2018.02.08
ArduinoとIRカメラと段ボールで作るバイオリン型の楽器
NINTENDO LABOが待ちきれないIida Naohiroさんが作った段ボール紙ベースのバイオリン型楽器。ポイントは、赤外線ポジションカメラと赤外線LEDを使って位置検出を行っているところ。シンプルなハードウェアで実用性の高いユーザーインタフェイスを実現している。
ソースコードと回路図はGithubで公開されている。
NaohiroIIDA/IRCameraMidi
より詳しい作品解説はこちら。
2018.02.08
NINTENDO LABOが待ちきれないIida Naohiroさんが作った段ボール紙ベースのバイオリン型楽器。ポイントは、赤外線ポジションカメラと赤外線LEDを使って位置検出を行っているところ。シンプルなハードウェアで実用性の高いユーザーインタフェイスを実現している。
ソースコードと回路図はGithubで公開されている。
NaohiroIIDA/IRCameraMidi
より詳しい作品解説はこちら。
2018.02.07
ベラルーシの国境近くで、深夜に鉄道を走るぺたんこなトロッコが国境警備隊によって発見された。どこへ行こうとしていたのか? 何を運んでいたのか? 送り手も受け取る側も、どうやってこいつの到着を知ることになっていたのか? それらは謎のままだが、自動車用バッテリー、小型モーター、アンテナ、そして急いで溶接されたようなフレームといった、普通に市販されている部品を使ってここまでやったDIY精神には興味がある。正面と後方のカーゴゲートが、いい味を出している。
言うまでもないが、これは作ってはいけないものだ。
2018.02.06
私は十代のころ、National Association Rocketryの名誉ある正式メンバーだったので、「モデルロケット安全基準」を忠実に守っていた。だから、自作ロケットを炭酸ガスで飛ばすなんて考えには賛同しなかっただろう。実際、CO2カートリッジにマッチの頭を粉状にして詰め込もうとして指を吹き飛ばしてしまった子どもの話を聞いて、若きロケットオタクの私は震え上がっていたのだ。
だが実際のところ、安全性について気を配り、物理と力学と火に関する基本的な知識があれば、圧搾炭酸ガスは面白い材料になってくれる。
2018.02.05
私はカナダのバンクーバーに住んでいる。毎年、オタワに住む家族が私の家を訪れるのだが、かならず1,000ピースのジグソーパズルをお土産に持ってくる。母は難しいやつを選ぶのが得意なのだ。ピントのぼけた小さな紫の花が咲いている野原や、青一色の長方形といった具合だ。彼らは周りだけ作って帰ってしまう。あとには私と使えないテーブルが残される。私は物事がきちんと片付いていないと気が済まない性格だ。だからハッカースペースで私を見かければ、私はきっと片付けをしている。半端に散らかったジグソーパズルには我慢がならない。
2018.02.02
遊び時間をめちゃくちゃ本気で過ごす人がいる。Dawid Szmandra は、完璧なレゴのクレーンを作って居間を工事現場に変えてしまった。凄いのは見た目だけではない。構造もしっかりしているのだ。下の動画を見て欲しい。かなりの重量を持ち上げることができる。
「Make:」の外部筆者、Sarah VitakがDawidに話を聞いた。
子どものころからレゴで遊んでいたのですか?
もちろん。レゴは大好きなオモチャでした。
何に刺激されて、これを作ろうと思ったのですか?
クローラークレーンです。
2018.02.01
48年ぶりの寒波とかで、筆者のうちのまわりにもどっさり雪が降りました。案の定、雪かきで腰痛に。スコップを持って腰を曲げる動きと、掻き取った雪塊をぐいっと持ち上げてどこかに放る動きが腰の周辺にダメージをもたらします。居座る寒気団を呪いつつ痛い腰をさすりながらtwitterを眺めていて、この雪かきスコップ用フォアグリップの映像を発見したときには、次の雪までに自分も作らなくては! と強く思いました。
フォアグリップによって、前の手の位置が高くなり腰を深く屈める必要がなくなってラクになるわけですな。
2018.01.31
Adafruit Learning Systemに、銅のプリント基板素材を使ってオリジナルの襟章を作る楽しいガイドが掲載された。教えるのはCollin Cunningham。Othermill CNCフライス盤を使ってボードを削り、手で色を塗ってレジンで固めるというものだ。
これを作るには、もちろんフライス盤が必要になる。今のところはまだ、3DプリンターやCNCルーターほど安価にはなっていないが、よく探してみよう。近くのメイカースペースで使えるかも知れない。
2018.01.30
特許は、有効期間中、その発明者に独占権を与えるものだ。有効期限が切れれば、誰もがその発明を自由に使えるようになる。現在のデスクトップ型3Dプリンターに見られる熱熔解積層法(FDM)の技術的な原点は、1992年に特許を取得したScott Crumpにさかのぼる。今や世界中で無数の人たちが、Crumpのアイデアを安価に利用できるようになった。
Crumpが創設したStratasys(ストラタシス)は、当初と同じコンセプトの工業向け 3D プリンターを今も作り続けている。
2018.01.29
普通なら高くて手が出せないツールを安く自作してしまうというハックは、みんなも大好きだろう。Adam Fleischは、5ドルのHarbor Freightエアガンと、77セントのフィッティングと、ペットボトルを使って激安だが、かなり使えそうなサンドブラスト・ガンを作り上げた。
唯一面倒なのは、1/2インチのノズルにグラインダーで穴を開ける作業だ。だが難しいことはない。あとは、ペットボトルの口に穴を開けて、サンドブラスト用の研磨剤を入れて、吹き付けるだけだ。
2018.01.26
写真提供:ブラザー工業
本連載では「メイカーとメーカーの新しい関係」に着目し、企業のなかにいるメイカーや、メイカーグループの活動を紹介している。第4回は、ブラザー工業の「d-faB」の皆さんを取材した。
d-faBはMaker Faire Tokyo 2017に出展し、最新鋭ミシンによるデモンストレーションを行っていた。その内容は、来場者自身による手書きイラストを取り込みトートバッグに刺繍したり、ミシンで導電糸を布に回路として縫い付けた「柔らかなガジェット」の展示したりと、デジタルファブリケーションツールとしてのミシンの可能性を披露していた。