Electronics

2016.07.21

テルミンで電球やドリルをコントロール

米本実さんと藤野純也さんがテルミンで電球や電動工具をコントロールする実験をしている。テルミンの出力はMac上のPure Dataで処理されてArduinoへ送られ電力制御が行われます。

テルミン(Moog Music Etherwave Plus)で電球を調光!演奏: 藤野 純也さん。 #SY展 5日目 pic.twitter.com/NLQkLIF24G— 米本 実 (@yonemotominoru) 2016年1月7日

かなり微妙なコントロールが可能なことがわかりますね。

Electronics

2016.07.20

ホットグルーの11の応用、裏技、改造方法

ホットグルーガンは、誰の工具箱にもひとつは入っている必須のツールだと思う。しかし、往々にしてその使い道を限定してしまいがちだ。そう、その名前が示すとおり、グルーガンは「グルー」(接着)のための道具なのだが、もっとずっと多才なのだ。これを溶けたプラスティックを押し出す道具と考えると、いろいろな応用法が見えてくるだろう。型取り、キャスティング、密閉、固定、プロトタイピングなどなどだ。

そこで、YouTubeのチャンネルから、ホットグルーガンのユニークな11の使い方を紹介しよう。

Other

2016.07.19

お馬鹿なレース大会が未来のスマートカーを作る「予算2万ドルの1チームではなく、予算1000ドルの20チームが必要だ」

私は長年のPower Racing Series(電動車レース大会)の大ファンだ。コミカルなほど小さい車体で、運転者が巨人の子どものように見える改造電動車がレーストラックを疾走する様子をみれば、だれでも好きにならずにはいられない。だが、このレースでは、バカバカしさと楽しさが重要だ。Power Racing Seriesは、各地でスマートカーの未来を切り開く次世代のエンジニアやティンカラーを育てている。レースを面白く、そしてバカバカしく保つことで、より多くの人の参加を促し、創造性をさらに高めることになる。

Other

2016.07.15

なぜハンズオン(ミニワークショップ)はMaker Faireにとって重要なのか(+Bay Areaの人気ハンズオン)

私はもう何回もMaker Faireを見てきた。それは仕事としてだけではない(最高の仕事だけどね)。私が最初にMaker Faireを見に行ったのは、「Make:」で働くようになる前のことだ。初めてMaker Faireを見にいったとき(カンサスシティだったと思う)、どれほど面白いものか不安があった。それまで私は、数え切れないほどのクラフトフェアやサイエンスフェアやカンファレンスを見てきた。興奮するMakerたちのブースを数件見てまわったところ、私はそれを理解した。

Kids

2016.07.14

メディアアート作品に親しむ夏休み「ICCキッズプログラム2016」

もうすぐ夏休み。7月16日から8月末まで、ICCキッズプログラム2016が開催される。『気づきフィルター メディア・アートの要素を探してみよう』と題された今年のプログラムでは、メディアアート作品を形作る要素に着目。音を見る、動きを聞くというような、普段、人が自然にしていることを改めて気づかせる作品、タブレット上を動き回ることで指と同じようにコントロールできるロボット、コンピュータの複雑な仕事も単純な働きの組み合わせからできていることがわかる作品などが展示される。

Other

2016.07.13

Maker Faire Tokyo 2016 ポスター/フライヤー配布キャンペーン

Illustration: Ryu Okubo Design: Yosuke Nakanishi + Maker Faire Tokyo

開催まで1ヶ月を切った「Maker Faire Tokyo 2016」のポスターとフライヤーができあがりました。各地のMaker Faireのポスターやロゴはそれぞれの都市を表すシンボルやランドマークを使っていることが多く、Maker Faire Tokyo 2016のラウンドロゴと呼ばれるロゴマーク(この記事の一番下をご覧ください)も富士山をあしらっているのですが、もう1つの東京を表すユニークなシンボルといえば「怪獣」ということで(?)、今回はMakeyと怪獣がポスターに登場しています。

Other

2016.07.13

あなたの製品は中国での生産に向いているか?

素晴らしい製品の設計ができたら、次の段階は大量生産だ。こうなると多くの人は、中国にパートナーを見つけて生産を委託するものと考えるだろう。製造拠点として中国を選ぶのには、いろいろな理由がある。中国は大量生産にかけては宇宙の中心だ。価格も量が増えるほど安くなるし、すぐにでも生産を開始してくれる工場があるように思える。電子製品でも、プラスティックでも、金属の機械加工でも。これほどのレベルで製造ができる国は、中国以外ににはないだろう。

しかし、それほどインフラが整い価格も安い中国なのに、中国以外で生産している人がいるのはなぜだろう。

Crafts

2016.07.11

「Kniterate」は自分だけのニット製品のための3Dプリンター

ニット編みは基本的には3Dプリントだ。1本の素材からパターン、またはコードに従ってひとつの製品に仕上げていく。今でも大昔のコンピューターと同じようなパンチカードを使っている編み機があるぐらいだ。だから、テキスタイル製品とコンピューターは、最初から密に編まれていたのだ。

ニット編みと3Dプリントの類似点と言えば、数年前に、編み機ハッカーのVarvaraとMarの2人がGerard RubioのOpenKnitプロジェクトを教えてくれたときは興奮した。

Other

2016.07.11

Global Space Ballooning Challengeで31Kmまで飛ばしたBalloongineers

毎年、Global Space Ballooning Challenge(GSBC)は世界中からチームを集め、同時に風船を打ち上げて、どこまで高く宇宙に飛ばせるかを競い合っている。大きな気象用風船を使って、カメラやセンサーを搭載して宇宙の端まで飛ばして、さまざまなデータを集めたり、素晴らしい写真を撮影したりもしている。GSBCのサイトによれば、「GSBCの基本の目的は、すべての人が互いに学び合い、互いの達成を助け合うコミュニティを作ることにあり、教育的、技術的発展を目指す」とある。

Other

2016.07.08

メイキングのための時間を作る5つの方法

Makerコミュニティに入ってない人に、私が今行っているいろいろなプロジェクトを見せると、決まってこう言われる。「自分にもそんなことができる時間があったらな」と。私はまず、半分仕事とし自分の好きなことをできる自分の特権を自慢に思うのだが、去年1年、ずっとそう言われ続けたあげく、私の感覚は変わってきた。

まず、みんな正気とは思えないほど忙しく働いている。たしかに、ある程度は本当に忙しいのだろうが、現実にはそれほどでもないことを私は知っている。

私が発見したのは、そうした人たちは、何かを作りたいと思っていないのだ。