYouTubeチャンネルには、Limor Friedが楽しいダンボールを使ったプロジェクトとそれに使われている新しいボードを紹介する短い動画が次々と公開されている。この新しいボードは、Limorによると、CRICKITという名前で、まだプロトタイプの段階に見えるが、なんだかすごく気になる。

ダンボールの手を開いたり閉じたりするサーボをコントロールしている。

絵の一部を回転させることでアート作品が生き生きと見える。

Other

2018.05.15

『子どもが体験するべき50の危険なこと』から8年、10代の少年少女のための “退屈な世界・大人に支配されない意味のある人生を作る” 実践の本、『退屈をぶっとばせ!』発売!

以下、書籍の写真は見本です。実際の仕様とは少し異なります。

書籍紹介

本書は、自分自身にとって意味のある人生を作りたいと考えている10代の少年少女のための書籍です。

その内容は「すぐに大人にほめさせない」「学校に行かないで学ぶ」「成人になる儀式」「ADHDの子どもへのメッセージ」など、成長の過程で必要なことが書かれたエッセイから、「文章を書くためのエクササイズ」「批評する方法を身につける」「自分自身のメディアを作る」「スニーカーをデコる」「クッキーの焼き方を通して科学実験を学ぶ」「政治家に自分の考えを伝える」「ガレージセールでお金をかせぐ」「自分で自転車を修理する」「ゲームデザインを学ぶ」など、自己表現、社会活動、DIYに関連したハウトゥまで幅広いものです。

Fabrication

2018.05.14

金属加工ができるデスクトップ型の5軸ミルターニングマシン「SwissMac」の予定価格は4,700ドル(約51万円)

Overloard RoboticsのPerryは、彼の最新作、SwissMakを私たちに披露してくれた。これは、まだMakerコミュニティでは一度も見たことがないデスクトップ型のミルターニング・マシンだ。

このマシンは、精密な5軸フライス盤と旋盤の機能を併せ持ったシステムで、一般にとても高価なものだ。個人宅の工房で買えるようなものではない。Perryは、これを生産するためのKickstarterキャンペーンを開始したが、なんと、もっとも高いプレッジ(全機能付き)でも4,700ドル(約51万円)という驚きの低価格だ。

Electronics

2018.05.11

ロボットにイケアの家具を組み立てさせてみた

ロボットにやらせたい仕事として、イケアの家具の組み立て以外に考えつく人は、そういないのではないかと思う。私は、個人的には、あのスカンジナビア産の家具を組み立てるのが好きなのだけど、極めて少数派の意見だろう。それだから、酔っ払ったりハイになった人が、または小さな子どもや年寄りが、イケアの家具を組み立てようとするYouTube動画がたくさんあるんだろうな。そのどれもが、混乱とフラストレーションの後に、馬鹿騒ぎで幕を閉じるという似たようなシナリオになっている。

そんな、醜態をさらす者の中に、ロボットも加えてやろう。