Crafts

2013.07.23

安価な家庭用真空調理器「Nomiku」と「Codlo」

私は浸水型サーキュレーター(真空調理器)、Nomikuの進捗状況をずっと見守ってきた。Kickstarterで大人気となった調理器具プロジェクトだ。Haxlr8rのサクセスストーリーも話題になった。この製品は、高度なレストランの技術を家庭のキッチンに持ち込もうというものだ。鍋に張った水に入れると、水が正確な温度を保つ。そこで真空調理法ができるというわけだ。真空パックした肉をスロークッキングするこの技術はハイエンドの業務用で、調理器具の価格が高いために家庭では真似ができなかった。

Kids

2013.07.22

レゴで義足

Christina Stephensがレゴで自分の義足を作るタイムラプス(コマ撮り)ムービーが素晴らしい。
研究所の仲間から冗談半分に、レゴで義足を作ったらと言われた。

言ってくれるじゃないの。私は家に帰って実行してやった。

真似をしないように。転んで怪我をするから。

でもときには、馬鹿になることも大切。

Fabrication

2013.07.19

Ebayが3Dプリントサービスのアプリを発表

急速に成長する3Dプリントの世界に参加するために、3Dプリンターは必要ない。

EbayはiPhone向けに3Dプリント・マーケットプレースを開始する。

オンライン・マーケットプレースでは、3Dプリントを行ってくれる。販売されているオブジェクトを選んで、カスタマイズして、注文をするだけ。3Dプリントされたオブジェクトが数週間後に届く。

Shapeways、Ponoko、i.Materialise、Sculpteoのオンライン3Dプリントサービスはよく知られているが、毎週のように新しいサービスが生まれている。

Fabrication

2013.07.18

FAB9 第9回 世界ファブラボ会議、国際シンポジウム参加受付開始

オライリー・ジャパン/MAKEも特別協力としてサポートしている「FAB9 第9回 世界ファブラボ会議」。8月21日から27日まで横浜で開催される本イベントは、主に世界各地のFabLabの運営者が参加するものですが、そのなかで唯一このムーブメントに興味を持つ方、すべてが参加できる国際シンポジウムのチケットの販売が開始されました。
世界50ヶ国200箇所以上に広がる、デジタルファブリケーション機器を備えた実験的市民工房のネットワーク、「ファブラボ」。

Electronics

2013.07.18

ポケットに入るArduino開発環境

最近のAndroidマシンとArduinoをつなぐのは簡単。USBホスト変換用のケーブル1本で済んでしまう。でも、Arduinoのプログラミングにパソコンが必要なのでは、開発環境はごちゃごちゃしがち。Androidだけで開発できたらさぞ便利……という流れで紹介するのが、ArduinoDriod。Android上でArduinoのスケッチを開発し、ボードに書き込むためのIDEだ。パソコンは一切不要。Androidスマートフォンを使って片手でスケッチを書くこともできそう。

Electronics

2013.07.17

ATLAS – DARPAの人型ロボット

DARPA では、この数年間、いくつかの人型ロボット(前にも書いたけど)の開発を進めているが、以前と同様、Boston Dynamics と共同で、ATLAS ヒューマノイド を開発中だ。下のビデオを見てわかるとおり、これは弟分の Pet-Proto から長い道のりを経て作られたものだ。Pet-Proto と異なり、ATLAS は身長が188センチ、手首がモジュラー式の腕があり、人間に近い体型をしている。

40秒あたりからが面白い。

Fabrication

2013.07.16

新産業革命とはなんだ?

今や、コンピューターと製造技術の合体により引き起こされた革命のとき。これを「新産業革命」と呼ぶ人もいる。今までのところ、その立役者は、RepRapとその無数の派生品に代表される3Dプリンターだ。その分野には大きなエネルギーが渦巻いている。それは素晴らしいことだ。しかし、このムーブメントの周囲を、本当に必要があってやらなければならないことから離脱した、たくさんの誇張やインチキが取り巻いている。

デジタル製造は本物のムーブメントだ

3Dプリントは素晴らしいが、(下でも述べるが)それはソリューションのほんの一部に過ぎない。

Science

2013.07.12

八谷和彦さん個展「OpenSky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」は明日13日から

「OpenSky」は、メディアアーティスト・八谷和彦氏が2003年より開始した「個人的に飛行装置を作ってみるプロジェクト」です。機体の基本設計、実験機の制作、低高度の試験飛行を経て、ついに2013年、ジェットエンジンを搭載して飛行テストを開始します。

八谷和彦氏は3331と地域との繫ぎ手となるコミッションワーク・アーティストでもあります。これまで羽ばたき飛行機を飛ばす「空フェス!」や、3.11直後の放射能測定をめぐる混乱に対処する「ガイガーカウンター・ミーティング」などを開催。

Electronics

2013.07.12

Microsoftの3Dプリントがすごいワケ

やあみんな。これはMAKEへの初めての寄稿だ。ボクはGeorgia Tech College of Computingの4年生。Georgia Tech Invention Studioでも働いている。これはボクのサイト、Geeks Have Feelingsに掲載した記事だ。

Microsoftは、Windows 8.1に3Dプリントのサポートを埋め込むと発表して、3Dプリントの分野に足がかりをつけた。